学校からのお知らせ
公開授業研究会
11月20日(水)午後7時過ぎ。帰宅しようと職員室を後にする学校研究主任に向けて、皆で口々に「お疲れ!」「お疲れ様でした!」と拍手をしてお見送り。
かながわ学びづくり実践研究・二宮町教職員授業力向上研究として、公開授業研究会を終えた夜のことです。
令和3年度より二宮町小中5校の授業づくりをご指導いただいている教育力向上アドバイザーの吉新一之先生。今年度も4月から年間を通して、校内研究会や研修会でたいへんお世話になっています。この度の公開授業研究会に向けても何度も来校され、研究主任や授業者にアドバイスをいただきました。
「誰一人取り残されない学級集団、学習集団づくり」と「資質・能力を育成するための主体的・対話的で深い学び」を目指して日々取り組んでいる授業づくり。道徳や特別支援級の生活科を含めた11クラスの授業実践を公開させていただきました。続く全体協議会では、昨年度よりスタートした「にのみや学園」の教育目標「認め合い 高め合う 二宮の子」について、‘高め合う子’を授業でどう育てるかに焦点が当てられ、活発な意見交換がされました。来校された皆様からのご意見や感想を力に、教職員一同、今後も授業改善に取り組んでいきます。
冷たい雨が降り寒さ厳しい中、中地区管内の教育事務所、教育委員会、小中学校より来校されました皆様、ご協力をありがとうございました。
(写真は生徒会からのメッセージが書かれた廊下の黒板と体育館での全体協議会の様子)
2年生の職場体験学習を振り返る
「店に入って来たときに大きな声で挨拶ができたり、はっきりとお話ができる子たちだったので、第一印象がとても良かったです。」
「『お手伝いします!』と自分たちから積極的に声をかけ、幼稚園教諭の仕事を体験していました。また体験後には気づきや質問を職員に伝えたり、こちらの回答にも真剣に耳を傾けたりと意欲的だと感じました。」
今月初めに2年生が職場体験学習でお世話になった事業所から送られてきた事後アンケートの一部です。
地域の農業、林業、飲食店、薬局、美容院、病院、銀行、幼稚園・保育園、放送局、郵便局や町役場など約40か所に及ぶ職場にご協力をいただきました。
「職業人・社会人として、今の中学生に期待すること」として同アンケートに書いていただいた有難いお言葉も一部ご紹介します。
「どんな仕事にも楽しい事ばかりではなく、必ず苦しい事もあるってことを知った上で、自分が輝ける仕事を見つけてほしい。」
「今は様々なことを経験してほしいと思います。将来どんな知識や経験が活きるかわからないので、何事にも熱意をもって取り組んでいただきたい。」
各職場の皆様におかれましては、お忙しい中、受け入れの準備から当日、そして事後アンケートまで様々なご対応をありがとうございました。
本物に触れる
2年生の理科「動物の体のつくりとはたらき」の授業。
今日はブタの臓器一つひとつを「酸素を取り入れ、運ぶ」「消化・栄養分の吸収をする」「不要な物質を処理する」という項目に分けて観察します。肺、心臓、胃、小腸、肝臓 等々、触ったりスケッチしたりしながら、気づいたことやわかったことをワークシートに詳しく書き込みます。
授業の感想を一部紹介します。
「筋肉の部分が硬かったり、脂肪がついていたり、穴が開いていたり様々な特徴があって面白かった。」
「画像だけではわからない感触や裏側、匂いまで知ることができて良かった。」
「初めて本格的にいのちに触れたので緊張した。」
「なぜ重いのか、なぜこのような色をしているのかを考えるとき、これまでの授業を活かしつつ考えられた。」
様々な思いをしながら実際に本物に触れるという貴重な体験を通して、写真や映像だけでは得られない大きな学びがあったようです。
楽しい餃子づくり
2年生の家庭科の時間。餃子づくりの調理実習が行われました。
まず一人ひとり、キャベツの千切りテスト。切っている様子をクロムブックで記録します。
その後は班員で「ねぎ係」「にんにく係」‥‥と分担して材料を切り、全員で具を餃子の皮に包みます。
握力テストをしているのでは?と思うほど顔を真っ赤にして、力いっぱい塩もみキャベツの水気をしぼる生徒、
具が余ったからと一度包んだ皮を開いてはせっせと具を足す生徒、
フライパンから皿に盛りつけられた餃子に「うわ~!羽根つきだ!」と歓声を上げる生徒たち。
どの班も和気あいあいと仲良く実習していました。
こんなに楽しく皆で作った餃子は、美味しさもグ~ンとUPですね。
生徒会本部役員選挙
「〇〇〇に清き一票をお願いします!」
朝、昇降口付近で、登校してくる生徒に大きな声で呼びかける運動員たち。
生徒会本部役員選挙運動期間が始まっています。
今年は1年生5名、2年生3名が立候補。
10月1日(火)の公示から始まり、立候補受付、告示、1週間の選挙運動期間を経て、11月1日(金)に立会演説会・投票となります。
今日の給食中は各クラスのTVに政見放送が流れました。「本部役員になったら各委員会を活性化したい」「縦のつながりを大切にしたい」「全校生徒の関わりを増やしたい」等々、立候補者がそれぞれ、わかりやすく自分の思いを語っていました。このような真摯な一声一声が、誰もが安心して楽しく過ごすことのできる学校づくりにつながっていくのだと実感しました。みんな頼もしいです。
(写真は廊下に掲示された選挙管理委員会作成のポスター)
汐鳴祭文化の部を終えて
10月12日(土)汐鳴祭文化の部が終わりました。
例年、文化の部前日の昼までかけて制作していたステンドグラスは、9月中に無事完成。どの学年、どのクラスも細やかなデザインに挑戦し、あきらめることなく最後のパーツの貼り付けまで全力で取り組んだ力作ぞろいでした。
その後約10日間は合唱練習に打ち込みました。クラスでパート別に練習したり、学年内、また学年を縦割りにした体育の部の色別で発表し合ったりして、日に日に声の大きさも増し、表現力も豊かになってくるのがわかりました。当日も一人ひとりが真剣なまなざしで心を込めて歌い上げる姿に、思わず涙を流す教員や保護者も見られました。
また特別棟での教科や部活動、委員会の展示は、日頃の活動の成果がよくわかる内容となっていました。体育館での体育科のダンスや英語科のスピーチ、吹奏楽部の演奏も会場が一体となり、たいへん盛り上がりました。
今年度も当日は、にのみや学園の小学校3校の6年生をご招待し、40名の来校がありました。学校運営協議会やPTA役員の方々による受付、写真撮影、制服バザーの開催等、多々ご協力をいただきまして、ありがとうございました。
〈写真:廊下に飾られた各クラスのステンドグラスの作品〉
1年A組(世界の名所)
1年B組(世界自然)
1年C組(本間の食事)
2年A組(感情の宿った名画)
2年B組(真珠のように輝く神獣)
2年C組(グリム童話)
3年A組(部活)
3年B組(ギリシャ四天王!?)
3年C組(Stories of the world)
3年D組(神獣)
3年生「学年朝の会」
毎週水曜日の朝、3年生は体育館へ集合します。
「3年生は二宮中の生徒として過ごす時間は残り半年。限られた時間の中で、学年全員がそろう時間を大切にしたい」
「進路等の情報を確実に伝えたい。同じ言葉で連絡や想いを伝えたい」という目的で、この10月から始められました。
教室での朝の会同様、生徒の司会で「今日の給食の献立発表」「先生からの話」「その他の連絡」~と会は進みます。
「その他の連絡」では一人の生徒が挙手し「今日は○○さんと○○さんの誕生日です!」と学年全員でお祝い。
二人は照れながら前に出て、15歳の抱負を発表する場面も。朝から体育館に心地よく温かい時間が流れます。
卒業式まで登校する日は95日。入学当初から今日までの様々な場面がよみがえり、「学年で過ごす時間を大切にしたい」という想いがじんわりと心に染み入ります。
ステンドグラス見事に完成
「完成するだろうか?」
この数日間、職員間で頻繁に交わされたこの言葉。
例年、10月の汐鳴祭(文化の部)前日までに仕上げていた各クラスのステンドグラス。
今年度は9月に完成させ、10月は合唱練習に集中しようという新しい試みに挑戦しました。
白い和紙を絵の具で染めて乾かす。黒いラシャ紙を下絵に合わせて切り、和紙を型に合わせて貼り付けていくという作業を繰り返すステンドグラスづくり。細やかなデザインは例年と変わらず、いやそれ以上のものもあり、このような短期間に完成するのだろうか?
「9月27日(金)15:30までに展示完了」というゴールに向けて、一時は「延長が必要では?」と心配する声もありましたが、当初の計画を変更することもなく、本日、全学年、全クラス、見事に完成。
皆、一人ひとりの持つパワーに感動。ただただ「素晴らしい」の一言に尽きます。
(15:30までの残り時間が映し出された教室のTV。残り約1分半というところで完成!)
地域の温かい手
学校運営協議会の地域活動部会で今年度より始めた企画「日頃の授業の地域支援」は地域の皆様の温かいご協力のもと、順調に進んでいます。
技術科のはんだ付け支援、社会科の戦時下に関する講話、数学科の個別支援、体育科の水泳支援、総合的な学習の職業講話に続き、昨日より家庭科の授業で1年生は「ミシンボランティア」の方々にお世話になっています。ミシンの上糸通しなど慣れない作業に戸惑っている生徒がいると、傍らでそっと支援してくださる方の存在は大きいです。「先生!先生!」と助けを求めて連呼されていた声はすっかり消え、「ものすごく助かっています!」と笑顔の家庭科担当教諭。二宮町社会福祉協議会より来ていただいているミシンボランティアの皆様、ありがとうございます。
体育館の改修工事、ありがとうございました。
2学期が始まりました。夏休み中に行われた体育館の改修工事は無事完了。9月4日(水)の放課後は、7月から校舎へ運び出してあった跳び箱やマット、卓球台等々多くの荷物を体育館へ戻す作業が行われました。当日、全校生徒にボランティアを募ると、またまた数えきれないほどの生徒たちが集まり、あっという間に終了。皆、ありがとう!
