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 3月12日(火)第76回卒業式が開催されました。 ご来賓の皆様、保護者の皆様におかれましては、寒さ染み入る雨の中、ご来校いただきましてありがとうございました。3年生は自分で選んだ道に自信と誇りをもって、実り多い人生を歩んでください。 卒業おめでとうございます。    保健室前の掲示板。 いつもは保健委員会の生徒によって、その日の「給食の献立紹介」が書かれています。 何やら今日は違う模様。 「3月12日(火)今日の主役は3年生です  3年生ありがとう そして 卒業おめでとう  明日からの担当は2年生です」 2年生の粋な計らいに拍手。
3月1日(金)総合的な学習の時間、地域の井上岳一さんによる防災講演会が1年生を対象に開催されました。 井上さんには、昨年度、地域を対象として「地域防災とコミュニティ」をテーマにご講演いただいたご縁で、今回の企画が実現しました。1年生は「土の力、森の力、人の力」は災害に強いこと、自分たちの住む地域をよく知って災害に備えることの大切さを学びました。歴史や自然環境、人とのつながりなどの様々な視点から、災害への意識が高められ、災害時に自分たちにできることを考えるヒントをたくさんいただきました。
二宮町ふたみ記念館 展示ギャラリーにて本校の生徒作品が展示されています。 日時:2月21日(水)~3月3日(日)    10時~16時(入場は15時30分まで)※休館日は月・火曜日 美術科担当教諭にその見どころを聞きました。 1年生「平面構成、野菜と果実の彫塑」(約50作品):『野菜や果実の‛見えない中の色’を考えながら外側の色付けをしました。』  2年生「アートガラスの空想画」(約50作品):『現実にはありえない世界のデザインを楽しんでください。』 3年生「パラパラアニメーション」(ほぼ全員の作品):『最後の‛落ち’に心温まる作品や予想外に展開する作品など個性豊かに仕上がりました。』 ※本校の保護者様には、二宮町教育委員会からの特別招待券付ご案内を配付させていただいております。
2月21日(水)3年生防災体験学習が実施されました。 まず、能登半島地震の被災地へ赴き、支援活動に携わった町役場と消防の方2名のお話を伺いました。さらに最近の二宮町の台風被害状況の映像も数枚提示されました。 また、テントの中に充満した煙の中を歩く体験や水消火器体験をし、心肺蘇生法も学びました。避難所展示見学では、実際に仮設トイレ等を設営し、様々な工夫が凝らされていることに感心。近年国内外での度重なる避難所設営の経験が、必然的にこれらの工夫を生み出したのでしょう。 「災害は怖いけれど、今では適切に対処すれば落ち着いて行動できると感じている」と生徒の感想にあるように、盛りだくさんの体験を通して、 災害に備えて訓練をすることの大切さを教えていただきました。 多大なるご協力をいただきました二宮町防災安全課・二宮町消防の皆様、そして貴重なこの体験学習を時間をかけて企画してくださったPTA本部方々、ありがとうございました。 (写真は水消火器訓練の様子)  
二宮小学校の特別支援学級6年生が来校し、本校の特別支援学級の生徒と共にステンドグラスづくりに取り組みました。6年生の卒業制作にステンドグラスの技法を用いるということで、この度、企画されました。 今日のバレンタインデーにちなんだデザインにみんなで挑戦。カッターを使って黒画用紙を切り抜き、絵の具で染色された和紙を貼り付けていきます。 どのような作品ができあがるのか具体的にイメージできるように、傍らには汐鳴祭文化の部で制作した3年生のステンドグラスが並べられていました。そして中学生も小学生の隣で、良きお手本になるよう、慎重に作業を進めます。教室(図書室)全体がステンドグラスを完成させるぞという意気込みで溢れ、やがて一つひとつ色づかいの異なった味わい深い素敵な作品が次から次へと完成しました。
3年生は、理科の授業でニワトリの手羽を用いた骨格標本づくりを行いました。 ヒトとニワトリの骨格を比較し、見かけの形やはたらきは異なっていても、起源は同じものである「相同器官」についての実験です。「なるほど」と2年生で学んだ筋肉や骨の働きについても実感を伴いながら復習することができました。入れ歯洗浄剤や糸ようじなどを用いて手羽を扱う一人ひとりの真剣なまなざし。「うわっ!できた!」と弾む明るい声。しばらく続いている受験勉強の合間に、何とも言えない心地よい風が吹き抜けました。
 本日、中学1年生の社会科の授業で、ケニア共和国とオンラインによる交流授業が行われました。講師は、現在JICA青年海外協力隊員としてケニア共和国に派遣されている古澤教諭です。古澤教諭は昨年3月まで本校で勤務していました。  スクリーンには、集まってきた現地の子どもたちや広々としたグラウンドも映し出されました。学校は年中~中学2年生が600名ほどおり、1クラス約40名。20名分の机と教科書を共有して使っているそうです。皆、語学習得に意欲的で、中学1年生は3言語(部族語・スワヒリ語・英語)が話せ、更に外国語を学んでいるとのこと。文化の特徴や日本政府の支援についても聞き、日本とのつながりや今まで辿ってきた歴史について考える契機となりました。  講話の後の質問コーナーも「これを聞きたい!」と3回も質問をした生徒が出るほど、たいへんな盛り上がりを見せました。
 特別支援学級前の廊下に掲示された「中華街調べ」。本日完成しました。 昨年11月末に特別支援学級の生徒は校外学習で横浜市にある日本新聞博物館と中華街を訪れました。事後学習として数週間かけ、皆で分担して「中国の食文化・歴史・スポーツ・ことば」「中華街の誕生・門」などについてまとめました。 「中国といえば卓球?答えはこの中に!」など読む人を楽しませる工夫や、すぐに使える簡単な中国語一覧などもあり、読み応えのあるしっかりとしたまとめになりました。時間をかけてじっくり作り上げたものの持つパワーを感じました。   
