学校からのお知らせ

職員研修WEEK

    新学期を間近に控え、今週、教職員は様々な研修会で多くのことを学びました。

猛暑や大雨の中、講師の先生におかれましては、本校教職員のためにお時間をありがとうございました。

8月26日(月)人権教育研修会「こどもの人権を尊重するために考えたいこと」(講師:東京学芸大学より安永千里SSW)

8月27日(火)不審者対応研修会「不審者対応の基礎知識と訓練」(講師:大磯警察より香月さん、栗城さん、鈴木さん)

8月28日(水)教職員不祥事防止研修会(講師:中教育事務所より鈴木健次教育指導員)

8月29日(木)AM 道徳教育研修会「道徳教育マネジメント~道徳科の特性を生かした指導と評価~」(講師:帝京大学より赤堀博行教授)

8月29日(木)PM 校内研究会「不登校生徒と授業のあり方」「中地区授業研究会へ向けて」(講師: 吉新一之 二宮町教育力向上アドバイザー)      

 新学期、久しぶりに会える生徒たちへの思いをエネルギーに、教職員皆で和気あいあいと研修に臨みました。

(写真は不審者対応訓練の様子)

 

廊下の柱「安全クッション」交換作業

 8月6日(火)午前中、学校運営協議会の学校環境整備活動として、地域・教員・学校作業員、計11名で「安全クッション」の交換を行いました。安全クッションは、廊下の柱の補強部分である金属製アングルに、怪我防止のために取り付けられています。劣化が激しく、交換が必要な箇所は58か所。当日は40か所を目標としてほぼ達成。

 まず、劣化したクッションを外し、金属面についた粘着性のある頑固な汚れにシールはがしのスプレーを吹きかけ、スクレーパーや雑巾で削り取ります。1か所につき30分はかかったでしょうか、かなりの時間を要した後、新しいクッションを貼り付けて完成。酷暑の中、エアコンのない廊下での作業に加わっていただきました地域のボランティアの方々、ありがとうございました。

  

体育館の改修工事いよいよ明日から

 本日、1学期が終了しました。明日7月20日(土)から8月末にかけて、本校の体育館は改修工事が行われます。

床の張替えや暗幕の交換、バスケットゴールの電動化等が大規模に行われるため、体育館内に収納されている跳び箱、マット、卓球台、その他諸々の多くの備品をすべて別棟の校舎内に移動しなければなりません。

そこで昨日18日(木)、3年生に教職員のお手伝いを呼びかけたところ、次から次へと数えきれないほどの生徒が現れ、せっせせっせと搬出作業に加わってくれました。当初は昨日と本日の二日間の日程で計画されていましたが、一日目にほとんど作業が終わるという快挙。残ったものは本日午後、1・2年生を含む部活動の生徒たちにより搬出されます。

自ら進んで動く生徒たちの清々しい姿、そして皆で和気あいあいと楽しみながらやろうという姿に感心、感心。

皆のお陰で教職員一同、たいへん助かりました。皆、ありがとう!感謝!

 

 

『自分の身は自分で守り、水辺での遊びを大いに楽しむ』

 水難事故防止のために今年度も神奈川県ライフセービング協会の方をお迎えして、水辺の安全教室を実施しました。令和4年度から毎年7月に実施しているこの教室。川や海の特性や水遊びの際のリスクを想定した対処法等について学びます。今年度は2,3年生の各教室で行いました。(1年生は実際にプールでの着衣泳が計画されています。)

「流されても決して慌てず助けを待つ」「背浮きは『寒い!』のポーズをとって体温を保つ」「ライフジャケットは密着させて着用する」等々を動画やQ&A、ライフジャケット試着、そしてライフセーバーの方の体験談等を通して確認することができました。

ある日の部活動黒板

 ある日の部活動黒板。

各部活動の朝練習・放課後練習の有無や活動場所が所狭しと書かれています。

運動部(陸上競技部以外)は6月29日(土)から始まった中郡中学校総合体育大会を先週末に終え、次の中ブロック大会へ向けて、練習により一層力が入っています。

吹奏楽部は7月末にコンクールを控えており、連日、気迫に満ちた演奏が校舎内に響き渡っています。

美術部、手工芸部も10月の汐鳴祭文化の部に向けて、チームワークを大切に日々の活動に取り組んでいます。

戦時下の二宮町を知る

 6月28日(金)社会科の授業で3年生を対象に、「戦時下の二宮を記録する会」の藤田さん、高木さん、善波さん、吉成さんをお招きして、戦争中や終戦直後の暮らしについて講演をしていただきました。これは、本校学校運営協議会の学習支援部会の取組です。