またこの工事に携わり何度も体育館へ足を運んでいただいた町教育委員会の方々、そして何よりも、夏休み中の猛暑続く日々、体育館で作業された方々に心より感謝申し上げます。
(写真は夏休み中の電動バスケットゴール取り付け作業の様子)
(写真は体育館へマットを運ぶ教員とボランティアの生徒たち)
職員研修WEEK
新学期を間近に控え、今週、教職員は様々な研修会で多くのことを学びました。
猛暑や大雨の中、講師の先生におかれましては、本校教職員のためにお時間をありがとうございました。
8月26日(月)人権教育研修会「こどもの人権を尊重するために考えたいこと」(講師:東京学芸大学より安永千里SSW)
8月27日(火)不審者対応研修会「不審者対応の基礎知識と訓練」(講師:大磯警察より香月さん、栗城さん、鈴木さん)
8月28日(水)教職員不祥事防止研修会(講師:中教育事務所より鈴木健次教育指導員)
8月29日(木)AM 道徳教育研修会「道徳教育マネジメント~道徳科の特性を生かした指導と評価~」(講師:帝京大学より赤堀博行教授)
8月29日(木)PM 校内研究会「不登校生徒と授業のあり方」「中地区授業研究会へ向けて」(講師: 吉新一之 二宮町教育力向上アドバイザー)
新学期、久しぶりに会える生徒たちへの思いをエネルギーに、教職員皆で和気あいあいと研修に臨みました。
(写真は不審者対応訓練の様子)
廊下の柱「安全クッション」交換作業
8月6日(火)午前中、学校運営協議会の学校環境整備活動として、地域・教員・学校作業員、計11名で「安全クッション」の交換を行いました。安全クッションは、廊下の柱の補強部分である金属製アングルに、怪我防止のために取り付けられています。劣化が激しく、交換が必要な箇所は58か所。当日は40か所を目標としてほぼ達成。
まず、劣化したクッションを外し、金属面についた粘着性のある頑固な汚れにシールはがしのスプレーを吹きかけ、スクレーパーや雑巾で削り取ります。1か所につき30分はかかったでしょうか、かなりの時間を要した後、新しいクッションを貼り付けて完成。酷暑の中、エアコンのない廊下での作業に加わっていただきました地域のボランティアの方々、ありがとうございました。
体育館の改修工事いよいよ明日から
本日、1学期が終了しました。明日7月20日(土)から8月末にかけて、本校の体育館は改修工事が行われます。
床の張替えや暗幕の交換、バスケットゴールの電動化等が大規模に行われるため、体育館内に収納されている跳び箱、マット、卓球台、その他諸々の多くの備品をすべて別棟の校舎内に移動しなければなりません。
そこで昨日18日(木)、3年生に教職員のお手伝いを呼びかけたところ、次から次へと数えきれないほどの生徒が現れ、せっせせっせと搬出作業に加わってくれました。当初は昨日と本日の二日間の日程で計画されていましたが、一日目にほとんど作業が終わるという快挙。残ったものは本日午後、1・2年生を含む部活動の生徒たちにより搬出されます。
自ら進んで動く生徒たちの清々しい姿、そして皆で和気あいあいと楽しみながらやろうという姿に感心、感心。
皆のお陰で教職員一同、たいへん助かりました。皆、ありがとう!感謝!
『自分の身は自分で守り、水辺での遊びを大いに楽しむ』
水難事故防止のために今年度も神奈川県ライフセービング協会の方をお迎えして、水辺の安全教室を実施しました。令和4年度から毎年7月に実施しているこの教室。川や海の特性や水遊びの際のリスクを想定した対処法等について学びます。今年度は2,3年生の各教室で行いました。(1年生は実際にプールでの着衣泳が計画されています。)
「流されても決して慌てず助けを待つ」「背浮きは『寒い!』のポーズをとって体温を保つ」「ライフジャケットは密着させて着用する」等々を動画やQ&A、ライフジャケット試着、そしてライフセーバーの方の体験談等を通して確認することができました。
ある日の部活動黒板
ある日の部活動黒板。
各部活動の朝練習・放課後練習の有無や活動場所が所狭しと書かれています。
運動部(陸上競技部以外)は6月29日(土)から始まった中郡中学校総合体育大会を先週末に終え、次の中ブロック大会へ向けて、練習により一層力が入っています。
吹奏楽部は7月末にコンクールを控えており、連日、気迫に満ちた演奏が校舎内に響き渡っています。
美術部、手工芸部も10月の汐鳴祭文化の部に向けて、チームワークを大切に日々の活動に取り組んでいます。
戦時下の二宮町を知る
6月28日(金)社会科の授業で3年生を対象に、「戦時下の二宮を記録する会」の藤田さん、高木さん、善波さん、吉成さんをお招きして、戦争中や終戦直後の暮らしについて講演をしていただきました。これは、本校学校運営協議会の学習支援部会の取組です。
「大勢の前で話すのは緊張するね。昨日は眠れなかったよ。」と藤田さん。
84歳~91歳の二宮町在住の4名の方々の長野県や満州での生活体験も交えた戦時下のお話に皆、聞き入っていました。
3年生一人ひとりの振り返りシートは、聞き取った内容や感想がびっしりと書き込まれ、中には裏面に及んだり、紙を貼り足しているものまでありました。その中から一部抜粋して紹介します。
「自分にとって(戦争)は教科書の中のお話だったが、実際にその時代を生きた方のお話は確かに戦争というものがあったのだと感じさせられた。」
「教科書や資料などで目にしたことしかないことを実際に聞くと現実味があって戦争への恐怖が大きくなった。中学生の勤労動員は学習したけど、小学生でも農家の手伝いを毎日していたと知り驚いた。」
「ここまで詳しい戦争の実体験を聞いたのは初めてだったから、戦争の恐ろしさを改めて知った。」
「お話を聞いて本当に戦争の時代があったのだと感じた。この先もずっと争いのない平和な日本であってほしいなと思った。そのためにこれからの時代を生きる人たちが戦争の恐ろしさを伝えていかなければならないと思った。」
1学期末テストを終えて
1学期末テストの最終日である6月26日、体育館にて部活動壮行会を行いました。
夏の大会やコンクールを控えている各部活動の部長が部員と共に登場して、全校生徒へ向けて熱い意気込みを伝えました。
また、これからいよいよ本格的に進路選択をスタートさせる3年生全員に向けて、その成功を祈るエールを送る会としました。
(写真は手工芸部による「梅雨」がテーマの紙粘土作品)
安全な水とトイレを世界中に~複雑な世界から目をそらさない~
国際協力NGOワールド・ビジョン・ジャパンの駐在員としてケニアで水・衛生改善事業に携わっている遠藤さんが、6月14日、本校3年生の各教室で、国際協力について講義してくださいました。エチオピアの13歳の少女が朝6時半からほぼ1日かけて生活用水を汲みに行く映像や遠藤さんが支援しているケニア西部マグンガ地域のスライドも見ながら、途上国の人々が現在直面している水・衛生問題、それらに対する国際協力のあり方について学びました。
「複雑な世界から目をそらさないでほしい。『誰が悪い』など白・黒ではなく、世界を様々な角度から見て考えることが、持続可能な支援につながる。」
日々、現地で人々と関わりながら様々な経験を積み上げている遠藤さんのお話はたいへん説得力があり、国際協力のあり方について考えを深めることができた有意義な時間となりました。
自らも中学2年生の時に海外協力経験者のお話を聞いて国際協力に興味を持ち始め、その後、夢を一つ一つ叶えてきた遠藤さん。今回の遠藤さんのお話で、これからの人生に影響を受けた3年生も少なからずいることでしょう。
二宮町出身の遠藤さんは、JICA青年海外協力隊員としてケニアに派遣されている本校の古澤教諭とナイロビで食事をしたそうで、その時の様子もうかがうことができました。
遠くのケニアで活躍している二宮町出身の若者二人。頼もしい限りです。
午前中4時間、3年生4クラスの講義を終えた後、遠藤さんの中学校時代の野球部顧問と担任(私)を交えて3人で給食を食べながら当時のことを懐かしく語り合えた時間もたいへん幸せなひとときでした。
遠藤さん、一時帰国中の貴重な時間を我々のためにありがとうございました。
修学旅行で京都・奈良方面へ
3年生は6月3日(月)~5日(水)の日程で京都・奈良方面の修学旅行を終えました。
3日間天候にも恵まれ、傷病者が出ることもなく、3年生122名全員が参加することができた思い出深い旅となりました。
生徒たちは、古都に息づいた文化や数々の世界遺産に触れながら、仲間との時間を笑顔いっぱいで過ごしていました。
6月3日(月)東大寺/ 奈良公園(班別散策)/ 薬師寺 (京都泊)
6月4日(火)京都班別自主見学(京都泊)
6月5日(水)大阪城
湘南にのみや530(ゴミゼロ)キャンペーンに今年も参加
5月25日(土)梅沢の海岸清掃。町民の皆さんと共に今年も厚生委員会、吹奏楽部、サッカー部、有志79名と教職員6名が参加しました。
解散後、サッカー部は現地に残り、恒例の砂浜での走り込みを実施。「海で走るのは疲れるけど、毎月やりたい!」とリクエストする部員もいたとか。
二宮中の目の前に広がっていた砂浜が台風で削り取られる前は、部活動で走ったり、海岸清掃をしたり、時には砂浜に腰かけて担任が生徒の悩みを聞いたりしたものです。遠い昔の日々を懐かしく思い起こしました。
静まり返った避難訓練
5月24日(金)二宮消防のご協力を得て、火災を想定した避難訓練を行いました。
「たいへん静かにグラウンドに移動していましたね。ふつうはガヤガヤおしゃべりが聞こえたり、我々消防士の姿を見てざわついたりするのですが。」と消防署の方からお褒めの言葉をいただきました。確かに今回の避難訓練はいつになく静かでした。皆、防災頭巾をかぶり、顔は真剣そのもの。汐鳴祭等の行事だけではなく、今日のような大切な訓練にも真面目に取り組むことができる生徒たち。素晴らしいです。
(写真は、避難訓練後の地区別集団下校訓練の様子。担当教員と共に通学路の危険個所を確認しながら歩きました。)