 「季節に対する意識を高め、四季の豊かな日本で生活する生徒の感受性を高める」「表現したものを発表し合うことで、互いを認めあう」という目的で、文化委員の生徒が企画した「ウインターカード・冬の俳句・川柳展」が2月16日(金)まで2・3年昇降口(北側)で行われています。  その隣には、手工芸部の生徒の作品が飾られています。フエルトを貼り合わせて思い思いに新年や干支を表現しました。3年生が引退し、手工芸部は現在1,2年生合わせて19名(男子10名、女子9名)となっています。1か月に一作品を目安に制作。昨年の夏は陶芸にも挑戦しました。次は何を作るのか、楽しみです。
 1月19日(金)令和6年度新入生保護者説明会を開催しました。 14:00からの開催に向けて、昼休みに2年生のボランティアが体育館へ集合。約30名と予想以上に多くの生徒が集まり、床にシートを敷いたり、パイプ椅子を並べたり、あっという間に準備が完了しました。学年主任の「みんなありがとう!」のことばに皆で拍手するなど、冷える体育館が和気あいあいと温かい空気に包まれました。会が始まり「制服・持ち物」の説明の場面では、制服姿、体操服姿の2年生4名がモデルとなって登場。もうすぐ最上級生となる2年生。大活躍でした。   また「サイバー社会で子どもたちを守るためにできること」をお話いただきました大磯少年補導員連絡会の方々、ありがとうございました。
 能登半島地震により被災された方々へお悔やみとお見舞いを心より申し上げます。  さて、3学期が始まりました。今現在、3年生は自分の選択した進路を見つめ、多くの生徒が2月の高校入試へ向けて努力を積み重ねています。 1,2年生は頑張る3年生の姿に、やがて迎える進路選択の場に立つ自分自身を重ね、改めて気が引き締まる思いでしょう。  皆で認め合い、高め合って、皆、笑顔で今年度末を迎えられるよう期待しています。 (写真は、職員玄関に飾られた素敵な手作りの龍)    
 学期末を迎えて昨日で給食も終わり、本日12月21日(木)より3時間授業となりました。 1~3学年がそれぞれ、体育館での学年集会、グラウンドでのレクリエーション、大掃除に取り組みました。 1年生の学年集会では、生徒が司会進行を務め、学校生活MVPの表彰、生徒から教職員への嬉しいメッセージや各教職員からの話がありました。最後は、昨夜遅く完成したという恒例の「学校生活スライドショー」の鑑賞で大いに盛り上がっていました。 グラウンドでは、雲一つない澄み切った青空のもとでドッヂビーや氷鬼、サッカー、バレーボール、テニスなど各学年で企画したレクリエーションを仲良く楽しむ元気な声が半日、響き渡っていました。
 10月14日(土)汐鳴祭文化の部へ向けて各クラス皆で力を合わせて作り上げたステンドグラスが、12月現在、学区内の二宮小学校に飾られています。小学2年生の図画工作でカッターの基本的な使い方を学んだ小学生たちが、細やかにカッターで切り抜かれ、絵の具で染めた和紙が貼られたステンドグラスの作品を見ることで、小中一貫教育における学びのつながりを実感できればという願いでこの企画が実現しました。これらのステンドグラスは、2月には一色小学校に飾らせていただく予定になっています。  長年、文化の部で作り続けられている「伝統のステンドグラス」が、施設分離型小中一貫教育校「にのみや学園」の中で、小学校と中学校をつなげる架け橋になっていることは嬉しい限りです。  
 12月8日(金)の午後、総合的な学習の時間の地域学習として2年生が地域の方との地域懇談会を行いました。 学校運営協議会と連携して、農業・子育て・福祉・地域全般の分野から5名の地域の方にご協力をいただきました。二宮町の住環境の素晴らしさ、町を離れてわかる二宮町の良さなどが多々ある一方で、農業の存続の危機、高齢化や少子化問題、商店街の後継者問題、地域活動の希薄化等の課題が共有されました。 生徒からも積極的に質問や意見が出、中には挙手をして「今日はありがとうございました!」と思わずお礼を述べる場面も。様々な分野でご活躍されている地域の方と顔を合わせ、二宮町への熱い思いや意見を聞くことで自分の考えを広げ、地域学習に新たな視点を増やすことができた貴重な時間となりました。  
 保健室前の廊下にあるホワイトボード。毎日、給食の献立を保健委員会の生徒が紹介しています。 12月4日(月)の給食は、二宮中学校の希望献立でした。 「ごはん、オレンジジュース、さばの味噌煮、ワンタンスープ、クリーム大福」 1学期に全校生徒を対象に保健委員がアンケートをとり、それをもとに委員会の時間に話し合うなど時間をかけて決めた特別な献立です。  
 11月27日(月)学校保健委員会が開催されました。 「健康的な生活を送るために」をテーマに、保健委員会と整美委員会が企画・運営を担当。体育館への学年ごとの移動を放送で指示したり、司会進行をしたり、会場の準備・片付けも含め、生徒たちは大活躍。そして全校生徒を前に、掃除の極意、忙しい人のための運動法、スマホ依存の改善法等々、心とからだの健康維持にまつわる興味深い話題を次から次へとわかりやすく発表していました。自分たちで実施したアンケート結果を分析・考察したものに基づいて、それぞれの項目をまとめていた点も良かったです。  また後半は、二宮町保健センターの保健師の方々が「健康ってなんだろう」というテーマで講演してくださいました。「未病」ということばを中心に、皆で学ぶことができました。
