「このだし、何のだし?」
二宮町学校給食センターの栄養技師による家庭科の出前授業。
まず、一人ひとり、1番から4番の4種類の味噌汁を飲み比べて、「だし」に使われているものを推測します。
生徒は口々に「難しいなあ~。」「違いがわからない。」「魚介類?」「あっ!あさりだ、あさり!」等々。
次に「1番から4番のうち、一番美味しかったものは?」と聞かれると、首をかしげながら思い思いに挙手。意見は4つに分かれました。
正解は1番から「かつお」、「こんぶ」「混合」「だし無し」と続きます。
そして「うま味」や「相乗効果」についての説明の後、先日の給食の「二宮中希望献立」で出された味噌汁は「かつおだし」が使われたことも最後に付け加えられました。
ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「和食;日本人の伝統的な食文化」。その和食の基本である「だし」について、改めて学ぶ機会となりました。