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一日延期となりましたが、薄曇りで涼しい陽気の中、無事に開催することができました。 当日しかできない準備作業について、係の生徒たちが自主的に行動し、開会式に向けて、まさに臨戦態勢をつくり上げてくれました。 今年の汐鳴祭のスローガンは、「挑戦無限~夢中で駆けろ汐鳴の舞台~」です。                                                                             苦手でも遅れていても決してあきらめることなく、夢中で競う姿。その姿にかける声援とうちわや旗を振る応援。そんな姿を見ていて清々しい気持ちになりました。  また、クラスの団結も、色別チームという縦割りのきずなも、全員リレーや大縄跳びなどで互いに応援し合い、閉会後の色別チームの集会でこれまでの健闘をたたえ合うことを通じて、さらに深まったのではないでしょうか。                                                                                                       さらに、様々な係の生徒たちが自らの判断で行動し、プログラムがほぼ時間どおりに進んで閉会することができました。先生方の緻密な計画と指導があったとはいえ、中学生の力は素晴らしいで...
数学の勉強というと、ひたすら問題を解くイメージがあるでしょうか。 この日の授業では、まず個人で問題を解いてみたあと、「わからないから教えてほしい」「自分のアドバイスで友達がわかるようになったらうれしい」「自信がないから友達と共有したい」など、様々な思いで教え合い・学び合いの活動を行っていました。                       問題を解く活動は、主に学習した知識を記憶したり、技能を苦労なく使えるように練習したりするために行われます。(場合によっては思考力・判断力・表現力を鍛える目的もあります。) これらの学力は個人で磨いていく要素が少なからずありますが、これからの時代の子どもたちには、他者とのかかわりの中でよりよく生きていくことがますます重要になります。学校では、そのような力をつけるために、様々な学習場面において「協働的な学び」という言い方で学び合いを行っていますが、主なメリットとしては、 ・自分の存在感や居場所を実感し、心理的安全性が向上する ・友達同士で言葉のやり取りをした方が感覚としてわかりやすいことがある ・相手の表情を見て理解度を推測しながら言葉を選ぶ力がつく ・相手に教える中で自分の理...
2年生の英語において、「自分の考えを伝えよう」というねらいで、例文を活用した発話の学習活動が行われていました。 日頃行っている部活動のこと、勉強のことなど、生徒にとって身近な生活をネタに、そのことについてどう感じているのかを表現しようとしていました。 「生活ネタ」については画面上で大きく共有することにより、発言する生徒だけの学習の場とするのではなく、同じものを自分事としてとらえている生徒たちも「感じ方」の違いを楽しむことができます。 また、「difficult」「easy」「fun」「exciting」など、日本語としては日常的によく使う感情表現についてもたくさん例示されており、生徒たちは安心して「生活ネタ」に対する自分の思いを話すことができました。
1年生の「花のつくりとはたらき」において、実のなる植物やいろいろな野菜など、身近にありそうな食物として知られている植物がどのようなつくりになっているかを調べています。   この日は、インターネットの検索により調べていました。小学校での学習経験が活きており、調べる目的に集中した学習活動が展開されていました。イチゴやイチジクなどのつくりは「赤く実っている部分全体で一つの果実」ではなく小さな実(種)の集合体になっていること、根菜類は「根」の部分を食べていることなど、食用部分に着目するだけでも単純ではないことがわかります。 グループによっては、検索のキーワードや分類の視点など、近くの友達と相談しながら取り組んでいる生徒もいました。      
校舎内の中央階段を上っていると、このようなボードが掲示されています。 中学生たる者、「言われるのを待つのではなく、自ら情報を取りに行くべし」「察してもらうのみならず、自ら発信すべし」というわけです。 生徒会活動の一環として、委員会活動が行われています。委員会ごとに各クラスから有志が数名ずつ所属し、3年生の委員長を中心に、隙間の時間をうまく活用して取り組んでいます。所属の委員同士、あるいは担当の先生との連絡用にボードが活用されています。                                         部活動のほうでは、それぞれ独自の連絡手段があるようですが、このように適宜ボードを活用しています。

学校からのお知らせ

汐鳴祭体育の部

一日延期となりましたが、薄曇りで涼しい陽気の中、無事に開催することができました。

当日しかできない準備作業について、係の生徒たちが自主的に行動し、開会式に向けて、まさに臨戦態勢をつくり上げてくれました。

今年の汐鳴祭のスローガンは、「挑戦無限~夢中で駆けろ汐鳴の舞台~」です。



  