 11月24日(金)二宮町教育力向上アドバイザーの吉新一之氏をお迎えして授業研究会が開催されました。 今年度に入り、4月・8月に校内授業研修会を実施し、6月・9月に続く今回の授業研究会は、6校時に1年生2クラスがそれぞれ国語、理科の授業を公開しました。各教室では、積極的に挙手をして自分の意見を伝えたり、班員と話し合いながら協力してホワイトボードに書き込んだりと、皆、たいへん意欲的に授業に取り組む姿がありました。また授業が終わると廊下に出していた机を積極的に片づける生徒もいて感心しきり。    授業後の教職員による研究協議会では、研究テーマである「誰一人取り残されない学級集団、学習集団づくり」「資質・能力を育成するための主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて、熱い議論が交わされました。  
 11月16日(木)かながわアスリートネットワーク協働事業として、全校生徒を対象にパワーリフティング競技の三浦選手の講演会が開催されました。三浦選手は、パラリンピック三大会(ロンドン / リオ /  東京)に連続出場を果たし、更に車椅子カーリングやパラサーフィンにも取り組まれるなど、日々、挑戦し続けている方です。 「自分を信じて / 自分に誇りをもつ / 失敗も成功につなげる / 自分を信頼すれば自信になる」 「努力する人には様々なチャンスが訪れる」 一つひとつ語られるどのことばにも説得力がありました。  その他にも、これから受験を控えている3年生に歌の贈り物(ギターの弾き語り)をいただいたり、部活動に励む1・2年生(や教職員)には筋力増強の秘訣などを教えていただいたりし、和やかな楽しいひと時を過ごすことができました。  司会や講師紹介、お礼のことばを担当した3年生もたいへん立派でした。    
 11月14日(火)第3回学校運営協議会を開催しました。今回は協議会の前の5,6校時の授業参観に本協議会委員と学区の地区長・民生委員の方々をご招待。地区長・民生委員の方々が10名ほど来校されました。授業参観の合間に、全教室出入口に掲示された生活委員会作成のポスターにたいへん興味を示され、多くのポスターが「8時30分には教室に入ろう」となっている中、「これは、8時25分と書いてあり、余裕をもって登校しようというのがいいわねえ。」と感心されていました。(写真) 日頃から、登下校をはじめ多くの場面で児童・生徒を見守ってくださっている地域の方々の温かい存在を改めて感じました。 ≪協議会の内容≫ ①学校運営について(学校 / 各学年 / 特別支援級) ②学校運営協議会3部会「学習支援 / 学校環境整備(施設・防災)/ 地域活動」の取り組み ③学校研究について ④総合的な学習の時間について(2学年生徒が参加する地域懇談会) ⑤学校評価について ⑥PTA / 地域より
11月7日(火)にのみや学園の小中学校特別支援学級交流会が開催されました。 二宮中学校は開会式と閉会式の担当でした。写真は会場に掲示した生徒手作りのプログラムです。 小学生にもわかりやすいように大きく書いたり、イラストを多くしたり工夫したそうです。 「思っていたより緊張したけど、頑張りました!」と司会に挑戦した生徒がちょっぴり照れながら語ってくれました。 交流会は各校が用意した「じゃんけん大会」「クイズ大会」「チェッコリ玉入れ」でたいへん盛り上がり、仲間とのふれあいを思いっきり楽しんでいました。  
11月2日(木)総合的な学習の時間に、2年生は二宮町社会福祉協議会のご協力を得て、福祉体験学習に取り組みました。「車いす操作法体験」「高齢者疑似体験」「視覚障がい者の理解と白杖体験」「ボッチャ体験」の4コースから、一人2コースを選択して体験しました。生徒の感想の一部を掲載します。 「高齢者疑似体験は動きにくく、一つ一つの小さな動作で疲れた。腰が曲がった状態なので視界が低かった。筋力がある私たちがここまで疲れてしまうなら、高齢者の方は想像以上にたいへんなのかなと思った。」 「視覚障がい者体験は、目隠しをして歩いてみたけれど、道もわからず小さな段差でもとても怖かった。ガイドヘルパーが道を教えてくれることがどれだけ助かるかを感じることができた。」 (写真:おもりを手足につけ、聴覚・視覚が制限された中で杖をついて歩く高齢者疑似体験)
 汐鳴祭文化の部を無事終えて、日常が戻ってきました。 給食が終わると一目散にグラウンドへ向かう生徒たち。雲一つない青空のもとでサッカーボールを懸命に追いかける楽しそうな表情に心が洗われます。朝礼台の上で日光浴をしながら生徒たちを見守る教員。その傍らで和気あいあいとおしゃべりする生徒たちの姿もあり、平穏な日々を送ることができていることに感謝、感謝。
 10月14日(土)汐鳴祭文化の部が終了しました。1学期から各クラスで合唱曲やステンドグラスのテーマを選定し始め、この10月までの月日をかけて、合唱・ステンドグラスの作品を完成させました。  合唱は皆、歌詞の意味をかみしめながら美しいハーモニーを響き渡らせ、クラスそれぞれの味わい深さを醸し出していました。聞いていた教員が「仕事でこんなに感動できるなんて!」とぽつり。また「指揮者が最後まで歌に合わせられた!」と感動して涙にくれる教員も。閉会式では3年生の合唱への熱い想いに応えるべく、涙で声を詰まらせながら音楽科が講評する場面もありました。合唱はいいものです。  ステンドグラス制作も、活動時間などが縮小される中ではありましたが、デザインが細かくなった上、趣向が凝らされて、どの学年も大健闘でした。作品を一枚一枚眺めていると、完成するまでに至る教室や廊下での様々な活動、皆の真剣なまなざしがよみがえってきます。皆、ここまでよく頑張りました。  今回はこの4月よりスタートした施設分離型小中一貫教育校にのみや学園として、町内の小学校3校の6年生をご招待したところ、50名の来校がありました。また学校運営協議会...