汐鳴祭体育の部~熱き青春の血汐、鼓動が鳴りひびく~
5月18日(土)晴れ渡る青空のもと、汐鳴祭体育の部が開催されました。
「勝負には負けたけど、気持ちは1番でした!」こんがり日に焼けた3年生が、清々しい笑顔でにっこり。
日々の練習から競技一つひとつに全力を注ぎ、たいへんな盛り上がりを見せた体育の部。会場準備や当日の運営に関わった委員会の生徒たちも自主的によく動いていました。グラウンドの片付けの時も1年生が「何か手伝うことはありますか?」と先輩に聞いていて感心。
運動が得意な人もそうでない人も、支え合って力を出し切り、笑顔があふれる汐鳴祭体育の部となりました。
(写真は、汐鳴祭のスローガン「文武没頭~熱き青春の血汐、鼓動を鳴らせ!~」の横断幕。美術部と手工芸部が作り上げました。ところが一昨日の夜、強風で引き裂かれてしまうというハプニング。昨日夕方、修復が完了しました。間に合って良かったです。)
本番さながらの熱い練習
連日、汐鳴祭体育の部の練習に熱が入っています。
体育の授業や給食後の昼休み練習、そして放課後練習と昨日までは学年別に取り組んできました。
今日は学年縦割りの色別練習。体育館では大縄跳びの「1,2,3,4~」という掛け声と「ドスン、ドスン!」という足音が大きく響いています。「もっと縄を引いて!」と先輩から指導されながら、徐々に回数を伸ばしていく1年生。
グラウンドでは8人9脚、9人10脚~の「ビッグウエーブ」の練習。「1,2,1,2,」の掛け声が「〇〇、〇〇~」といつの間にか担任の名前になっていたり、クラス全員リレーに担任が加わって負けじと力走していたり、生徒も教員もみんな笑顔、笑顔で実に楽しそうでした。
澄み渡る青空のもと、皆で力を合わせて一つのものを作り上げていくことができるこの平穏な環境に感謝します。
学校運営協議会の新しい企画
学校運営協議会(地域活動部会)の新たな企画です。今年度より地域の方に日頃の授業支援に入っていただくことになりました。その第一弾は、技術科のはんだ付けの授業です。今後のラジオづくりに向けて、まず「はんだごて」を用いて配線を接合する練習をします。地域の方の支援を受けながら皆、やけどに気を付けて慎重に真剣に、はんだ付けに取り組んでいました。
今回も学校運営協議会委員である地域学校協働活動推進員に地域の人材を紹介していただき、新たな地域とのつながりができました。
生徒朝会
4月19日(金)の生徒朝会では、汐鳴祭のスローガン発表と体育の部の色決めが行われました。
今年度より体育の部と文化の部共通のスローガンとし「文武没頭~熱き青春の血汐、鼓動を鳴らせ!~」に決定。
全校生徒にとったアンケートをもとに、体育委員と文化委員が考えました。「汐鳴」という文字も入っており、汐鳴祭にかける皆の意気込みが伝わってくる躍動感あふれるスローガンです。
生徒朝会は、生徒会本部役員が準備・進行に携わり、体育委員、文化委員も大活躍でした。
(写真は、各クラスの色決めに使った手作りのカード)
新入生生徒会入会式
4月8日(月)生徒会が中心となり、委員会や部活動について新入生に紹介する「生徒会入会式」が行われました。どの委員会も、自分たちの仕事に誇りをもって楽しんで活動している様子がうかがえました。活動内容を模造紙に箇条書きしたり、ステンドグラスの実物を紹介したり、わかりやすい発表を工夫していた点もとても良かったです。
また部活動紹介も素敵なユニフォーム姿や自分たちの手作り作品を披露してくれ、日頃のチームワークの良さも大いに伝わってきた発表でした。新入生は明日9日(火)から仮入部期間が始まります。
令和6年度入学式
4月5日(金)令和6年度入学式が行われました。この入学式を待っていたかのように、桜の花も満開の時期を迎えました。当日は雨天となりましたが、雨の恵みを受けながら咲き誇る桜の花の美しさが、これから始まる新入生の学校生活にエールを送っているかのようでした。
新3年生は、前日4日(木)の準備登校で、机・椅子の各教室への移動、教科書の準備、校舎内外の清掃、「ニノナビ」づくり、そして体育館の入学式会場準備など、多岐に渡る仕事を皆で協力しながら積極的にこなしていました。
第76回卒業式開催
3月12日(火)第76回卒業式が開催されました。
ご来賓の皆様、保護者の皆様におかれましては、寒さ染み入る雨の中、ご来校いただきましてありがとうございました。3年生は自分で選んだ道に自信と誇りをもって、実り多い人生を歩んでください。
卒業おめでとうございます。
保健室前の掲示板。
いつもは保健委員会の生徒によって、その日の「給食の献立紹介」が書かれています。
何やら今日は違う模様。
「3月12日(火)今日の主役は3年生です
3年生ありがとう そして 卒業おめでとう
明日からの担当は2年生です」
2年生の粋な計らいに拍手。
災害を視点に「中学生ができること」を考える
3月1日(金)総合的な学習の時間、地域の井上岳一さんによる防災講演会が1年生を対象に開催されました。
井上さんには、昨年度、地域を対象として「地域防災とコミュニティ」をテーマにご講演いただいたご縁で、今回の企画が実現しました。1年生は「土の力、森の力、人の力」は災害に強いこと、自分たちの住む地域をよく知って災害に備えることの大切さを学びました。歴史や自然環境、人とのつながりなどの様々な視点から、災害への意識が高められ、災害時に自分たちにできることを考えるヒントをたくさんいただきました。
ふたみ記念館「にのみや子ども作品展」
二宮町ふたみ記念館 展示ギャラリーにて本校の生徒作品が展示されています。
日時:2月21日(水)~3月3日(日)
10時~16時(入場は15時30分まで)※休館日は月・火曜日
美術科担当教諭にその見どころを聞きました。
1年生「平面構成、野菜と果実の彫塑」(約50作品):『野菜や果実の‛見えない中の色’を考えながら外側の色付けをしました。』
2年生「アートガラスの空想画」(約50作品):『現実にはありえない世界のデザインを楽しんでください。』
3年生「パラパラアニメーション」(ほぼ全員の作品):『最後の‛落ち’に心温まる作品や予想外に展開する作品など個性豊かに仕上がりました。』
※本校の保護者様には、二宮町教育委員会からの特別招待券付ご案内を配付させていただいております。
3年生の防災体験学習
2月21日(水)3年生防災体験学習が実施されました。
まず、能登半島地震の被災地へ赴き、支援活動に携わった町役場と消防の方2名のお話を伺いました。さらに最近の二宮町の台風被害状況の映像も数枚提示されました。
また、テントの中に充満した煙の中を歩く体験や水消火器体験をし、心肺蘇生法も学びました。避難所展示見学では、実際に仮設トイレ等を設営し、様々な工夫が凝らされていることに感心。近年国内外での度重なる避難所設営の経験が、必然的にこれらの工夫を生み出したのでしょう。
「災害は怖いけれど、今では適切に対処すれば落ち着いて行動できると感じている」と生徒の感想にあるように、盛りだくさんの体験を通して、 災害に備えて訓練をすることの大切さを教えていただきました。
多大なるご協力をいただきました二宮町防災安全課・二宮町消防の皆様、そして貴重なこの体験学習を時間をかけて企画してくださったPTA本部方々、ありがとうございました。
(写真は水消火器訓練の様子)
小学生、ステンドグラスづくりに挑戦
二宮小学校の特別支援学級6年生が来校し、本校の特別支援学級の生徒と共にステンドグラスづくりに取り組みました。6年生の卒業制作にステンドグラスの技法を用いるということで、この度、企画されました。
今日のバレンタインデーにちなんだデザインにみんなで挑戦。カッターを使って黒画用紙を切り抜き、絵の具で染色された和紙を貼り付けていきます。
どのような作品ができあがるのか具体的にイメージできるように、傍らには汐鳴祭文化の部で制作した3年生のステンドグラスが並べられていました。そして中学生も小学生の隣で、良きお手本になるよう、慎重に作業を進めます。教室(図書室)全体がステンドグラスを完成させるぞという意気込みで溢れ、やがて一つひとつ色づかいの異なった味わい深い素敵な作品が次から次へと完成しました。
手羽の骨格標本づくり
3年生は、理科の授業でニワトリの手羽を用いた骨格標本づくりを行いました。
ヒトとニワトリの骨格を比較し、見かけの形やはたらきは異なっていても、起源は同じものである「相同器官」についての実験です。「なるほど」と2年生で学んだ筋肉や骨の働きについても実感を伴いながら復習することができました。入れ歯洗浄剤や糸ようじなどを用いて手羽を扱う一人ひとりの真剣なまなざし。「うわっ!できた!」と弾む明るい声。しばらく続いている受験勉強の合間に、何とも言えない心地よい風が吹き抜けました。
ケニアの魅力を学ぶ
本日、中学1年生の社会科の授業で、ケニア共和国とオンラインによる交流授業が行われました。講師は、現在JICA青年海外協力隊員としてケニア共和国に派遣されている古澤教諭です。古澤教諭は昨年3月まで本校で勤務していました。
スクリーンには、集まってきた現地の子どもたちや広々としたグラウンドも映し出されました。学校は年中~中学2年生が600名ほどおり、1クラス約40名。20名分の机と教科書を共有して使っているそうです。皆、語学習得に意欲的で、中学1年生は3言語(部族語・スワヒリ語・英語)が話せ、更に外国語を学んでいるとのこと。文化の特徴や日本政府の支援についても聞き、日本とのつながりや今まで辿ってきた歴史について考える契機となりました。
講話の後の質問コーナーも「これを聞きたい!」と3回も質問をした生徒が出るほど、たいへんな盛り上がりを見せました。
完成した「中華街調べ」
特別支援学級前の廊下に掲示された「中華街調べ」。本日完成しました。
昨年11月末に特別支援学級の生徒は校外学習で横浜市にある日本新聞博物館と中華街を訪れました。事後学習として数週間かけ、皆で分担して「中国の食文化・歴史・スポーツ・ことば」「中華街の誕生・門」などについてまとめました。