 

 

 

 

 

 

 

              

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

苦手でも遅れていても決してあきらめることなく、夢中で競う姿。その姿にかける声援とうちわや旗を振る応援。そんな姿を見ていて清々しい気持ちになりました。

 また、クラスの団結も、色別チームという縦割りのきずなも、全員リレーや大縄跳びなどで互いに応援し合い、閉会後の色別チームの集会でこれまでの健闘をたたえ合うことを通じて、さらに深まったのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、様々な係の生徒たちが自らの判断で行動し、プログラムがほぼ時間どおりに進んで閉会することができました。先生方の緻密な計画と指導があったとはいえ、中学生の力は素晴らしいですね。

結びとして、平日で一日延期としたにもかかわらず、松林のフェンスを埋め尽くす以上の多くの保護者の方々にお越しいただき、子どもたちも大きな励みになったと思います。ありがとうございました。

数学の授業風景

数学の勉強というと、ひたすら問題を解くイメージがあるでしょうか。

この日の授業では、まず個人で問題を解いてみたあと、「わからないから教えてほしい」「自分のアドバイスで友達がわかるようになったらうれしい」「自信がないから友達と共有したい」など、様々な思いで教え合い・学び合いの活動を行っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題を解く活動は、主に学習した知識を記憶したり、技能を苦労なく使えるように練習したりするために行われます。(場合によっては思考力・判断力・表現力を鍛える目的もあります。)

これらの学力は個人で磨いていく要素が少なからずありますが、これからの時代の子どもたちには、他者とのかかわりの中でよりよく生きていくことがますます重要になります。学校では、そのような力をつけるために、様々な学習場面において「協働的な学び」という言い方で学び合いを行っていますが、主なメリットとしては、

・自分の存在感や居場所を実感し、心理的安全性が向上する

・友達同士で言葉のやり取りをした方が感覚としてわかりやすいことがある

・相手の表情を見て理解度を推測しながら言葉を選ぶ力がつく

・相手に教える中で自分の理解が洗練されていく

・相手にかかわろうとする力や気持ちよく話してもらえる態度が身につく

などが挙げられます。

中学生になると周囲を意識することがより強くなり、他者とのかかわりに抵抗を感じる生徒もいますが、小学校でもこのような学習の仕方を何年も経験してきている中、生徒一人一人の持ち味を活かしながら力をつけさせていきたいと考えています。

英語の授業風景

2年生の英語において、「自分の考えを伝えよう」というねらいで、例文を活用した発話の学習活動が行われていました。

日頃行っている部活動のこと、勉強のことなど、生徒にとって身近な生活をネタに、そのことについてどう感じているのかを表現しようとしていました。

「生活ネタ」については画面上で大きく共有することにより、発言する生徒だけの学習の場とするのではなく、同じものを自分事としてとらえている生徒たちも「感じ方」の違いを楽しむことができます。

また、「difficult」「easy」「fun」「exciting」など、日本語としては日常的によく使う感情表現についてもたくさん例示されており、生徒たちは安心して「生活ネタ」に対する自分の思いを話すことができました。

理科の授業風景

1年生の「花のつくりとはたらき」において、実のなる植物やいろいろな野菜など、身近にありそうな食物として知られている植物がどのようなつくりになっているかを調べています。

 

この日は、インターネットの検索により調べていました。小学校での学習経験が活きており、調べる目的に集中した学習活動が展開されていました。イチゴやイチジクなどのつくりは「赤く実っている部分全体で一つの果実」ではなく小さな実(種)の集合体になっていること、根菜類は「根」の部分を食べていることなど、食用部分に着目するだけでも単純ではないことがわかります。

グループによっては、検索のキーワードや分類の視点など、近くの友達と相談しながら取り組んでいる生徒もいました。

 

 

 

自治的な学校生活

校舎内の中央階段を上っていると、このようなボードが掲示されています。

中学生たる者、「言われるのを待つのではなく、自ら情報を取りに行くべし」「察してもらうのみならず、自ら発信すべし」というわけです。

生徒会活動の一環として、委員会活動が行われています。委員会ごとに各クラスから有志が数名ずつ所属し、3年生の委員長を中心に、隙間の時間をうまく活用して取り組んでいます。所属の委員同士、あるいは担当の先生との連絡用にボードが活用されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部活動のほうでは、それぞれ独自の連絡手段があるようですが、このように適宜ボードを活用しています。