 汐鳴祭文化の部へ向けて、各クラスでステンドグラスの制作が進められています。 自分たちの手で染め上げた和紙を黒いラシャ紙に貼り合わせた二宮中学校特製のステンドグラス。 出来上がった作品が窓ガラスに取り付けられ、光を通してどのような絵物語が展開されるのか、今から楽しみです。 ①白い和紙をアクリル絵の具で染める。 ②染められた和紙を干す。 ③黒いラシャ紙を下絵に合わせてカッターで型を抜いていく。 ④和紙を型に合わせて一つひとつ切り、糊付けする。    
10月1日(日)二宮町スポーツフェスティバルと同時開催のマルシェに本校の2年生3チーム12名が出店しました。 二宮小学校で体力測定やスポーツ体験を終えた人たちをはじめ多くの人たちが、生徒手作りのアクセサリーやキーホルダー販売や射的・輪投げコーナーに立ち寄ってくださいました。中学生の企画力や発信力を活かし、地域とのつながりを深めたいとの思いで、学校運営協議会が中心となり生徒へ参加を呼びかけたこの企画。前回3月の「はらっぱマルシェ」に引き続き、生徒は自分たちのアイデアを活かしながら生き生きと楽しそうに活動していました。ご来店いただきました皆様、温かいお声かけ等ご協力をありがとうございました。 (写真は校内に掲示したマルシェへの来店を呼びかける生徒手作りのポスター)
 今年度4月よりスタートした施設分離型小中一貫教育校にのみや学園。 その「にのみや学園プロジェクト」として「第1回小中学校児童生徒交流会」が9月27日(水)、二宮西中学校と本校にて開催されました。 小学校高学年の児童が進学先の中学校の授業を見たり、部活動を体験(見学)したり、中学校生活に触れることでより大きな安心感をもって中学校に進学できるようにすることが目的です。例年、年度末に1回実施されてきたものが、今年度は3回となり、第1回目となる昨日は、まず5校時の授業参観、そして体育館にて生徒会による中学校生活の紹介、部活動見学という内容でした。 (写真:生徒会によるスライドを用いた中学校生活の紹介)  
 9月19日(火)第2回学校運営協議会を開催しました。今回は協議会の前に授業参観、施設(修繕箇所)見学、町の防災安全課のご協力を得て防災倉庫見学を企画。施設分離型小中一貫教育校「にのみや学園」として、中学校区内の小学校2校の学校運営協議会委員の方々もこれらの企画に参加され、その後の協議会も傍聴されました。 ≪当日の内容≫ ①学校運営について(学校・各学年・特別支援級) ②学校運営協議会3部会「学習支援、学校環境整備(施設・防災)、地域活動」の取り組み ③学校研究について ④汐鳴祭文化の部について ⑤総合的な学習の時間について ⑥全国学力・学習状況調査の結果分析について          
 9月15日(金)、全校生徒を対象に本校グラウンドにて交通安全教室が開催されました。スタントマンの実演により、交通事故の恐ろしさが視覚的に訴えられ、トラックの特性(運転席からの視界や左折時の内輪差)についても理解することができたようです。何気ない当たり前の生活、そして自分の大切ないのちを守るために、今日の学びを大いに活かしてほしいと思います。
 新学期を間近に控え、教職員対象の校内研修会を開催しました。 8月29日(火)人権教育研修会「人権教育の推進について」(講師:中教育事務所 岡田 社会教育指導主事) 8月29日(火)校内研究研修会「各教科における問題解決学習の課題づくり」(講師:吉新 二宮町教育力向上アドバイザー)       8月30日(水)生徒指導研修会「生徒のSOSに気づくには」(精神保健福祉センター出前講座 講師:ヴィヒャルト 臨床心理士)  新学期、元気に登校してくる生徒たちの顔を思い浮かべながら、教職員皆で和気あいあいと研修に臨みました。 (写真は校内研究研修会)
 施設分離型小中一貫教育校「にのみや学園」の取り組みの一つとして、小中学校の教職員が教科など14の部会に所属して、小中学校9年間を見通したカリキュラムの研究を進めています。今日は音楽科部会の試みとして、小学校の教職員2名が、本校の吹奏楽部の活動を参観しました。生徒たちは「小学校の頃の担任の先生だ!」「音楽を教わったことがある!」「算数は基礎と応用を教えてくれて、達成感を味わえる授業でした。」「今日は楽器の吹き方を教えてもらって良かったです。」等々、久しぶりの再会を喜び、楽器の練習にも、より一層、力が入った様子でした。  2学期以降は二宮中学校の教職員が学区の小学校を訪問し、給食や清掃活動の様子を参観したり、授業参観・実践したりする教職員の異校種間交流を通して、児童・生徒理解を深めていきたいと思っています。
 昨日の終業式では、各学年代表が1学期を振り返りながら「代表のことば」を述べました。 3年生代表は「体育祭は、色、学年、クラスに関係なく応援していてすごく良い雰囲気だった。この体育祭でより一層クラスの仲が深まった。」「修学旅行は小学校ではコロナの影響で行けなかったので、友達と一緒にホテルに泊まるということがとても新鮮だった。友達とふざけあったり、はしゃぎすぎて注意されたり、何気ないひと時がとても楽しかった。」等々、入学式準備から始まったこの1学期がとても充実していたことを伝えてくれました。 ≪写真は、終業式当日朝のある教室の黒板。1学期、毎朝担任からのメッセージが書かれていました。≫ ≪また終業式の朝限定で特別に担任からのメッセージが書かれているクラスも。   ‛さあ、さあ1学期も今日で終わりです。 (中略)          みんなにとってはどんな1学期だったでしょうか?    私にとってはすごく思い出深い1学期でした。    先生になって良かったなって本当に思います。    そう思わせてくれてありがとうね。’ ≫    
 先日の七夕から、教室内や教室前廊下に飾られている笹飾り。 「お孫さんが『家族や親族が長生きしますように』と短冊に書いていましたよ。」とその生徒の(父方の)祖母にあたるAさんに話す機会がありました。 Aさんを喜ばせようとお伝えしたのですが、「つい最近、(母方の)おじいちゃんが亡くなってしまったから、そう書いたのかな。」という思わぬ返事。忌引きでのお休みはなかったので、学校はご不幸を把握していませんでした。 そうだったのか。 本人がどんな気持ちでその短冊に思いを託したか。 本人が短冊を読み返すとどんな気持ちになるのだろうか。 一人ひとりが様々な思いを抱えながら学校生活を送っているということを改めて深く感じました。 (写真は支援級の教室に飾られた笹)  