「中国といえば卓球?答えはこの中に!」など読む人を楽しませる工夫や、すぐに使える簡単な中国語一覧などもあり、読み応えのあるしっかりとしたまとめになりました。時間をかけてじっくり作り上げたものの持つパワーを感じました。
「ウインターカード・冬の俳句・川柳展」と手工芸部の作品展示
「季節に対する意識を高め、四季の豊かな日本で生活する生徒の感受性を高める」「表現したものを発表し合うことで、互いを認めあう」という目的で、文化委員の生徒が企画した「ウインターカード・冬の俳句・川柳展」が2月16日(金)まで2・3年昇降口(北側)で行われています。
その隣には、手工芸部の生徒の作品が飾られています。フエルトを貼り合わせて思い思いに新年や干支を表現しました。3年生が引退し、手工芸部は現在1,2年生合わせて19名(男子10名、女子9名)となっています。1か月に一作品を目安に制作。昨年の夏は陶芸にも挑戦しました。次は何を作るのか、楽しみです。
令和6年度新入生保護者説明会開催
1月19日(金)令和6年度新入生保護者説明会を開催しました。
14:00からの開催に向けて、昼休みに2年生のボランティアが体育館へ集合。約30名と予想以上に多くの生徒が集まり、床にシートを敷いたり、パイプ椅子を並べたり、あっという間に準備が完了しました。学年主任の「みんなありがとう!」のことばに皆で拍手するなど、冷える体育館が和気あいあいと温かい空気に包まれました。会が始まり「制服・持ち物」の説明の場面では、制服姿、体操服姿の2年生4名がモデルとなって登場。もうすぐ最上級生となる2年生。大活躍でした。
また「サイバー社会で子どもたちを守るためにできること」をお話いただきました大磯少年補導員連絡会の方々、ありがとうございました。
新学期を迎えて
能登半島地震により被災された方々へお悔やみとお見舞いを心より申し上げます。
さて、3学期が始まりました。今現在、3年生は自分の選択した進路を見つめ、多くの生徒が2月の高校入試へ向けて努力を積み重ねています。
1,2年生は頑張る3年生の姿に、やがて迎える進路選択の場に立つ自分自身を重ね、改めて気が引き締まる思いでしょう。
皆で認め合い、高め合って、皆、笑顔で今年度末を迎えられるよう期待しています。
(写真は、職員玄関に飾られた素敵な手作りの龍)
学期末を迎えて
学期末を迎えて昨日で給食も終わり、本日12月21日(木)より3時間授業となりました。
1~3学年がそれぞれ、体育館での学年集会、グラウンドでのレクリエーション、大掃除に取り組みました。
1年生の学年集会では、生徒が司会進行を務め、学校生活MVPの表彰、生徒から教職員への嬉しいメッセージや各教職員からの話がありました。最後は、昨夜遅く完成したという恒例の「学校生活スライドショー」の鑑賞で大いに盛り上がっていました。
グラウンドでは、雲一つない澄み切った青空のもとでドッヂビーや氷鬼、サッカー、バレーボール、テニスなど各学年で企画したレクリエーションを仲良く楽しむ元気な声が半日、響き渡っていました。
小学校で再び輝きを増したステンドグラス
10月14日(土)汐鳴祭文化の部へ向けて各クラス皆で力を合わせて作り上げたステンドグラスが、12月現在、学区内の二宮小学校に飾られています。小学2年生の図画工作でカッターの基本的な使い方を学んだ小学生たちが、細やかにカッターで切り抜かれ、絵の具で染めた和紙が貼られたステンドグラスの作品を見ることで、小中一貫教育における学びのつながりを実感できればという願いでこの企画が実現しました。これらのステンドグラスは、2月には一色小学校に飾らせていただく予定になっています。
長年、文化の部で作り続けられている「伝統のステンドグラス」が、施設分離型小中一貫教育校「にのみや学園」の中で、小学校と中学校をつなげる架け橋になっていることは嬉しい限りです。
2年生と地域の「地域懇談会」
12月8日(金)の午後、総合的な学習の時間の地域学習として2年生が地域の方との地域懇談会を行いました。
学校運営協議会と連携して、農業・子育て・福祉・地域全般の分野から5名の地域の方にご協力をいただきました。二宮町の住環境の素晴らしさ、町を離れてわかる二宮町の良さなどが多々ある一方で、農業の存続の危機、高齢化や少子化問題、商店街の後継者問題、地域活動の希薄化等の課題が共有されました。
生徒からも積極的に質問や意見が出、中には挙手をして「今日はありがとうございました!」と思わずお礼を述べる場面も。様々な分野でご活躍されている地域の方と顔を合わせ、二宮町への熱い思いや意見を聞くことで自分の考えを広げ、地域学習に新たな視点を増やすことができた貴重な時間となりました。
今日は二宮中の希望献立
保健室前の廊下にあるホワイトボード。毎日、給食の献立を保健委員会の生徒が紹介しています。
12月4日(月)の給食は、二宮中学校の希望献立でした。
「ごはん、オレンジジュース、さばの味噌煮、ワンタンスープ、クリーム大福」
1学期に全校生徒を対象に保健委員がアンケートをとり、それをもとに委員会の時間に話し合うなど時間をかけて決めた特別な献立です。
保健委員と整美委員、頑張りました
11月27日(月)学校保健委員会が開催されました。
「健康的な生活を送るために」をテーマに、保健委員会と整美委員会が企画・運営を担当。体育館への学年ごとの移動を放送で指示したり、司会進行をしたり、会場の準備・片付けも含め、生徒たちは大活躍。そして全校生徒を前に、掃除の極意、忙しい人のための運動法、スマホ依存の改善法等々、心とからだの健康維持にまつわる興味深い話題を次から次へとわかりやすく発表していました。自分たちで実施したアンケート結果を分析・考察したものに基づいて、それぞれの項目をまとめていた点も良かったです。
また後半は、二宮町保健センターの保健師の方々が「健康ってなんだろう」というテーマで講演してくださいました。「未病」ということばを中心に、皆で学ぶことができました。
授業研究会開催
11月24日(金)二宮町教育力向上アドバイザーの吉新一之氏をお迎えして授業研究会が開催されました。
今年度に入り、4月・8月に校内授業研修会を実施し、6月・9月に続く今回の授業研究会は、6校時に1年生2クラスがそれぞれ国語、理科の授業を公開しました。各教室では、積極的に挙手をして自分の意見を伝えたり、班員と話し合いながら協力してホワイトボードに書き込んだりと、皆、たいへん意欲的に授業に取り組む姿がありました。また授業が終わると廊下に出していた机を積極的に片づける生徒もいて感心しきり。
授業後の教職員による研究協議会では、研究テーマである「誰一人取り残されない学級集団、学習集団づくり」「資質・能力を育成するための主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて、熱い議論が交わされました。
「私とパラリンピック~中学生へのメッセージ~」三浦 浩氏をお迎えして
11月16日(木)かながわアスリートネットワーク協働事業として、全校生徒を対象にパワーリフティング競技の三浦選手の講演会が開催されました。三浦選手は、パラリンピック三大会(ロンドン / リオ / 東京)に連続出場を果たし、更に車椅子カーリングやパラサーフィンにも取り組まれるなど、日々、挑戦し続けている方です。
「自分を信じて / 自分に誇りをもつ / 失敗も成功につなげる / 自分を信頼すれば自信になる」
「努力する人には様々なチャンスが訪れる」
一つひとつ語られるどのことばにも説得力がありました。
その他にも、これから受験を控えている3年生に歌の贈り物(ギターの弾き語り)をいただいたり、部活動に励む1・2年生(や教職員)には筋力増強の秘訣などを教えていただいたりし、和やかな楽しいひと時を過ごすことができました。
司会や講師紹介、お礼のことばを担当した3年生もたいへん立派でした。
令和5年度第3回学校運営協議会開催
11月14日(火)第3回学校運営協議会を開催しました。今回は協議会の前の5,6校時の授業参観に本協議会委員と学区の地区長・民生委員の方々をご招待。地区長・民生委員の方々が10名ほど来校されました。授業参観の合間に、全教室出入口に掲示された生活委員会作成のポスターにたいへん興味を示され、多くのポスターが「8時30分には教室に入ろう」となっている中、「これは、8時25分と書いてあり、余裕をもって登校しようというのがいいわねえ。」と感心されていました。(写真)
日頃から、登下校をはじめ多くの場面で児童・生徒を見守ってくださっている地域の方々の温かい存在を改めて感じました。
≪協議会の内容≫
①学校運営について(学校 / 各学年 / 特別支援級)
②学校運営協議会3部会「学習支援 / 学校環境整備(施設・防災)/ 地域活動」の取り組み
③学校研究について
④総合的な学習の時間について(2学年生徒が参加する地域懇談会)
⑤学校評価について
⑥PTA / 地域より
にのみや学園特別支援学級交流会
11月7日(火)にのみや学園の小中学校特別支援学級交流会が開催されました。
二宮中学校は開会式と閉会式の担当でした。写真は会場に掲示した生徒手作りのプログラムです。
小学生にもわかりやすいように大きく書いたり、イラストを多くしたり工夫したそうです。
「思っていたより緊張したけど、頑張りました!」と司会に挑戦した生徒がちょっぴり照れながら語ってくれました。
交流会は各校が用意した「じゃんけん大会」「クイズ大会」「チェッコリ玉入れ」でたいへん盛り上がり、仲間とのふれあいを思いっきり楽しんでいました。
2年生福祉体験学習
11月2日(木)総合的な学習の時間に、2年生は二宮町社会福祉協議会のご協力を得て、福祉体験学習に取り組みました。「車いす操作法体験」「高齢者疑似体験」「視覚障がい者の理解と白杖体験」「ボッチャ体験」の4コースから、一人2コースを選択して体験しました。生徒の感想の一部を掲載します。