汐鳴祭体育の部 練習風景

本校では、他の中学校で「体育祭」「文化祭」と別々に呼んでいる行事を、「汐鳴祭」という「学校として育てたい生徒集団と個の姿」という大きなくくりの中で「体育の部」「文化の部」として位置付けています。

 汐鳴祭は、

・学級を母体とした取り組みを通して、一人ひとりの力を結集する

・さまざまな活動を通して、互いに認め合い、支えながら高め合える集団をつくる

ことをねらいとしており、生徒会の決定により、今年度のスローガンを

 「 挑戦無限~夢中で駆けろ汐鳴の舞台~ 」

としました。

さて、「体育の部」はいよいよ来週の22日(木)に迫ってきています。これまで、体育の授業や昼休みの一部を利用してコツコツ練習してきましたが、今日から午後2時間の授業と放課後の時間を使って本格練習に取り組んでいます。

 大縄跳び(ジャンプ)とリレーは各学年ともに共通して全員が参加するのですが、生徒たちと担任の先生の間で交わされる作戦会議、タイミングよく縄を回して跳び続けるための掛け声、流れるように受け渡したいバトンパスなど、どのクラスの熱がこもっています。

5月の華

「花の和」の方々が活けてくださいました。

全国学力・学習状況調査

4/15、4/17の2日間にわたり、全国学力・学習状況調査を行いました。

この調査の目的は

  • 全国規模で生徒の学力や学習に取り組む様子について把握し、学校での今後の指導の方向性を検討すること、
  • 生徒自身が自らの状況をよりよくしていこうと自覚するきっかけとすること

と考えています。

1日目は、質問紙と理科に取り組みました。

質問紙は、日頃取り組んでいる学習の様子に関して様々な設問に回答するものです。インターネット経由で設問のサイトにアクセスしたタブレット端末で回答していくものですが(CBT:Computer Based Testingといいます)、最近アンケートの回答がこのような方式で行うものが増えており、生徒たちは何の苦もなく回答していました。

理科は3年おきに調査しており、今年はその調査年度に当たります。これまで教科の学力調査は、紙面の問題を読み解き、紙面に解答する方式でしたが、2年前に英語のスピーキングの解答でCBTが導入されて以来、今年度は理科でもCBTによる出題・解答となりました。

画像や動画によるリアルな表現による主題は、主題の背景をよりよくイメージし、学習したことの想起や学習意欲などの向上に役立っていくのでしょうか?それとも、機器操作に気を取られすぎて、本来の思考や解答(回答)の表現に力を注ぐことがしにくくなってしまうのでしょうか?

生徒の率直なとらえを知りたいと思う一方で、今後、国語や数学でもCBTが導入されることが国の方針として予定されているため、CBTなりのメリットを学校としても見出していきたいと思います。

 

2日目は、国語と数学に取り組みました。

これまでどおり、紙面による主題、紙面への解答です。慣れた形式による受検ではありますが、教科の特性もあり、知識そのものを問うよりは、問題を読み解く中で考えたことを適切に表現することを求められるかたちとなっています。

また、理科の出題のときとは異なり、動画や画像などビジュアルな支援がないためか、後半になるとかなり疲れてしまい、やり抜く集中力を保つのが厳しそうな生徒もいました。

 

いずれにしても、これで今年度の全国学力・学習状況調査は終わりました。3年生の皆さん、お疲れさまでした!

修学旅行に向けて

3年生の修学旅行は、5/31(土)~6/2(月)にかけて、奈良・京都方面に出かける予定です。

この日、2月に現地へ下見に行かれた先生方の報告会がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中学生の修学旅行は小学生とは異なり、調べる力や判断力・行動力が格段に上がり、また日程も1日分長いので、行程の自由度が大きくなります。そのような中、まずは全体で行動する部分のみ、旅行の準備学習のイントロとして説明していただきました。

 

 

 

 

 

 

グループのメンバーで地図を見て、二条城や清水寺など名所旧跡を探しながら、すでに旅行している気分になっている生徒もいたかもしれません。

 

 

 

 

 

 

このレクチャーの後、班別行動で巡りたいところをいろいろと調べ、検討することになります。行程の自由度が高くなる分、各自が主体的に調べ、意見表明し、友達との折り合いをつけていくことによってはじめて意義深く楽しい修学旅行となります。これからひと月半余り、中身の濃い準備ができるよう期待しています。