2022年1月の記事一覧
オンライン朝の会を行いました
1月31日(月) 新型コロナウイルス感染症の罹患者が毎日のように増加しています。神奈川県でも先週ついに1日の感染者数が8千人を大きく超えました。二宮町の感染者数は、爆発的な増加は見られないものの、少しずつ増えてきており、町内の小中学校でも学級閉鎖が出始めています。
そのような状況を受け、本校では学級閉鎖、学校休校に備えて、オンライン授業の準備を進めています。本日は、その一環として「オンライン朝の会」を実施しました。生徒は全員、先週金曜日にクロムブックを持ち帰り、本日の8時15分から25分までの朝の会に備えました。
各担任は、教室において生徒とオンラインでつながり、出席確認や日程確認などを行いました。ほとんどの生徒が制服に着替え、登校の準備をしながら自宅での朝の会に「出席」することができていました。
ICT機器が身近になり、オンラインで学校と家庭がつながるようになり便利な一面はあるものの、やはり、学校に登校し、きちんと対面で授業を行えることが大切です。コロナ禍が1日でも早く解消され、マスクを気にすることなく学校生活が送れる日が来ることを願っています。
1,2年生の総合的な学習の時間の発表会が行われました
1月28日(金) 1月26日(水)より1,2年生の総合的な学習の時間の発表会が各クラスで行われました。本来は、保護者の方にご来校いただき、自分のお子様の発表を参観していただくのですが、今回はコロナウイルス感染症の拡大により、急遽中止とさせていただきました。予定をしていた保護者の方々には申し訳なく思っています。
1年生は、「職業調べ」の内容を、2年生は「鎌倉自主見学」での内容を、発表しました。各クラスの生徒は、自分で調べてまとめたことについて、クロムブックを用いて作成したスライドを映しながら、発表を行いました。時に恥ずかしそうに、時にユーモアを交えて発表する姿は、とても微笑ましく、聴いている生徒たちの姿勢も素晴らしいものでした。
かつて発表と言えば画用紙や模造紙に書いたものを提示していました。今はクロムブックを用いて、スライドにして「動く紙芝居」のように発表をしています。生徒たちのスライドの中には、思わずくすっと笑ってしまうものや、イラストなどを用いて大変分かりやすくされているものなど、随所に工夫が凝らされています。
将来職業について時には、様々な場面でプレゼンをする機会が多くあります。この総合的な学習の発表会を通じて、人前で話をし、自分の考えをしっかり伝えること、効果的に表現する力などを身に着けて欲しいと思います。
令和4年度新入生保護者説明会について
令和4年度入学予定生徒の保護者の皆様
1月21日(金)14:00より開催予定であった新入生保護者説明会の内容について、こちらでお知らせいたします。
新入生保護者説明会の冊子と口座振替関係の書類をお手元にご準備いただき、動画の内容をご確認 いただきますようお願い申し上げます。
なお、動画視聴にかかる通信料は各家庭でご負担ください。また、動画視聴が難しい場合や不明点がございましたら、二宮中学校までお問い合わせください。
【説明会の動画】※タイトルをクリックしていただくと、動画視聴が可能です。
(授業時間数・日課表・一日の生活について・PTA活動について・入学式のご案内)
(服装、持ち物等について・部活動について)
動画中のスライドはこちら↓
(大磯少年補導員連絡会)
🌸お子様のご入学を教職員一同、心よりお待ちしております。🌸
生き続けるともしび 秋澤瞳さんの人生に学ぶ
1月13日(木) 「生き続けるともしび」は、二宮町でピアノ・リトミックの教室を開いていられる一色由利子先生の教え子で、2018年不慮の事故で亡くなられた秋澤瞳さんの生き方を伝えるために、一色先生や秋澤瞳さんのお母様などから聞いたことをもとに、小中学校での道徳教材として作成したものです。