 放課後、「水槽(お掃除)セットを貸してください!」と職員室に1年生が颯爽と現れました。 厚生係とボランティアの生徒が週に1回、昇降口に置いてある水槽を掃除しています。餌やりは毎日。この水槽の熱帯魚‛ネオンテトラ’とエビは、担任が1年生の入学に合わせてこの4月に準備したものです。 水槽の水を補充しながら「エビの子どもが生まれたんですよ。ほら!」とヤマトヌマエビの小さな小さな子どものいる場所を嬉しそうに指し示し、「淡水と海水の~」といろいろな説明をしてくれました。 気持ちよさそうに泳ぐ美しいネオンテトラやその元で歩き回るエビを眺めながら、いつまでも一緒におしゃべりをしていたいと思う楽しいひと時でした。
保健室前のホワイトボードには保健委員会の生徒による給食の献立紹介が書かれています。  「今日は地場産デー!   二宮町で育ったたまねぎをふんだんに使用しました。   一生懸命育ててくれた農家さんや給食にかかわるすべての人に感謝をこめて   『いただきます!』としっかり挨拶しましょう。」(原文のまま) 今日は豚肉のしょうが炒めに二宮産の玉ねぎが入っており、美味しくいただきました。 14日の夏野菜カレーには二宮産の無農薬野菜(なす・ズッキーニ・ピーマン)が使われるとのことです。 二宮町学校給食センター発行「給食だより7月号」の『二宮町の農家さん紹介』コーナーでは、農家の方のお顔や児童・生徒へのメッセージも掲載され、食材一つひとつのたどってきた道に思いを巡らせ、感謝の念をより深く抱くことができます。 朝、教室で「今日の給食は○○と○○!」と献立がしっかり頭に入っている生徒に驚くこともしばしばあり、皆、毎日の給食を楽しみにしていることがうかがえます。
本日までの3日間の期末テストが終わり、放課後から部活動が再開されました。 1年生は初めての定期テストということもあり、先週、本番に向けた「定期テストの予行練習」を3教科で実施しました。またテスト2週間前から始めた放課後の学習相談では、1日平均27名の参加があり、その6割は1年生が占めていました。地域のボランティアの方々にはたいへんお世話になりました。ありがとうございました。 2年生は東京での上級学校訪問と班別自主行動、3年生は京都・奈良方面への修学旅行を終え、その余韻に浸る間もなく期末テストを迎えました。 今、グラウンドや体育館からは、部活動に励む元気な声が聞こえてきます。テスト直後ということもあり、いつになく活気に溢れかえっています。外の水道場では、暑さで真っ赤な顔をして、頭から水をかぶっている生徒も見かけました。一生懸命ボールを追う姿、仲間に負けじと走りこむ姿、光る汗と真剣なまなざしに、夏の大会へ向けての大きな意気込みを感じました。
 6月27日(火)から始まる1学期期末テストへ向けて、本日13日(火)より本校図書室にて学習相談が始まりました。 昨年度の学習相談は定期テスト前の1週間、部活動停止と重なる期間の実施でした。今年度は新しい試みとして、2週間前からのスタートです。グラウンドから部活動の声が聞こえる中、1年生と3年生が合計15名ほど集まり、自習をしたり質問をしたり、集中して学習していました。「あと2週間あるから、毎日少しずつやれば終わるぞ!」とワークブックをやりながら意気込みを宣言する生徒も。 講師として国語や数学、英語の学習を支援してくださった学校運営協議会委員を含む3名の地域のボランティアの方々。ご協力をありがとうございました。  20日(火)の学年行事後、21日(水)~26日(月)の部活動停止期間中の学習相談は各教科担当の教職員も地域の方々に加わります。  
 6月8日(木)二宮町内に震度5強以上の地震が発生したことを想定し、安全確保のための行動を確認するために一斉避難訓練が実施され、同時に災害発生時における幼稚園・小学校・中学校の児童生徒の保護者の引き取りについての訓練も行われました。  今回は、保護者からわかりやすいように担任が学級・クラスが書かれたビブスを着用したり、時間短縮のために引き取り者の確認方法を変えたりと、昨年度の本訓練の反省を生かして計画・準備をしました。訓練を実施することで課題が明らかになり、その都度それらを改善する試みを行っています。  保護者の皆様におかれましては、ご多忙の中、本訓練についてご理解・ご協力をいただきましてありがとうございました。
 5月27日(土)梅沢海岸にて、本校の厚生委員会、吹奏楽部、サッカー部そして有志、合わせて86名と教職員5名が、二宮町主催の海岸清掃に参加しました。晴れ渡る青空のもとで釣り人を遠くに見やりながら、小さな子どもから高齢者まで、町民の皆さんと共にプラスチックや金属類などを拾い集めました。二宮西中学校も多くの生徒が参加しており、この4月に西中へ異動した教員とも再会することができた生徒たちは大喜び。  災害時も視野に入れ、中学生は地域の活動を大きく担える人的資源になることを今年も実感しました。
 5月8日(月)から3週間、3名の大学生が教育実習をしています。 先日の汐鳴祭体育の部でも、準備から当日の運営、片付けなどにおいても大活躍でした。 今日は、保健体育科の実習生の公開授業。 大学の教授も来校され、多くの教職員が見守る中、ソフトボールの授業が進められていました。 初めてソフトボールのボールに触れる生徒も多い中、キャッチボールのコツを実演しながら指導していたところ、「そうやればいいのか!」と円を作って早速、練習を始めた教職員たちに思わずクスリ。 「やってみたい」という気持ちが高められる工夫が盛り込まれた授業でした。    
  前日午後から20日未明にかけて降り続けた雨は上がり、予定通り汐鳴祭体育の部を開催することができました。 (写真左)雨のために前日の準備がほとんどできなかったグラウンド。明け方からまず水たまりの水を埋め、ラインを引くことから始まりました。職員のチームワークがたいへん良く、あっという間に準備完了。 (写真中)ある教室をのぞくと教卓にボール運び「ガンバring」で使う軍手の山。そしてその上にてるてる坊主が3つ。願いが叶い、良いお天気になりました。 (写真右)閉会式後の3学年縦割りの色別集会。ピンク、水色、オレンジの3色に分かれて、先輩と後輩が肩を組みます。力を出し切った生徒一人ひとりの清々しい表情。はじける笑顔。10日前の結団式で初めて円陣を組んだ時の緊張感が、熱い達成感に変わっていました。   
 5月18日(木)、燦燦と照り付ける太陽の光を浴びながら、汐鳴祭体育の部の予行練習が行われました。 全体をとりまとめる体育委員のもと、本番さながらの熱のこもった実況中継をするメディア委員をはじめ、各委員会の生徒がそれぞれの役割を果たそうと自主的に実によく動いていました。みんなのためにありがとう。 (写真左:校舎に取り付けられた体育の部スローガン「湧笑結束~走れ汐鳴りFighters~」は美術部があっという間に完成させました。) (写真中:スローガンを取り付けるためのループを縫い付けたのは手工芸部。分厚い所が縫いにくくて大変でしたね。) (写真右:競技の間に砂埃舞うグラウンドに打ち水をする整美委員と厚生委員。水を黙々とまく姿に心も潤いました。)         