「高齢者疑似体験は動きにくく、一つ一つの小さな動作で疲れた。腰が曲がった状態なので視界が低かった。筋力がある私たちがここまで疲れてしまうなら、高齢者の方は想像以上にたいへんなのかなと思った。」
「視覚障がい者体験は、目隠しをして歩いてみたけれど、道もわからず小さな段差でもとても怖かった。ガイドヘルパーが道を教えてくれることがどれだけ助かるかを感じることができた。」
(写真:おもりを手足につけ、聴覚・視覚が制限された中で杖をついて歩く高齢者疑似体験)
ある昼下がり
汐鳴祭文化の部を無事終えて、日常が戻ってきました。
給食が終わると一目散にグラウンドへ向かう生徒たち。雲一つない青空のもとでサッカーボールを懸命に追いかける楽しそうな表情に心が洗われます。朝礼台の上で日光浴をしながら生徒たちを見守る教員。その傍らで和気あいあいとおしゃべりする生徒たちの姿もあり、平穏な日々を送ることができていることに感謝、感謝。
汐鳴祭文化の部を終えて
10月14日(土)汐鳴祭文化の部が終了しました。1学期から各クラスで合唱曲やステンドグラスのテーマを選定し始め、この10月までの月日をかけて、合唱・ステンドグラスの作品を完成させました。
合唱は皆、歌詞の意味をかみしめながら美しいハーモニーを響き渡らせ、クラスそれぞれの味わい深さを醸し出していました。聞いていた教員が「仕事でこんなに感動できるなんて!」とぽつり。また「指揮者が最後まで歌に合わせられた!」と感動して涙にくれる教員も。閉会式では3年生の合唱への熱い想いに応えるべく、涙で声を詰まらせながら音楽科が講評する場面もありました。合唱はいいものです。
ステンドグラス制作も、活動時間などが縮小される中ではありましたが、デザインが細かくなった上、趣向が凝らされて、どの学年も大健闘でした。作品を一枚一枚眺めていると、完成するまでに至る教室や廊下での様々な活動、皆の真剣なまなざしがよみがえってきます。皆、ここまでよく頑張りました。
今回はこの4月よりスタートした施設分離型小中一貫教育校にのみや学園として、町内の小学校3校の6年生をご招待したところ、50名の来校がありました。また学校運営協議会やPTAの役員の方々による受付・見守りや写真撮影等、多々ご協力をいただきまして、ありがとうございました。
汐鳴祭文化の部へ向けて~制作風景~
汐鳴祭文化の部へ向けて、各クラスでステンドグラスの制作が進められています。
自分たちの手で染め上げた和紙を黒いラシャ紙に貼り合わせた二宮中学校特製のステンドグラス。
出来上がった作品が窓ガラスに取り付けられ、光を通してどのような絵物語が展開されるのか、今から楽しみです。
①白い和紙をアクリル絵の具で染める。
②染められた和紙を干す。
③黒いラシャ紙を下絵に合わせてカッターで型を抜いていく。
④和紙を型に合わせて一つひとつ切り、糊付けする。
「二宮中マルシェ」またまた大盛況
10月1日(日)二宮町スポーツフェスティバルと同時開催のマルシェに本校の2年生3チーム12名が出店しました。
二宮小学校で体力測定やスポーツ体験を終えた人たちをはじめ多くの人たちが、生徒手作りのアクセサリーやキーホルダー販売や射的・輪投げコーナーに立ち寄ってくださいました。中学生の企画力や発信力を活かし、地域とのつながりを深めたいとの思いで、学校運営協議会が中心となり生徒へ参加を呼びかけたこの企画。前回3月の「はらっぱマルシェ」に引き続き、生徒は自分たちのアイデアを活かしながら生き生きと楽しそうに活動していました。ご来店いただきました皆様、温かいお声かけ等ご協力をありがとうございました。
(写真は校内に掲示したマルシェへの来店を呼びかける生徒手作りのポスター)
第1回小中学校児童生徒交流会
今年度4月よりスタートした施設分離型小中一貫教育校にのみや学園。
その「にのみや学園プロジェクト」として「第1回小中学校児童生徒交流会」が9月27日(水)、二宮西中学校と本校にて開催されました。
小学校高学年の児童が進学先の中学校の授業を見たり、部活動を体験(見学)したり、中学校生活に触れることでより大きな安心感をもって中学校に進学できるようにすることが目的です。例年、年度末に1回実施されてきたものが、今年度は3回となり、第1回目となる昨日は、まず5校時の授業参観、そして体育館にて生徒会による中学校生活の紹介、部活動見学という内容でした。
(写真:生徒会によるスライドを用いた中学校生活の紹介)
令和5年度第2回学校運営協議会開催
9月19日(火)第2回学校運営協議会を開催しました。今回は協議会の前に授業参観、施設(修繕箇所)見学、町の防災安全課のご協力を得て防災倉庫見学を企画。施設分離型小中一貫教育校「にのみや学園」として、中学校区内の小学校2校の学校運営協議会委員の方々もこれらの企画に参加され、その後の協議会も傍聴されました。
≪当日の内容≫
①学校運営について(学校・各学年・特別支援級)
②学校運営協議会3部会「学習支援、学校環境整備(施設・防災)、地域活動」の取り組み
③学校研究について
④汐鳴祭文化の部について
⑤総合的な学習の時間について
⑥全国学力・学習状況調査の結果分析について
いのちを守る「交通安全教室」開催
9月15日(金)、全校生徒を対象に本校グラウンドにて交通安全教室が開催されました。スタントマンの実演により、交通事故の恐ろしさが視覚的に訴えられ、トラックの特性(運転席からの視界や左折時の内輪差)についても理解することができたようです。何気ない当たり前の生活、そして自分の大切ないのちを守るために、今日の学びを大いに活かしてほしいと思います。
新学期間近、教職員の研修会
新学期を間近に控え、教職員対象の校内研修会を開催しました。
8月29日(火)人権教育研修会「人権教育の推進について」(講師:中教育事務所 岡田 社会教育指導主事)
8月29日(火)校内研究研修会「各教科における問題解決学習の課題づくり」(講師:吉新 二宮町教育力向上アドバイザー)
8月30日(水)生徒指導研修会「生徒のSOSに気づくには」(精神保健福祉センター出前講座 講師:ヴィヒャルト 臨床心理士)
新学期、元気に登校してくる生徒たちの顔を思い浮かべながら、教職員皆で和気あいあいと研修に臨みました。
(写真は校内研究研修会)
小学校の先生、吹奏楽部へ
施設分離型小中一貫教育校「にのみや学園」の取り組みの一つとして、小中学校の教職員が教科など14の部会に所属して、小中学校9年間を見通したカリキュラムの研究を進めています。今日は音楽科部会の試みとして、小学校の教職員2名が、本校の吹奏楽部の活動を参観しました。生徒たちは「小学校の頃の担任の先生だ!」「音楽を教わったことがある!」「算数は基礎と応用を教えてくれて、達成感を味わえる授業でした。」「今日は楽器の吹き方を教えてもらって良かったです。」等々、久しぶりの再会を喜び、楽器の練習にも、より一層、力が入った様子でした。
2学期以降は二宮中学校の教職員が学区の小学校を訪問し、給食や清掃活動の様子を参観したり、授業参観・実践したりする教職員の異校種間交流を通して、児童・生徒理解を深めていきたいと思っています。
さあ、今日から夏休み
昨日の終業式では、各学年代表が1学期を振り返りながら「代表のことば」を述べました。
3年生代表は「体育祭は、色、学年、クラスに関係なく応援していてすごく良い雰囲気だった。この体育祭でより一層クラスの仲が深まった。」「修学旅行は小学校ではコロナの影響で行けなかったので、友達と一緒にホテルに泊まるということがとても新鮮だった。友達とふざけあったり、はしゃぎすぎて注意されたり、何気ないひと時がとても楽しかった。」等々、入学式準備から始まったこの1学期がとても充実していたことを伝えてくれました。
≪写真は、終業式当日朝のある教室の黒板。1学期、毎朝担任からのメッセージが書かれていました。≫
≪また終業式の朝限定で特別に担任からのメッセージが書かれているクラスも。
‛さあ、さあ1学期も今日で終わりです。 (中略)
みんなにとってはどんな1学期だったでしょうか?
私にとってはすごく思い出深い1学期でした。
先生になって良かったなって本当に思います。
そう思わせてくれてありがとうね。’ ≫
ある七夕の短冊から
先日の七夕から、教室内や教室前廊下に飾られている笹飾り。
「お孫さんが『家族や親族が長生きしますように』と短冊に書いていましたよ。」とその生徒の(父方の)祖母にあたるAさんに話す機会がありました。
Aさんを喜ばせようとお伝えしたのですが、「つい最近、(母方の)おじいちゃんが亡くなってしまったから、そう書いたのかな。」という思わぬ返事。忌引きでのお休みはなかったので、学校はご不幸を把握していませんでした。
そうだったのか。
本人がどんな気持ちでその短冊に思いを託したか。
本人が短冊を読み返すとどんな気持ちになるのだろうか。
一人ひとりが様々な思いを抱えながら学校生活を送っているということを改めて深く感じました。
(写真は支援級の教室に飾られた笹)
「水槽セットを貸してください!」
放課後、「水槽(お掃除)セットを貸してください!」と職員室に1年生が颯爽と現れました。
厚生係とボランティアの生徒が週に1回、昇降口に置いてある水槽を掃除しています。餌やりは毎日。この水槽の熱帯魚‛ネオンテトラ’とエビは、担任が1年生の入学に合わせてこの4月に準備したものです。
水槽の水を補充しながら「エビの子どもが生まれたんですよ。ほら!」とヤマトヌマエビの小さな小さな子どものいる場所を嬉しそうに指し示し、「淡水と海水の~」といろいろな説明をしてくれました。
気持ちよさそうに泳ぐ美しいネオンテトラやその元で歩き回るエビを眺めながら、いつまでも一緒におしゃべりをしていたいと思う楽しいひと時でした。
保健委員会による給食の献立紹介
保健室前のホワイトボードには保健委員会の生徒による給食の献立紹介が書かれています。
「今日は地場産デー!