昨年、一色先生は秋澤瞳さんの生きた証を残したいと、「ニコニコおひさま」という曲を作詞・作曲され小学校で授業をされました。その様子は、タウンニュース等でも取り上げられ、多くの方々の知るところとなりました。今回、二宮中学校では、瞳さんの頑張った姿、その生き方から学べることを道徳の授業として、1年生から3年生までの全クラスで実施しました。
授業では、瞳さんが聴覚の障害を克服し、充実した学生生活を送り、海外留学を果たすまでになったことに対して、夢や目標を持つことの大切さ、周囲の人たちの支え、ハンディキャップを特別視しないことなど、生き方として大切なことが意見として多く出されました。
また、瞳さんが志半ばで命を終えてしまったことについては、「悲しい」「かわいそう」といった意見だけではなく、「一生懸命生きたことは必ず人に伝わる」「亡くなってしまったことは悲しいけれど、頑張ったことには意味がある」など、瞳さんの人生を有意義なものであったと感じる意見も少なからず見受けられました。
中学生は多感な時期でもあり、自分自身を否定したり、悩んだりすることも多いと思います。そのような時には、ぜひ秋澤瞳さんの頑張った人生、前向きな生き方を思い出し、糧としてほしいと願います。
3学期が始まりました
1月11日(火) 3学期の始まりは雨となりました。1月初めには雪が降り、例年になく寒い冬となっていますが、3学期に登校してきた生徒たちは皆、元気な様子でした。しかしながら、全国的なコロナ感染症の広まりを受け、3学期の始業式は急遽、放送で行うこととしました。
始業式では、今年の東京、箱根間の大学駅伝で優勝した青山学院大学の原晋監督の話をしました。原監督は、青山学院大学を駅伝の名門校にした名監督で、たくさんの名言もあります。その中で私が最も感銘を受けた言葉を生徒に紹介しました。それは「覚悟がなければ結果は出ない」というものです。
2学期の終業式では、大谷翔平選手や阿部和弘選手をあげ、夢を持つことやそれに向かって努力することの大切さを話しました。今回はその夢を果たすには「覚悟」が必要であることを伝えました。「覚悟」とは、「なにがなんでもやり遂げようとする強い決意」だと思います。その「覚悟」があって初めて、夢をかなえたり結果を出すことができるのです。
3年生は、あと1か月ほどで受験です。1,2年生は、3か月もするとそれぞれ最上級生、中堅学年となります。自分が求められていることに対して「覚悟」を決めて取り組んでほしいと思っています。
最後に、今年は寅年です。ぜひ、様々なことに”トライ”して欲しいと願っています!
明けましておめでとうございます。
令和4年1月5日(水) 新年あけましておめでとうございます。今年の正月は比較的天候の良い日が続きました。恒例の箱根駅伝も実施され、二宮町も多くの方が沿道で声援を送っていました。
心配されるのはコロナウイルスの変種株です。年末は収まっていた感染者数が、ここの所少しずつ増えてきたのが気になります。一層の感染予防を図りながら、3学期を迎えたいと思います。
2学期の終業式に、令和3年に話題になった大谷翔平選手を取り上げました。大谷選手は、高校生の頃「マンダラチャート」というものを作成し、夢に向かって努力したそうです。マンダラチャートとは、9つのマスに区切られた中心に大目標を書き、その周囲にそれを達成する中目標を書きます。さらに、その中目標の周りにそれを達成するための具体的な行動を記入します。そうして、具体的な行動を大目標につなげていきます。このような活動があって初めて大谷選手はメジャーの中で成功したのだと思います。
もう一人、本校の卒業生で夢を叶える一歩を踏み出した人を紹介しました。それは日本ハムファイターズの育成選手としてプロ野球の世界に入った阿部和弘選手です。二宮中学校卒業後、平塚学園高校に進学し、持って生まれた走力で神奈川県予選で活躍し、スカウトされプロ選手となることが決まりました。
令和3年は、コロナの影響で活動が制限され、苦しい1年でした。しかし、夢をもって進めば必ず叶うということを先輩からも学ぶことができました。令和4年のスタートに当たり、今一度夢を持つこと、それに向かって努力することの大切さを感じてほしいと思います。(学校便り 汐鳴り No,6にも掲載いたしました)