 汐鳴祭体育の部当日に向けて、先週一週間は昼休みの練習、そして今週からは午後の練習が始まりました。 今日は午前中4時間の授業、給食、内科検診(2・3年生)を終えてからの学年別練習です。 体育館からは、「1、2の3! 1、2‥」という掛け声と共にドスン、ドスンと響く2年生の大縄跳びの音。 グラウンドのトラックでは1年生の全員リレー、トラックの内側では3年生が学年種目に取り組んでいます。 「みんなで一つのクラス。仲間外れにならないこと。元気に仲良くできること。」 「誰一人取り残さない!全員で頑張る!勝ち負けだけが大切なんじゃなくて、全力で楽しむことが大事!」 自分のクラスが最高だと思うために大切なことは?という担任の問いかけに、生徒たちがこのように答えます。 まっすぐに前を向いて取り組むことができる清々しい生徒たち。昨日までの雨で洗われ、どこまでも澄み渡る青空 と同じくらい輝いていました。 (写真:2学年学年種目の練習風景)    
 みんなで一つにまとまり、笑顔が湧き出るような汐鳴祭体育の部にしたいという思いが込められたスローガン「湧笑結束~走れ汐鳴Fighters~」 4月に各クラスでとったアンケートをもとに体育委員が考えたこのスローガンが、5月8日(月)の生徒朝会で発表されました。そして5月10日(水)、グラウンドにて色別結団式が行われ、全校生徒と教職員が色別に3つの輪を作り、体育の部を盛り上げようという意気込みを大声で叫び合いました。 5月の澄みきった青空のもとで心地よいそよ風に吹かれながら、運動が得意、不得意関係なく、みんなで支え合って一つのものを作り上げていこうという優しい気持ちも感じられる楽しいひと時でした。
 4月 25 日(火)第1回学校運営協議会が本校にて開催されました。本協議会は地区長2名含む地域の方々、PTA会長を含む保護者、地域学校協働活動推進員、社会教育委員と教職員(校長・教頭・教務主任・事務主査・地域担当・カリキュラム担当)の14名から成ります。この委員の他に、学年主任、特別支援主任、学校行事・学校研究・総合的な学習の時間等の担当教職員も必要に応じて参加し、地域の方々と熟議と協働を重ね、学校教育目標の実現を目指します。 ≪当日の内容≫ ①学校教育目標・経営方針、学校予算等について【承認】 ②学校や各学年・特別支援級の様子について ③学校研究、5月の汐鳴祭体育の部、PTA活動について ④今年度の柱である「学習支援、学校環境整備(施設・防災)、地域活動」の3つの部会に分かれて協議
 4月10日(月)新入生を歓迎し、生徒会が中心となって中学校での生活や委員会・部活動について紹介をする生徒会入会式が行われました。今年は汐鳴祭文化の部を代表する「ステンドグラス」の実物も披露。 新入生を前にして、2・3年生は意気揚々と一回りも二回りも大きく、頼もしく見えました。 「これから中学校生活が始まり、初めてのことに楽しみな気持ちもありつつ、勉強や部活動がしっかりとやっていけるかと不安な気持ちも多くあります。しかし、担任の先生や他の先生、多くの方に励ましのお言葉をいただき、とても安心しました。(中略)これからは先輩方の背中を見て自分たちの力で少しずつ成長し歩んでいきたいと思っています。中学校では小学校で学んだことをプラスにして、自分の考えや目標に向かって進んでいきたいです。先輩方、先生方どうぞよろしくお願いいたします。」と全校生徒の前で堂々と読み上げる新入生代表。とても立派で、会場はたいへん心地よい緊張感に包まれました。  
 4月7日(金)施設分離型小中一貫教育校「にのみや学園」の開校式が行われ、小学校3校、中学校2校の児童・生徒は各教室からオンラインで参加しました。 村田町長による開校宣言に始まり、学園長(二宮西中学校長)と二宮町教育長の挨拶、そして児童生徒代表(二宮西中学校生徒会長)のことばで締めくくられました。 「にのみや学園」は「認め合い、高め合う、二宮の子」を小中一貫教育の教育目標として、小学校1年生から中学校3年生までの義務教育9年間のつながりを大切にした教育を進めていきます。 この開校式の様子は、SCN(湘南チャンネル CATV002ch)でご覧いただけます。 初回放送 4月11日(火)19:00~19:40 再放送 4月12日(水)~4月17日(月)8:00~8:40/ 12:00~12:40/ 19:00~19:40ほか (地上11ch)4月11日(火)~17日(月)22:00~22:40  ※予告なしに変更になる場合あり 
令和5年4月6日(木)心が引き締まる厳かな雰囲気の中、入学式が行われました。 新入生の皆さん、ようこそ二宮中学校へ! 前日の5日(水)は、新3年生が準備登校。2階と3階の間での机・椅子の移動、清掃、そして体育館で入学式の会場づくりをしました。後輩たちのために、せっせと活動する姿が何とも眩しい限りでした。  
3月23日(木)整体師の竹田さんとヨガ講師の経歴をもつ今田さんによる「ニーノとミーヤ 菜の花体操」講習会が 本校体育館で2年生を対象に開催されました。 二宮町PRキャラクター「ニーノとミーヤ」の姿でお二人は体育館へ登場。町のプロモーション動画の楽曲「菜の花畑のニーノ」に合わせた ‛安全で簡単に全身をほぐして楽しめる体操’ を紹介していただきました。 「体操考案から完成に至るまで ドキドキ不安だったことが、中学2年生を前にこんなにワクワクする光景に変わるのですね」という竹田さんのお話がたいへん心に残っています。        
「近い未来に子どもたちが夢見ていた車が実現できることを知った。僕は、プログラミングとものづくりが好きなので今日のお話を聞いて、めちゃくちゃやってみたい、作ってみたいと思いました。」 「私は頭がいいとか手先が器用でもないけれど、未来のことを知ったり、考えたりするのは好きだから、今回の話を聞いて良かったと思いました。」 「電気自動車は環境にいいだけかと思っていたんで災害時にライフラインが確保できると聞いて驚きました。 自動運転は楽するためだと思っていたんで運転が苦手な人、体が不自由な人のためと聞いて勉強になりました。」 3月15日(水)1年生を対象に「クルマの未来とエンジニアの気持ち」という内容で地域の岡野さんによる講演会が開かれました。上記は、講演会後の生徒の感想文です。最後の質問コーナーでも、生徒が次から次へと挙手するなど、その興味・関心の高さがうかがえました。
