2023年10月の記事一覧

ある昼下がり

 汐鳴祭文化の部を無事終えて、日常が戻ってきました。

給食が終わると一目散にグラウンドへ向かう生徒たち。雲一つない青空のもとでサッカーボールを懸命に追いかける楽しそうな表情に心が洗われます。朝礼台の上で日光浴をしながら生徒たちを見守る教員。その傍らで和気あいあいとおしゃべりする生徒たちの姿もあり、平穏な日々を送ることができていることに感謝、感謝。

汐鳴祭文化の部を終えて

 10月14日(土)汐鳴祭文化の部が終了しました。1学期から各クラスで合唱曲やステンドグラスのテーマを選定し始め、この10月までの月日をかけて、合唱・ステンドグラスの作品を完成させました。

 合唱は皆、歌詞の意味をかみしめながら美しいハーモニーを響き渡らせ、クラスそれぞれの味わい深さを醸し出していました。聞いていた教員が「仕事でこんなに感動できるなんて!」とぽつり。また「指揮者が最後まで歌に合わせられた!」と感動して涙にくれる教員も。閉会式では3年生の合唱への熱い想いに応えるべく、涙で声を詰まらせながら音楽科が講評する場面もありました。合唱はいいものです。

 ステンドグラス制作も、活動時間などが縮小される中ではありましたが、デザインが細かくなった上、趣向が凝らされて、どの学年も大健闘でした。作品を一枚一枚眺めていると、完成するまでに至る教室や廊下での様々な活動、皆の真剣なまなざしがよみがえってきます。皆、ここまでよく頑張りました。

 今回はこの4月よりスタートした施設分離型小中一貫教育校にのみや学園として、町内の小学校3校の6年生をご招待したところ、50名の来校がありました。また学校運営協議会やPTAの役員の方々による受付・見守りや写真撮影等、多々ご協力をいただきまして、ありがとうございました。

汐鳴祭文化の部へ向けて~制作風景~

 汐鳴祭文化の部へ向けて、各クラスでステンドグラスの制作が進められています。

自分たちの手で染め上げた和紙を黒いラシャ紙に貼り合わせた二宮中学校特製のステンドグラス。

出来上がった作品が窓ガラスに取り付けられ、光を通してどのような絵物語が展開されるのか、今から楽しみです。

①白い和紙をアクリル絵の具で染める。

②染められた和紙を干す。

③黒いラシャ紙を下絵に合わせてカッターで型を抜いていく。

④和紙を型に合わせて一つひとつ切り、糊付けする。

 

 

「二宮中マルシェ」またまた大盛況

10月1日(日)二宮町スポーツフェスティバルと同時開催のマルシェに本校の2年生3チーム12名が出店しました。

二宮小学校で体力測定やスポーツ体験を終えた人たちをはじめ多くの人たちが、生徒手作りのアクセサリーやキーホルダー販売や射的・輪投げコーナーに立ち寄ってくださいました。中学生の企画力や発信力を活かし、地域とのつながりを深めたいとの思いで、学校運営協議会が中心となり生徒へ参加を呼びかけたこの企画。前回3月の「はらっぱマルシェ」に引き続き、生徒は自分たちのアイデアを活かしながら生き生きと楽しそうに活動していました。ご来店いただきました皆様、温かいお声かけ等ご協力をありがとうございました。

(写真は校内に掲示したマルシェへの来店を呼びかける生徒手作りのポスター)