二宮町で育ったたまねぎをふんだんに使用しました。
一生懸命育ててくれた農家さんや給食にかかわるすべての人に感謝をこめて
『いただきます!』としっかり挨拶しましょう。」(原文のまま)
今日は豚肉のしょうが炒めに二宮産の玉ねぎが入っており、美味しくいただきました。
14日の夏野菜カレーには二宮産の無農薬野菜(なす・ズッキーニ・ピーマン)が使われるとのことです。
二宮町学校給食センター発行「給食だより7月号」の『二宮町の農家さん紹介』コーナーでは、農家の方のお顔や児童・生徒へのメッセージも掲載され、食材一つひとつのたどってきた道に思いを巡らせ、感謝の念をより深く抱くことができます。
朝、教室で「今日の給食は○○と○○!」と献立がしっかり頭に入っている生徒に驚くこともしばしばあり、皆、毎日の給食を楽しみにしていることがうかがえます。
期末テストを終え、夏の大会へ向けて練習再開
本日までの3日間の期末テストが終わり、放課後から部活動が再開されました。
1年生は初めての定期テストということもあり、先週、本番に向けた「定期テストの予行練習」を3教科で実施しました。またテスト2週間前から始めた放課後の学習相談では、1日平均27名の参加があり、その6割は1年生が占めていました。地域のボランティアの方々にはたいへんお世話になりました。ありがとうございました。
2年生は東京での上級学校訪問と班別自主行動、3年生は京都・奈良方面への修学旅行を終え、その余韻に浸る間もなく期末テストを迎えました。
今、グラウンドや体育館からは、部活動に励む元気な声が聞こえてきます。テスト直後ということもあり、いつになく活気に溢れかえっています。外の水道場では、暑さで真っ赤な顔をして、頭から水をかぶっている生徒も見かけました。一生懸命ボールを追う姿、仲間に負けじと走りこむ姿、光る汗と真剣なまなざしに、夏の大会へ向けての大きな意気込みを感じました。
学校運営協議会による企画「期末テスト前 学習相談」始まる
6月27日(火)から始まる1学期期末テストへ向けて、本日13日(火)より本校図書室にて学習相談が始まりました。
昨年度の学習相談は定期テスト前の1週間、部活動停止と重なる期間の実施でした。今年度は新しい試みとして、2週間前からのスタートです。グラウンドから部活動の声が聞こえる中、1年生と3年生が合計15名ほど集まり、自習をしたり質問をしたり、集中して学習していました。「あと2週間あるから、毎日少しずつやれば終わるぞ!」とワークブックをやりながら意気込みを宣言する生徒も。
講師として国語や数学、英語の学習を支援してくださった学校運営協議会委員を含む3名の地域のボランティアの方々。ご協力をありがとうございました。
20日(火)の学年行事後、21日(水)~26日(月)の部活動停止期間中の学習相談は各教科担当の教職員も地域の方々に加わります。
二宮町幼・保・小・中 一斉避難訓練及び引き取り訓練実施
6月8日(木)二宮町内に震度5強以上の地震が発生したことを想定し、安全確保のための行動を確認するために一斉避難訓練が実施され、同時に災害発生時における幼稚園・小学校・中学校の児童生徒の保護者の引き取りについての訓練も行われました。
今回は、保護者からわかりやすいように担任が学級・クラスが書かれたビブスを着用したり、時間短縮のために引き取り者の確認方法を変えたりと、昨年度の本訓練の反省を生かして計画・準備をしました。訓練を実施することで課題が明らかになり、その都度それらを改善する試みを行っています。
保護者の皆様におかれましては、ご多忙の中、本訓練についてご理解・ご協力をいただきましてありがとうございました。
湘南にのみや530(ゴミゼロ)キャンペーンに参加
5月27日(土)梅沢海岸にて、本校の厚生委員会、吹奏楽部、サッカー部そして有志、合わせて86名と教職員5名が、二宮町主催の海岸清掃に参加しました。晴れ渡る青空のもとで釣り人を遠くに見やりながら、小さな子どもから高齢者まで、町民の皆さんと共にプラスチックや金属類などを拾い集めました。二宮西中学校も多くの生徒が参加しており、この4月に西中へ異動した教員とも再会することができた生徒たちは大喜び。
災害時も視野に入れ、中学生は地域の活動を大きく担える人的資源になることを今年も実感しました。
教育実習生の公開授業
5月8日(月)から3週間、3名の大学生が教育実習をしています。
先日の汐鳴祭体育の部でも、準備から当日の運営、片付けなどにおいても大活躍でした。
今日は、保健体育科の実習生の公開授業。
大学の教授も来校され、多くの教職員が見守る中、ソフトボールの授業が進められていました。
初めてソフトボールのボールに触れる生徒も多い中、キャッチボールのコツを実演しながら指導していたところ、「そうやればいいのか!」と円を作って早速、練習を始めた教職員たちに思わずクスリ。
「やってみたい」という気持ちが高められる工夫が盛り込まれた授業でした。
汐鳴祭体育の部~無事開催~
前日午後から20日未明にかけて降り続けた雨は上がり、予定通り汐鳴祭体育の部を開催することができました。
(写真左)雨のために前日の準備がほとんどできなかったグラウンド。明け方からまず水たまりの水を埋め、ラインを引くことから始まりました。職員のチームワークがたいへん良く、あっという間に準備完了。
(写真中)ある教室をのぞくと教卓にボール運び「ガンバring」で使う軍手の山。そしてその上にてるてる坊主が3つ。願いが叶い、良いお天気になりました。
(写真右)閉会式後の3学年縦割りの色別集会。ピンク、水色、オレンジの3色に分かれて、先輩と後輩が肩を組みます。力を出し切った生徒一人ひとりの清々しい表情。はじける笑顔。10日前の結団式で初めて円陣を組んだ時の緊張感が、熱い達成感に変わっていました。
汐鳴祭体育の部~予行練習~
5月18日(木)、燦燦と照り付ける太陽の光を浴びながら、汐鳴祭体育の部の予行練習が行われました。
全体をとりまとめる体育委員のもと、本番さながらの熱のこもった実況中継をするメディア委員をはじめ、各委員会の生徒がそれぞれの役割を果たそうと自主的に実によく動いていました。みんなのためにありがとう。
(写真左:校舎に取り付けられた体育の部スローガン「湧笑結束~走れ汐鳴りFighters~」は美術部があっという間に完成させました。)
(写真中:スローガンを取り付けるためのループを縫い付けたのは手工芸部。分厚い所が縫いにくくて大変でしたね。)
(写真右:競技の間に砂埃舞うグラウンドに打ち水をする整美委員と厚生委員。水を黙々とまく姿に心も潤いました。)
汐鳴祭体育の部~練習風景~
汐鳴祭体育の部当日に向けて、先週一週間は昼休みの練習、そして今週からは午後の練習が始まりました。
今日は午前中4時間の授業、給食、内科検診(2・3年生)を終えてからの学年別練習です。
体育館からは、「1、2の3! 1、2‥」という掛け声と共にドスン、ドスンと響く2年生の大縄跳びの音。
グラウンドのトラックでは1年生の全員リレー、トラックの内側では3年生が学年種目に取り組んでいます。
「みんなで一つのクラス。仲間外れにならないこと。元気に仲良くできること。」
「誰一人取り残さない!全員で頑張る!勝ち負けだけが大切なんじゃなくて、全力で楽しむことが大事!」
自分のクラスが最高だと思うために大切なことは?という担任の問いかけに、生徒たちがこのように答えます。
まっすぐに前を向いて取り組むことができる清々しい生徒たち。昨日までの雨で洗われ、どこまでも澄み渡る青空
と同じくらい輝いていました。
(写真:2学年学年種目の練習風景)
湧笑結束~走れ汐鳴 Fighters~
みんなで一つにまとまり、笑顔が湧き出るような汐鳴祭体育の部にしたいという思いが込められたスローガン「湧笑結束~走れ汐鳴Fighters~」
4月に各クラスでとったアンケートをもとに体育委員が考えたこのスローガンが、5月8日(月)の生徒朝会で発表されました。そして5月10日(水)、グラウンドにて色別結団式が行われ、全校生徒と教職員が色別に3つの輪を作り、体育の部を盛り上げようという意気込みを大声で叫び合いました。
5月の澄みきった青空のもとで心地よいそよ風に吹かれながら、運動が得意、不得意関係なく、みんなで支え合って一つのものを作り上げていこうという優しい気持ちも感じられる楽しいひと時でした。
令和5年度第1回学校運営協議会開催
4月 25 日(火)第1回学校運営協議会が本校にて開催されました。本協議会は地区長2名含む地域の方々、PTA会長を含む保護者、地域学校協働活動推進員、社会教育委員と教職員(校長・教頭・教務主任・事務主査・地域担当・カリキュラム担当)の14名から成ります。この委員の他に、学年主任、特別支援主任、学校行事・学校研究・総合的な学習の時間等の担当教職員も必要に応じて参加し、地域の方々と熟議と協働を重ね、学校教育目標の実現を目指します。
≪当日の内容≫
①学校教育目標・経営方針、学校予算等について【承認】
②学校や各学年・特別支援級の様子について
③学校研究、5月の汐鳴祭体育の部、PTA活動について
④今年度の柱である「学習支援、学校環境整備(施設・防災)、地域活動」の3つの部会に分かれて協議
新入生生徒会入会式開催
4月10日(月)新入生を歓迎し、生徒会が中心となって中学校での生活や委員会・部活動について紹介をする生徒会入会式が行われました。今年は汐鳴祭文化の部を代表する「ステンドグラス」の実物も披露。
新入生を前にして、2・3年生は意気揚々と一回りも二回りも大きく、頼もしく見えました。
「これから中学校生活が始まり、初めてのことに楽しみな気持ちもありつつ、勉強や部活動がしっかりとやっていけるかと不安な気持ちも多くあります。しかし、担任の先生や他の先生、多くの方に励ましのお言葉をいただき、とても安心しました。(中略)これからは先輩方の背中を見て自分たちの力で少しずつ成長し歩んでいきたいと思っています。中学校では小学校で学んだことをプラスにして、自分の考えや目標に向かって進んでいきたいです。先輩方、先生方どうぞよろしくお願いいたします。」と全校生徒の前で堂々と読み上げる新入生代表。とても立派で、会場はたいへん心地よい緊張感に包まれました。
「にのみや学園」開校式
4月7日(金)施設分離型小中一貫教育校「にのみや学園」の開校式が行われ、小学校3校、中学校2校の児童・生徒は各教室からオンラインで参加しました。
村田町長による開校宣言に始まり、学園長(二宮西中学校長)と二宮町教育長の挨拶、そして児童生徒代表(二宮西中学校生徒会長)のことばで締めくくられました。
「にのみや学園」は「認め合い、高め合う、二宮の子」を小中一貫教育の教育目標として、小学校1年生から中学校3年生までの義務教育9年間のつながりを大切にした教育を進めていきます。
この開校式の様子は、SCN(湘南チャンネル CATV002ch)でご覧いただけます。
初回放送 4月11日(火)19:00~19:40
再放送 4月12日(水)~4月17日(月)8:00~8:40/ 12:00~12:40/ 19:00~19:40ほか
(地上11ch)4月11日(火)~17日(月)22:00~22:40 ※予告なしに変更になる場合あり
令和5年度入学式
令和5年4月6日(木)心が引き締まる厳かな雰囲気の中、入学式が行われました。
新入生の皆さん、ようこそ二宮中学校へ!