「大勢の前で話すのは緊張するね。昨日は眠れなかったよ。」と藤田さん。

84歳~91歳の二宮町在住の4名の方々の長野県や満州での生活体験も交えた戦時下のお話に皆、聞き入っていました。

3年生一人ひとりの振り返りシートは、聞き取った内容や感想がびっしりと書き込まれ、中には裏面に及んだり、紙を貼り足しているものまでありました。その中から一部抜粋して紹介します。

「自分にとって(戦争)は教科書の中のお話だったが、実際にその時代を生きた方のお話は確かに戦争というものがあったのだと感じさせられた。」

「教科書や資料などで目にしたことしかないことを実際に聞くと現実味があって戦争への恐怖が大きくなった。中学生の勤労動員は学習したけど、小学生でも農家の手伝いを毎日していたと知り驚いた。」

「ここまで詳しい戦争の実体験を聞いたのは初めてだったから、戦争の恐ろしさを改めて知った。」

「お話を聞いて本当に戦争の時代があったのだと感じた。この先もずっと争いのない平和な日本であってほしいなと思った。そのためにこれからの時代を生きる人たちが戦争の恐ろしさを伝えていかなければならないと思った。」

 

 

1学期末テストを終えて

 1学期末テストの最終日である6月26日、体育館にて部活動壮行会を行いました。

夏の大会やコンクールを控えている各部活動の部長が部員と共に登場して、全校生徒へ向けて熱い意気込みを伝えました。

また、これからいよいよ本格的に進路選択をスタートさせる3年生全員に向けて、その成功を祈るエールを送る会としました。

(写真は手工芸部による「梅雨」がテーマの紙粘土作品)

安全な水とトイレを世界中に~複雑な世界から目をそらさない~

 国際協力NGOワールド・ビジョン・ジャパンの駐在員としてケニアで水・衛生改善事業に携わっている遠藤さんが、6月14日、本校3年生の各教室で、国際協力について講義してくださいました。エチオピアの13歳の少女が朝6時半からほぼ1日かけて生活用水を汲みに行く映像や遠藤さんが支援しているケニア西部マグンガ地域のスライドも見ながら、途上国の人々が現在直面している水・衛生問題、それらに対する国際協力のあり方について学びました。

「複雑な世界から目をそらさないでほしい。『誰が悪い』など白・黒ではなく、世界を様々な角度から見て考えることが、持続可能な支援につながる。」

日々、現地で人々と関わりながら様々な経験を積み上げている遠藤さんのお話はたいへん説得力があり、国際協力のあり方について考えを深めることができた有意義な時間となりました。

自らも中学2年生の時に海外協力経験者のお話を聞いて国際協力に興味を持ち始め、その後、夢を一つ一つ叶えてきた遠藤さん。今回の遠藤さんのお話で、これからの人生に影響を受けた3年生も少なからずいることでしょう。

二宮町出身の遠藤さんは、JICA青年海外協力隊員としてケニアに派遣されている本校の古澤教諭とナイロビで食事をしたそうで、その時の様子もうかがうことができました。

遠くのケニアで活躍している二宮町出身の若者二人。頼もしい限りです。

午前中4時間、3年生4クラスの講義を終えた後、遠藤さんの中学校時代の野球部顧問と担任(私)を交えて3人で給食を食べながら当時のことを懐かしく語り合えた時間もたいへん幸せなひとときでした。

遠藤さん、一時帰国中の貴重な時間を我々のためにありがとうございました。

修学旅行で京都・奈良方面へ

3年生は6月3日(月)~5日(水)の日程で京都・奈良方面の修学旅行を終えました。

3日間天候にも恵まれ、傷病者が出ることもなく、3年生122名全員が参加することができた思い出深い旅となりました。

生徒たちは、古都に息づいた文化や数々の世界遺産に触れながら、仲間との時間を笑顔いっぱいで過ごしていました。

  6月3日(月)東大寺/  奈良公園(班別散策)/  薬師寺  (京都泊)

  6月4日(火)京都班別自主見学(京都泊)

  6月5日(水)大阪城

湘南にのみや530(ゴミゼロ)キャンペーンに今年も参加

 5月25日(土)梅沢の海岸清掃。町民の皆さんと共に今年も厚生委員会、吹奏楽部、サッカー部、有志79名と教職員6名が参加しました。

解散後、サッカー部は現地に残り、恒例の砂浜での走り込みを実施。「海で走るのは疲れるけど、毎月やりたい!」とリクエストする部員もいたとか。

二宮中の目の前に広がっていた砂浜が台風で削り取られる前は、部活動で走ったり、海岸清掃をしたり、時には砂浜に腰かけて担任が生徒の悩みを聞いたりしたものです。遠い昔の日々を懐かしく思い起こしました。