2023年7月の記事一覧

さあ、今日から夏休み

 昨日の終業式では、各学年代表が1学期を振り返りながら「代表のことば」を述べました。

3年生代表は「体育祭は、色、学年、クラスに関係なく応援していてすごく良い雰囲気だった。この体育祭でより一層クラスの仲が深まった。」「修学旅行は小学校ではコロナの影響で行けなかったので、友達と一緒にホテルに泊まるということがとても新鮮だった。友達とふざけあったり、はしゃぎすぎて注意されたり、何気ないひと時がとても楽しかった。」等々、入学式準備から始まったこの1学期がとても充実していたことを伝えてくれました。

写真は、終業式当日朝のある教室の黒板。1学期、毎朝担任からのメッセージが書かれていました。

また終業式の朝限定で特別に担任からのメッセージが書かれているクラスも。

  ‛さあ、さあ1学期も今日で終わりです。 (中略)

         みんなにとってはどんな1学期だったでしょうか?

   私にとってはすごく思い出深い1学期でした。

   先生になって良かったなって本当に思います。

   そう思わせてくれてありがとうね。’ ≫

 

 

ある七夕の短冊から

 先日の七夕から、教室内や教室前廊下に飾られている笹飾り。

「お孫さんが『家族や親族が長生きしますように』と短冊に書いていましたよ。」とその生徒の(父方の)祖母にあたるAさんに話す機会がありました。

Aさんを喜ばせようとお伝えしたのですが、「つい最近、(母方の)おじいちゃんが亡くなってしまったから、そう書いたのかな。」という思わぬ返事。忌引きでのお休みはなかったので、学校はご不幸を把握していませんでした。

そうだったのか。

本人がどんな気持ちでその短冊に思いを託したか。

本人が短冊を読み返すとどんな気持ちになるのだろうか。

一人ひとりが様々な思いを抱えながら学校生活を送っているということを改めて深く感じました。

(写真は支援級の教室に飾られた笹)

 

「水槽セットを貸してください!」

 放課後、「水槽(お掃除)セットを貸してください!」と職員室に1年生が颯爽と現れました。

厚生係とボランティアの生徒が週に1回、昇降口に置いてある水槽を掃除しています。餌やりは毎日。この水槽の熱帯魚‛ネオンテトラ’とエビは、担任が1年生の入学に合わせてこの4月に準備したものです。

水槽の水を補充しながら「エビの子どもが生まれたんですよ。ほら!」とヤマトヌマエビの小さな小さな子どものいる場所を嬉しそうに指し示し、「淡水と海水の~」といろいろな説明をしてくれました。

気持ちよさそうに泳ぐ美しいネオンテトラやその元で歩き回るエビを眺めながら、いつまでも一緒におしゃべりをしていたいと思う楽しいひと時でした。

保健委員会による給食の献立紹介

保健室前のホワイトボードには保健委員会の生徒による給食の献立紹介が書かれています。

 「今日は地場産デー!

  二宮町で育ったたまねぎをふんだんに使用しました。

  一生懸命育ててくれた農家さんや給食にかかわるすべての人に感謝をこめて

  『いただきます!』としっかり挨拶しましょう。」(原文のまま)

今日は豚肉のしょうが炒めに二宮産の玉ねぎが入っており、美味しくいただきました。

14日の夏野菜カレーには二宮産の無農薬野菜(なす・ズッキーニ・ピーマン)が使われるとのことです。

二宮町学校給食センター発行「給食だより7月号」の『二宮町の農家さん紹介』コーナーでは、農家の方のお顔や児童・生徒へのメッセージも掲載され、食材一つひとつのたどってきた道に思いを巡らせ、感謝の念をより深く抱くことができます。

朝、教室で「今日の給食は○○と○○!」と献立がしっかり頭に入っている生徒に驚くこともしばしばあり、皆、毎日の給食を楽しみにしていることがうかがえます。