3月8日(水)、第75回卒業式はコロナ禍の中、保護者の皆様には感染症対策にご協力をいただきながら、無事開催することができましたことを心より感謝しております。参加した2学年生徒は、その後感染症の発症もなく、安心しました。3年生は、在校生手作りの花を胸に、凛とした表情、たくましさと頼もしさが感じられる制服姿がとても眩しく、この3年間の月日の重みを感じました。 当日登校できなかった最後の生徒1名が、昨日、校長室で教職員に見守られながら卒業証書を受け取ることができました。卒業生124名。自分で選んだ道に自信と誇りをもって、実り多い人生を歩んでください。ご卒業おめでとうございます。      
3月6日(月)、全校生徒で卒業式へ向けて予行練習を行いました。当日は、感染症対策のために在校生は2年生のみの参加となり、1年生は自宅学習となります。 練習でも気を抜かず、心をこめて真剣に取り組んでいる立派な3年生の姿が、きっと1年生の目に、心に焼き付いたことでしょう。 ※文部科学省等からの通知をふまえ、当日は生徒及び教職員については、式典全体を通じてマスクを外しても差し支えないこととし、国歌・校歌斉唱、合唱の際は、マスクの着用を促します。また保護者の方は、式典全体を通じてマスクの着用を含め、基本的な感染防止対策へのご協力をお願いいたします。
 3月4日(土)二宮町東大果樹園跡地みらいはらっぱにて開催されたはらっぱマルシェへ、1年生から3年生までの6組17名の生徒が参加しました。二宮中学校  学校運営協議会の地域学校協働活動推進員が中心となり、教職員と連携して生徒を募集し、数回の実行委員会を経て、準備を進めました。当日は、生徒手作りのキーホルダーやハーバリウム、スライムなどの販売ブースと射的コーナーへ小さい子から大人まで多くの人が来店して、大賑わいでした。訪れた本校の教職員もしみじみ一言「二宮って、温かい」。 春の澄みきった青空のもとで、コーラス隊からの美しい歌声が響き渡り、キッチンカーからはおいしそうな匂いが立ち込め、地域が一体となって今ここにいることに感謝し、仲間と楽しんでいるという何とも素敵な時間を過ごすことができました。 生徒も、人と積極的に関わり、地域の一員としての意識を高めることができたたいへん有意義な良い企画でした。来年度も継続して参加させていただきたいと思います。 (写真は生徒作の校内掲示用ポスターです。)    
 太陽の光を体いっぱいに浴びて、春を感じる海風に吹かれながら、3年生の球技大会が行われました。  まず、クラス対抗全員リレーとクラス混合全員リレー。トラック半周(100m)ずつのリレーにサプライズで加わった教職員チーム「みねおファミリー」。1チーム30名余りの生徒たちは次々とメンバーが入れ替わる中、6名の教職員チームは長い人で合計1km近く走る(短い人は10m) などして大健闘。その後のドッジボールも男女別クラス対抗総当たり戦でたいへんな盛り上がりを見せていました。  受験勉強から解放されて、青く澄み渡る大空の下で伸び伸びと活動する姿に、汐鳴祭や部活動など今までの学校生活で活躍している一コマ一コマが思い起こされました。見ているこちらも嬉しくなるような、みんな清々しい、とてもいい笑顔でした。 (写真一枚目:校舎4階のカメラマンに向かって卒業アルバム用学年写真を撮影中)      
 2月22日(水)の午後、一色小学校、二宮小学校から小学6年生をお迎えして、部活動小中交流会が行われました。まず、生徒会本部役員が手作りの冊子を用いて中学校生活について説明し、その後、小学生は体験を希望する部の部長に引率されて、各活動場所へ向かいました。  グラウンド、体育館では颯爽とユニフォームを着た中学生が、小学生と共にランニングやシュートの練習をしたり、各教室でもクラフトづくりや楽器演奏の体験のお手伝いをしたりするなど、どの会場も活気に満ち溢れ、頼もしい中学生の姿がありました。  卓球部の活動場所を歩いていると「俺も初心者だったけど、大丈夫、大丈夫!」と小学生を励ます部員の声が耳に入りました。いいですね。  小学生の皆さん、短い時間でしたが楽しんでいただけたでしょうか。先輩たちは皆さんと一緒に活動する日々を心待ちにしています。   
 学校運営協議会の施設修繕の活動として、地域ボランティアの鶴岡さんが「上町」「下町」「緑が丘」等の地区表示板を作成し、グラウンドのスタンドの壁に取り付けてくださいました。今までは地区名を印刷した用紙をラミネートしたものを吊り下げており、風雨にさらされて劣化が激しく、付け直しを繰り返していました。  今回は、ベニヤ板にペンキを重ね塗りした後、地区名をレタリングしたものが、壁にドリルで穴をあけて取り付けられ、遠くから見てもたいへんわかりやすい表示に生まれ変わりました。  この表示板は、全校生徒が災害時に集団下校をするために、地区別に整列する際の目印になるものです。自然災害だけではなく、他地区で強盗事件が発生した当日に、一斉に集団下校をしたことは記憶にも新しいところです。   昨年12月から週末を使ってじっくり丁寧に時間をかけ、見事な職人技を披露してくださった鶴岡さん、そして本日お手伝いいただいた平野さんに職員一同、心より感謝しております。ありがとうございました。     
 2月3日(金)は節分ということで、二宮町小中学校の特別支援級が「オンライン豆まき大会」で交流しました。  まず二宮小学校の児童による「節分について」のとてもわかりやすい説明から始まりました。そして二宮西中学校の生徒が節分にちなんだポスターなど手作りの素敵な作品を紹介。そのあとは、音楽にのってスクリーンに次から次へと映し出される「鬼」へ向かって新聞紙の豆まきです。鬼などに扮した小学校の先生たちの迫真の演技に皆、圧倒されながらも、生徒は懸命に豆をまき、我々職員は鬼の姿に大笑い。楽しいひと時でした。こんなに幸せな光景に邪気も払われたような気がします。  実際に顔を合わせて交流したいところですが、気軽に交流できるオンラインでのつながりも時には良いものです。
 昨年11月に実施した2年生の鎌倉校外学習。2学期はその旅行記を作成し、3学期は「もしも私が鎌倉市民だったら、こうやって人を呼び込みます!」という内容で、SDGsの17の目標と関連付けて学習しています。 1月25日(水)~30日(月)は各教室でその発表会です。 「海の豊かさを守ろう」「住み続けられるまちづくりを」などSDGsの17の目標からいくつか選び、現在の課題に向けての取り組みがスライドを用いて紹介されました。豊かな海や山などの自然を守り、人々が安心して暮らし続けることができる持続可能な観光地を考える学習が、自分たちの住む二宮町の未来を考える学びにつながることを期待しています。    
 これは保健室前の掲示板です。 保健委員会の生徒が交替で給食の献立紹介を毎日書いています。  明日は山西小学校のみなさんによる希望献立。 「豚汁は野菜たっぷり。デザートにはさっぱりとしたすだちゼリーを選んでくれました! みなさん楽しんで食べてください。」  献立紹介の内容を読むこともそうですが、掲示板を書いている和気あいあいと楽しそうな生徒たちの姿を見ることも私の楽しみの一つになっています。
