2025年1月の記事一覧
実りのある活動への歩み
1月30日(木)1校時は『全校道徳』でした。
5月の汐鳴祭体育の部で共に活動した「学年縦割り色別グループ」をもとに、4名程度の1グループに全学年が入り、10教室に分かれて道徳の授業を受けました。
「ピンクシャツデー運動のはじまり」を題材に、いじめ問題について他学年の仲間と思いを伝えあい、学校教育目標「誰もが幸せな学校」づくりへ向けての考えを深める機会となりました。
1月8日(水)3学期の始業式での生徒会本部役員と有志、教員によるピンクシャツデーについての「寸劇」に続き、今回の学年混合全校道徳。
そして2学期から厚生、整美、文化委員会等々の各委員会で考えてきた「委員会別いじめ防止運動の取組」が、2月末のピンクシャツデーに向けて、いよいよ本格的に始まります。全校生徒による「いじめ撲滅メッセージカード」展示、感謝を伝える「ありがとうボックス」設置、ピンクリボンやオレンジ色ハートリボン制作・配布、いじめに関する図書の展示・貸出、募金活動、動画の配信、いじめ撲滅四字熟語のステンドグラス制作・展示等々、各委員会のアイデアの豊かさには驚くばかり。
2007年にカナダのある学校で起きた事件がきっかけで始められた「いじめ反対運動」であるピンクシャツデー。現在ではおよそ180の国や地域に広められているそうです。本校でも今年度初の試みとして、生徒会が中心となり、皆でアイデアを出し合いながらじっくり取り組んでいます。当日だけ「いじめ反対!」と声を上げ、ピンク色のものを身に着けて一瞬で終わらせることなく、時間と労力をじっくり費やして実りのあるイベントにしようと考え、自主的に次から次へと行動できる生徒たち。素晴らしいです。
『N-1 FIESTA』
例年、10月の汐鳴祭(文化の部)当日の夕方に行われていた「後夜祭」は、今年度は3月に予定されています。
学校生活での生徒の活躍の場を広げ、縦と横(上級生と下級生、同級生同士)のつながりを深めることを目的として、生徒会が中心となって企画しており、この1月から準備が始まりました。
まず、その名称。「後夜祭」に代わるものを全校生徒から募り、「汐鳴祭自由の部」「汐鳴りプレミアム」「卒業祭」「感謝祭」等々、様々なアイデアの中から「N-1 FIESTA」に決定。1月23日(木)の全校朝会で、生徒会本部役員によって発表されました。写真はその時の様子です。「二宮中での一番の思い出にしたい祝祭」という意味が込められているそうです。
今後、出場希望者は2月下旬までにクラスルームに動画を投稿する形式のオーディションに臨み、合格発表を待ちます。それぞれの得意分野が披露され、演じる者と見る者が一体となって楽しみ、3年生卒業式直前のかけがえのない時間となるよう大いに期待しています。
手作りの持つ力
本校の職員玄関には、今年の干支「巳年」にちなんだ素敵な作品が飾られています。
これは学校作業員の渡邊さんの手作り。
年間を通して、その季節を感じる作品が次々と飾られて、廊下を行き来する人の目を楽しませています。
どの作品もそれぞれのイメージにぴったり合った布や小道具が選ばれています。また一針一針を目で追うと細部に渡って心遣いが行き届いており、見ている側の心も潤い、たいへん温かい気持ちになります。