前日の5日(水)は、新3年生が準備登校。2階と3階の間での机・椅子の移動、清掃、そして体育館で入学式の会場づくりをしました。後輩たちのために、せっせと活動する姿が何とも眩しい限りでした。
「ニーノとミーヤ 菜の花体操」講演会
3月23日(木)整体師の竹田さんとヨガ講師の経歴をもつ今田さんによる「ニーノとミーヤ 菜の花体操」講習会が
本校体育館で2年生を対象に開催されました。
二宮町PRキャラクター「ニーノとミーヤ」の姿でお二人は体育館へ登場。町のプロモーション動画の楽曲「菜の花畑のニーノ」に合わせた ‛安全で簡単に全身をほぐして楽しめる体操’ を紹介していただきました。
「体操考案から完成に至るまで ドキドキ不安だったことが、中学2年生を前にこんなにワクワクする光景に変わるのですね」という竹田さんのお話がたいへん心に残っています。
1年生、地域の方から学ぶキャリア教育
「近い未来に子どもたちが夢見ていた車が実現できることを知った。僕は、プログラミングとものづくりが好きなので今日のお話を聞いて、めちゃくちゃやってみたい、作ってみたいと思いました。」
「私は頭がいいとか手先が器用でもないけれど、未来のことを知ったり、考えたりするのは好きだから、今回の話を聞いて良かったと思いました。」
「電気自動車は環境にいいだけかと思っていたんで災害時にライフラインが確保できると聞いて驚きました。
自動運転は楽するためだと思っていたんで運転が苦手な人、体が不自由な人のためと聞いて勉強になりました。」
3月15日(水)1年生を対象に「クルマの未来とエンジニアの気持ち」という内容で地域の岡野さんによる講演会が開かれました。上記は、講演会後の生徒の感想文です。最後の質問コーナーでも、生徒が次から次へと挙手するなど、その興味・関心の高さがうかがえました。
124名への卒業証書授与
3月8日(水)、第75回卒業式はコロナ禍の中、保護者の皆様には感染症対策にご協力をいただきながら、無事開催することができましたことを心より感謝しております。参加した2学年生徒は、その後感染症の発症もなく、安心しました。3年生は、在校生手作りの花を胸に、凛とした表情、たくましさと頼もしさが感じられる制服姿がとても眩しく、この3年間の月日の重みを感じました。
当日登校できなかった最後の生徒1名が、昨日、校長室で教職員に見守られながら卒業証書を受け取ることができました。卒業生124名。自分で選んだ道に自信と誇りをもって、実り多い人生を歩んでください。ご卒業おめでとうございます。
全校生徒で卒業式の予行練習
3月6日(月)、全校生徒で卒業式へ向けて予行練習を行いました。当日は、感染症対策のために在校生は2年生のみの参加となり、1年生は自宅学習となります。
練習でも気を抜かず、心をこめて真剣に取り組んでいる立派な3年生の姿が、きっと1年生の目に、心に焼き付いたことでしょう。
※文部科学省等からの通知をふまえ、当日は生徒及び教職員については、式典全体を通じてマスクを外しても差し支えないこととし、国歌・校歌斉唱、合唱の際は、マスクの着用を促します。また保護者の方は、式典全体を通じてマスクの着用を含め、基本的な感染防止対策へのご協力をお願いいたします。
はらっぱマルシェ大盛況
3月4日(土)二宮町東大果樹園跡地みらいはらっぱにて開催されたはらっぱマルシェへ、1年生から3年生までの6組17名の生徒が参加しました。二宮中学校 学校運営協議会の地域学校協働活動推進員が中心となり、教職員と連携して生徒を募集し、数回の実行委員会を経て、準備を進めました。当日は、生徒手作りのキーホルダーやハーバリウム、スライムなどの販売ブースと射的コーナーへ小さい子から大人まで多くの人が来店して、大賑わいでした。訪れた本校の教職員もしみじみ一言「二宮って、温かい」。
春の澄みきった青空のもとで、コーラス隊からの美しい歌声が響き渡り、キッチンカーからはおいしそうな匂いが立ち込め、地域が一体となって今ここにいることに感謝し、仲間と楽しんでいるという何とも素敵な時間を過ごすことができました。
生徒も、人と積極的に関わり、地域の一員としての意識を高めることができたたいへん有意義な良い企画でした。来年度も継続して参加させていただきたいと思います。
(写真は生徒作の校内掲示用ポスターです。)
中学校最後の思い出づくり
太陽の光を体いっぱいに浴びて、春を感じる海風に吹かれながら、3年生の球技大会が行われました。
まず、クラス対抗全員リレーとクラス混合全員リレー。トラック半周(100m)ずつのリレーにサプライズで加わった教職員チーム「みねおファミリー」。1チーム30名余りの生徒たちは次々とメンバーが入れ替わる中、6名の教職員チームは長い人で合計1km近く走る(短い人は10m) などして大健闘。その後のドッジボールも男女別クラス対抗総当たり戦でたいへんな盛り上がりを見せていました。
受験勉強から解放されて、青く澄み渡る大空の下で伸び伸びと活動する姿に、汐鳴祭や部活動など今までの学校生活で活躍している一コマ一コマが思い起こされました。見ているこちらも嬉しくなるような、みんな清々しい、とてもいい笑顔でした。
(写真一枚目:校舎4階のカメラマンに向かって卒業アルバム用学年写真を撮影中)
部活動小中交流会 開催
2月22日(水)の午後、一色小学校、二宮小学校から小学6年生をお迎えして、部活動小中交流会が行われました。まず、生徒会本部役員が手作りの冊子を用いて中学校生活について説明し、その後、小学生は体験を希望する部の部長に引率されて、各活動場所へ向かいました。
グラウンド、体育館では颯爽とユニフォームを着た中学生が、小学生と共にランニングやシュートの練習をしたり、各教室でもクラフトづくりや楽器演奏の体験のお手伝いをしたりするなど、どの会場も活気に満ち溢れ、頼もしい中学生の姿がありました。
卓球部の活動場所を歩いていると「俺も初心者だったけど、大丈夫、大丈夫!」と小学生を励ます部員の声が耳に入りました。いいですね。
小学生の皆さん、短い時間でしたが楽しんでいただけたでしょうか。先輩たちは皆さんと一緒に活動する日々を心待ちにしています。
グラウンドに取り付けていただいた地区表示板
学校運営協議会の施設修繕の活動として、地域ボランティアの鶴岡さんが「上町」「下町」「緑が丘」等の地区表示板を作成し、グラウンドのスタンドの壁に取り付けてくださいました。今までは地区名を印刷した用紙をラミネートしたものを吊り下げており、風雨にさらされて劣化が激しく、付け直しを繰り返していました。
今回は、ベニヤ板にペンキを重ね塗りした後、地区名をレタリングしたものが、壁にドリルで穴をあけて取り付けられ、遠くから見てもたいへんわかりやすい表示に生まれ変わりました。
この表示板は、全校生徒が災害時に集団下校をするために、地区別に整列する際の目印になるものです。自然災害だけではなく、他地区で強盗事件が発生した当日に、一斉に集団下校をしたことは記憶にも新しいところです。
昨年12月から週末を使ってじっくり丁寧に時間をかけ、見事な職人技を披露してくださった鶴岡さん、そして本日お手伝いいただいた平野さんに職員一同、心より感謝しております。ありがとうございました。
オンライン豆まき大会
2月3日(金)は節分ということで、二宮町小中学校の特別支援級が「オンライン豆まき大会」で交流しました。
まず二宮小学校の児童による「節分について」のとてもわかりやすい説明から始まりました。そして二宮西中学校の生徒が節分にちなんだポスターなど手作りの素敵な作品を紹介。そのあとは、音楽にのってスクリーンに次から次へと映し出される「鬼」へ向かって新聞紙の豆まきです。鬼などに扮した小学校の先生たちの迫真の演技に皆、圧倒されながらも、生徒は懸命に豆をまき、我々職員は鬼の姿に大笑い。楽しいひと時でした。こんなに幸せな光景に邪気も払われたような気がします。
実際に顔を合わせて交流したいところですが、気軽に交流できるオンラインでのつながりも時には良いものです。
2年生総合的な学習の時間の発表会
昨年11月に実施した2年生の鎌倉校外学習。2学期はその旅行記を作成し、3学期は「もしも私が鎌倉市民だったら、こうやって人を呼び込みます!」という内容で、SDGsの17の目標と関連付けて学習しています。
1月25日(水)~30日(月)は各教室でその発表会です。
「海の豊かさを守ろう」「住み続けられるまちづくりを」などSDGsの17の目標からいくつか選び、現在の課題に向けての取り組みがスライドを用いて紹介されました。豊かな海や山などの自然を守り、人々が安心して暮らし続けることができる持続可能な観光地を考える学習が、自分たちの住む二宮町の未来を考える学びにつながることを期待しています。
給食の献立紹介
これは保健室前の掲示板です。
保健委員会の生徒が交替で給食の献立紹介を毎日書いています。
明日は山西小学校のみなさんによる希望献立。
「豚汁は野菜たっぷり。デザートにはさっぱりとしたすだちゼリーを選んでくれました!
みなさん楽しんで食べてください。」
献立紹介の内容を読むこともそうですが、掲示板を書いている和気あいあいと楽しそうな生徒たちの姿を見ることも私の楽しみの一つになっています。
防災講演会開催(学校運営協議会主催)
12月21日(水)本校体育館にて、地域・保護者・教職員を対象として「地域防災とコミュニティ」をテーマに井上岳一氏にご講演いただきました。東日本大震災の被災地での復興支援の経験を交えたお話は説得力があり、二宮町の地形と災害の歴史を知り、長い時間軸の中で町を見つめ直すこと、海と山が織りなす豊かな環境と日頃からの人と人のつながりが「災害に強い町」をつくり上げること等を学びました。
今回の講演会で終わりにせず、ゆくゆくは子どもたちも交えた形で、地域の方々と共に町の防災や町の活性化について取り組んでいけたらと考えています。
「二宮町地域包括支援センター なのはな」より講師をお迎えして
12月19日(月)、21日(水)に「二宮町地域包括支援センターなのはな」から社会福祉士をお迎えして、3年生を対象に「認知症を学び、地域で支えよう」をテーマに認知症サポーター養成講座が行われました。地域包括支援センターの役割、認知症について、認知症サポーターとしてのあり方等を学び、地域で支え、地域で見守ることの大切さについて考える時間となりました。国土交通省へ働きかけて設置されたという西湘バイパスへの立ち入り禁止ポールの写真など、困りごとに気づいて環境を変えるという具体的な実例も見せていただきました。
この養成講座を受けた3年生は、今日から「認知症を理解して温かく見守る心のバリアフリー社会をつくる認知症サポーター」です。きっと「誰もが安心して暮らし続けられる二宮町」の実現へ向けて行動してくれるだろうと期待しています。
毎朝の学級通信
毎朝、ある教室の黒板には担任からのメッセージが書かれています。寝不足だったり、友達関係や勉強、進路の悩みごとがあったりとすっきりしない気持ちで登校してくる人もいるでしょう。家からとても長い道のりの人もいます。いろいろあるけれど何とか学校へ向かってくる生徒たち。「よく頑張って登校してきたね。」と一人ひとりに温かく捧げる担任の思いに心打たれます。
第3回学校運営協議会が開催されました
11月11日(金)本校にて第3回学校運営協議会が開催されました。
今回は協議会の前に、教職員も交えて防災倉庫の見学を行い、二宮町防災安全課の方から一つひとつの備蓄品について説明を受けました。ボタン一つで動く全自動のトイレ等もあり、参加者一同、関心を高めていました。
今後は地域の方を講師として防災講演会を企画しています。
第3回学校運営協議会の内容は次のとおりです。
① 学習支援、施設修繕、防災の取り組みについて
② 部活動について
③ 学校評価について
④ 施設分離型小中一貫教育校について
⑤ 地域の行事(はらっぱマルシェ)への参加について
1,2年生の期末テスト前である11月15日(火)から21日(月)は学習相談を実施しました。講師として二宮高校の生徒さんを含む延べ数9名の地域のボランティアの方々のご協力があり、教職員と共に支援をしていただきました。放課後4回の開催で、延べ数82名の生徒が参加。友達と勉強することで、テスト前の不安がかき消される心地よい居場所となっていたようです。
地域のボランティアの皆様、ご支援をありがとうございました。
スポーツウィーク開催
スポーツをする機会を増やし、スポーツの楽しさを実感しようという目的で、体育委員会の生徒が企画・運営をした「スポーツウィーク」が、11月8日(火)10日(木)11日(金)の昼休み、学年ごとに行われました。
1年生はドロケイ、2年生はカード鬼、3年生はアズカバンという名の遊びを選び、昼休みという短い時間でしたが、グラウンド一面に広がって、皆、楽しそうに元気よく走り回っていました。毎回、教職員も加わって、全力疾走する姿も見られました。
各学年の目標や内容を考えることから始め、当日の運営まで数々の仕事を頑張った体育委員の皆さん、ご苦労様でした。どの学年もたいへん盛り上がった心安らぐ良い企画でした。
ある社会科の授業風景
10月20日(木)神奈川県弁護士会法教育センターによる出前授業が3年生社会科で実施されました。
「司法制度、裁判制度及び弁護士の仕事」というテーマで、裁判の歴史や弁護士になる方法等も含め、興味深いお話を弁護士の方から直接うかがい、司法について学びました。
また選挙制度の学習では、二宮町選挙管理委員会より借用した本物の投票箱を用いて、教室で模擬選挙を行いました。緊張した面持ちで投票する生徒たちの真剣な姿に教科担当が感心していました。
1人1台のタブレット端末の活用と併せ、個々の学びを深め確かなものとするためにも、本物に触れる機会を大切にした授業づくりを心掛けたいと思います。
汐鳴祭~文化の部~開催
10月15日(土)汐鳴祭文化の部が開催されました。コロナ感染症拡大防止の為にこの2年間実施できなかった合唱を復活させ、ステンドグラス制作と併せ、できる限り従来の形に近づける工夫を試みました。
マスク着用の合唱は、コンクール形式はとらずに各クラス1曲の発表としました。一人ひとりの緊張感みなぎる真剣なまなざしが、ハーモニーの美しさと歌詞の重みと相まって、心が震えるほどの感動を与えてくれました。
ステンドグラス制作も1,2年生は自分たちの手で各色に染めあげた和紙を用いて、従来のセロファンとは異なった趣のある作品を仕上げました。3年生は先輩たちが築いてきた方法で、セロファンやビニールを細かく貼り合わせて手際よく制作に取り組んでいました。
合唱やステンドグラス制作という大きな作品を皆の力を結集して作り上げるという、二宮中学校の長年の伝統が途絶えることなく受け継がれたことに感謝しながら、無事に文化の部を終えることができました。
保護者の皆様におかれましては、コロナ感染症対策のために数々のご協力をいただきまして、ありがとうございました。
小中一貫教育の取り組み~中学生より小学6年生へ~
9月30日(金)本校生徒会の生徒6名が二宮小学校を訪問し、6年生の各教室で中学校生活について自分たちで作成したスライドを用いながら説明しました。1学期末に実施された二宮町教育研究所による中学1年生対象のアンケートの結果をもとに、自分たちの思いも加えて、小学6年生に伝える内容を考えたそうです。説明の後は6年生から「部活動はいつからできますか?」「時間割はどうなっていますか?」「給食の量は増えますか?」等の質問が次から次へと出され、時間が足りないほどでした。6年生の中学校進学に対する不安が少しでも和らぎ、期待がふくらんだ時間となったでしょうか。3学期には小中交流部活動見学会も予定されていますので、どうぞお楽しみに。
学校運営協議会による企画「中間テスト前 学習相談」
9月29日(木)30日(金)の中間テストへ向けて、9月22日(木)~28日(水)までの放課後、学校運営協議会で企画した学習相談が本校図書室で実施されました。学校運営協議会委員を含む地域のボランティアの方々、そして二宮高校の生徒さんが講師となり、延べ40名の生徒が参加しました。同時間帯に各教室で学習相談をしていた教職員も、時には図書室にて支援に加わり、(静かに)盛況ぶりを見せていました。
地域や二宮高校の方々、ご支援ありがとうございました。次回以降の定期テスト前もまたお声かけをさせていただきますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
地域の方から学ぶ
9月16日(金)、学校運営協議会委員であり、また鎌倉にお詳しい遠藤さんが、2年生を対象に鎌倉校外学習の事前指導をしてくださいました。2年生は11月に鎌倉で班別自主行動を予定しています。鎌倉時代の位置づけや観光地としての魅力などをうかがい、古都鎌倉についての知識を深めることができました。遠藤さん、ありがとうございました。
朝読書週間に「にのみやおはなし会」
9月 12 日(月)~16 日(金)は朝読書週間でした。朝8:30 から 20 分間の読書タイムが設定され、二宮町図書館からお借りした 60 冊程の本も利用できるようにしました。12 日~14 日の3日間は、にのみやおはなし会の方々が1年生から3年生の各クラスで、読み聞かせをしてくださいました。絵本や紙芝居、語り、本の紹介等に生徒たちはじっと聞き入っていました。幼い頃に親しんだ童話、日本や外国に伝わる昔話や民話に、成長した今、改めて触れることで様々な思いを巡らせることができる貴重な時間となったのではないでしょうか。また最近話題になっている新しい作品も取り上げられ、読書の世界が広がるきっかけにもなったと思います。
にのみやおはなし会の方も「皆、集中して聞いてくれ驚きました」「久しぶりに登校班の班長さんに会えて嬉しかったです」等おっしゃっていました。皆様、朝早くからご来校いただきまして、ありがとうございました。
第2回学校運営協議会が開催されました
9月6日(火)本校にて第2回学校運営協議会が開催されました。
今回は協議会の前に、5校時授業参観と学校施設見学を行いました。
学校施設見学では、この夏工事が入ったグラウンドのスタンドや災害時備蓄品置場の見学、
今後修繕が必要な個所等を確認しました。
第2回学校運営協議会の内容は次のとおりです。
① 学習支援、施設修繕、防災の取り組みについて
② 学校研究について
③ 汐鳴祭文化の部について
④ 全国・学力学習状況調査について
⑤ 総合的な学習の時間について(2学年鎌倉校外学習、3学年二宮町地域貢献活動)
⑥ 小中一貫教育校及び学区小学校(二宮小・一色小)における学校運営協議会について
それぞれの項目について担当教諭が中心となり、地域の方々のご理解とご協力を得ながら内容を深め、学校運営を進めていく点を確認しました。
具体的には、定期テスト前学習支援、学校施設修繕、校内授業研究会、汐鳴祭文化の部当日の教職員支援、2学年鎌倉校外学習事前指導等に地域の方々に加わっていただきます。
みんな大健闘、夏の大会
6月25日(土)のサッカー大会から始まった中郡大会も残すところ9月17日(土)の駅伝予選会だけとなりました。今までの練習の日々を胸に、熱い思いをこめて試合に臨む真剣な姿がどの会場でも見られました。追いつき追いつかれ、最後のほんの数秒間で逆転シュートを決めたり、相手の気迫に飲み込まれそうになっても冷静にボールを打ち返す息ピッタリのペアがいたりと、とにかく最後の最後まであきらめずに粘り強くプレイして勝利を勝ち取った名場面の数々にも感動。また表彰は逃しましたが、点差が離れても仲間と声を出し合い、そして遠くから叫ぶ顧問の指示に答えながら懸命にボールを追う姿もありました。得点すること以上に大切なチームワークの良さ、顧問との固いつながりがひときわ輝いていました。
吹奏楽コンクールでは、部員一人ひとりの真剣な熱いまなざしが指揮者に注がれ、心に響く迫力満点の聞きごたえのある演奏を披露していました。
今年度も新型コロナウイルス感染症対策に熱中症対策を併せ様々な制限がある中で、保護者の皆様にも多々ご協力をいただきましてありがとうございました。
汐鳴祭~体育の部~開催
6月11日(土)汐鳴祭体育の部が開催されました。
4月当初より体育委員会を中心に種目やスローガンの検討から始め、5月には学年種目の決定、各クラスの色決め、メンバー選出等が行われました。その間、美術部と手工芸部は横断幕の制作に励み、5月末日の朝会でスローガン発表と同時に横断幕をお披露目。6月に入ると色別結団式を経て午後の練習も本格的に始まり、9日(木)の予行練習、そして11日(土)の当日を迎えました。
当日は新型コロナウイルス感染症対策として例年より縮小された内容ではありましたが、学年種目(汐鳴サイクロン・綱引き)、玉入れ、ダンス&人文字、選抜リレー、クラス全員リレー、みんなでジャンプ等々、生徒たちはどの種目にも全力で取り組み、大きな感動を与えてくれました。
今年度も保護者は各家庭1名の参観と感染症対策へのご協力をいただきました。またPTA役員や学校運営協議会委員の方々には当日の運営をお手伝いいただきまして、ありがとうございました。
二宮町530(ごみゼロ)キャンペーンに参加
5月28日(土)梅沢海岸に厚生委員会、サッカー部、卓球部そして個人での参加者、総勢約80名と教職員6名が集まりました。日光が照りつける中、海風に吹かれながら清掃活動に励みました。二宮西中学校の生徒も多く参加しており、両校の活動の様子から、災害時等も視野に入れ、中学生は地域の活動を大きく担えるマンパワー(人的資源)であること実感しました。