  12月21日(水)本校体育館にて、地域・保護者・教職員を対象として「地域防災とコミュニティ」をテーマに井上岳一氏にご講演いただきました。東日本大震災の被災地での復興支援の経験を交えたお話は説得力があり、二宮町の地形と災害の歴史を知り、長い時間軸の中で町を見つめ直すこと、海と山が織りなす豊かな環境と日頃からの人と人のつながりが「災害に強い町」をつくり上げること等を学びました。  今回の講演会で終わりにせず、ゆくゆくは子どもたちも交えた形で、地域の方々と共に町の防災や町の活性化について取り組んでいけたらと考えています。
 12月19日(月)、21日(水)に「二宮町地域包括支援センターなのはな」から社会福祉士をお迎えして、3年生を対象に「認知症を学び、地域で支えよう」をテーマに認知症サポーター養成講座が行われました。地域包括支援センターの役割、認知症について、認知症サポーターとしてのあり方等を学び、地域で支え、地域で見守ることの大切さについて考える時間となりました。国土交通省へ働きかけて設置されたという西湘バイパスへの立ち入り禁止ポールの写真など、困りごとに気づいて環境を変えるという具体的な実例も見せていただきました。  この養成講座を受けた3年生は、今日から「認知症を理解して温かく見守る心のバリアフリー社会をつくる認知症サポーター」です。きっと「誰もが安心して暮らし続けられる二宮町」の実現へ向けて行動してくれるだろうと期待しています。
毎朝、ある教室の黒板には担任からのメッセージが書かれています。寝不足だったり、友達関係や勉強、進路の悩みごとがあったりとすっきりしない気持ちで登校してくる人もいるでしょう。家からとても長い道のりの人もいます。いろいろあるけれど何とか学校へ向かってくる生徒たち。「よく頑張って登校してきたね。」と一人ひとりに温かく捧げる担任の思いに心打たれます。
 11月11日(金)本校にて第3回学校運営協議会が開催されました。 今回は協議会の前に、教職員も交えて防災倉庫の見学を行い、二宮町防災安全課の方から一つひとつの備蓄品について説明を受けました。ボタン一つで動く全自動のトイレ等もあり、参加者一同、関心を高めていました。 今後は地域の方を講師として防災講演会を企画しています。  第3回学校運営協議会の内容は次のとおりです。 ①     学習支援、施設修繕、防災の取り組みについて  ②     部活動について   ③     学校評価について  ④     施設分離型小中一貫教育校について ⑤     地域の行事(はらっぱマルシェ)への参加について  1,2年生の期末テスト前である11月15日(火)から21日(月)は学習相談を実施しました。講師として二宮高校の生徒さんを含む延べ数9名の地域のボランティアの方々のご協力があり、教職員と共に支援をしていただきました。放課後4回の開催で、延べ数82名の生徒が参加。友達と勉強することで、テスト前の不安がかき消される心地よい居場所となっていたようです。  地域のボランティアの皆様、ご支援をありがとうございました。  
 スポーツをする機会を増やし、スポーツの楽しさを実感しようという目的で、体育委員会の生徒が企画・運営をした「スポーツウィーク」が、11月8日(火)10日(木)11日(金)の昼休み、学年ごとに行われました。  1年生はドロケイ、2年生はカード鬼、3年生はアズカバンという名の遊びを選び、昼休みという短い時間でしたが、グラウンド一面に広がって、皆、楽しそうに元気よく走り回っていました。毎回、教職員も加わって、全力疾走する姿も見られました。  各学年の目標や内容を考えることから始め、当日の運営まで数々の仕事を頑張った体育委員の皆さん、ご苦労様でした。どの学年もたいへん盛り上がった心安らぐ良い企画でした。    
 10月20日(木)神奈川県弁護士会法教育センターによる出前授業が3年生社会科で実施されました。 「司法制度、裁判制度及び弁護士の仕事」というテーマで、裁判の歴史や弁護士になる方法等も含め、興味深いお話を弁護士の方から直接うかがい、司法について学びました。   また選挙制度の学習では、二宮町選挙管理委員会より借用した本物の投票箱を用いて、教室で模擬選挙を行いました。緊張した面持ちで投票する生徒たちの真剣な姿に教科担当が感心していました。  1人1台のタブレット端末の活用と併せ、個々の学びを深め確かなものとするためにも、本物に触れる機会を大切にした授業づくりを心掛けたいと思います。    
 10月15日(土)汐鳴祭文化の部が開催されました。コロナ感染症拡大防止の為にこの2年間実施できなかった合唱を復活させ、ステンドグラス制作と併せ、できる限り従来の形に近づける工夫を試みました。  マスク着用の合唱は、コンクール形式はとらずに各クラス1曲の発表としました。一人ひとりの緊張感みなぎる真剣なまなざしが、ハーモニーの美しさと歌詞の重みと相まって、心が震えるほどの感動を与えてくれました。  ステンドグラス制作も1,2年生は自分たちの手で各色に染めあげた和紙を用いて、従来のセロファンとは異なった趣のある作品を仕上げました。3年生は先輩たちが築いてきた方法で、セロファンやビニールを細かく貼り合わせて手際よく制作に取り組んでいました。  合唱やステンドグラス制作という大きな作品を皆の力を結集して作り上げるという、二宮中学校の長年の伝統が途絶えることなく受け継がれたことに感謝しながら、無事に文化の部を終えることができました。  保護者の皆様におかれましては、コロナ感染症対策のために数々のご協力をいただきまして、ありがとうございました。                     
 9月30日(金)本校生徒会の生徒6名が二宮小学校を訪問し、6年生の各教室で中学校生活について自分たちで作成したスライドを用いながら説明しました。1学期末に実施された二宮町教育研究所による中学1年生対象のアンケートの結果をもとに、自分たちの思いも加えて、小学6年生に伝える内容を考えたそうです。説明の後は6年生から「部活動はいつからできますか?」「時間割はどうなっていますか?」「給食の量は増えますか?」等の質問が次から次へと出され、時間が足りないほどでした。6年生の中学校進学に対する不安が少しでも和らぎ、期待がふくらんだ時間となったでしょうか。3学期には小中交流部活動見学会も予定されていますので、どうぞお楽しみに。  
 9月29日(木)30日(金)の中間テストへ向けて、9月22日(木)~28日(水)までの放課後、学校運営協議会で企画した学習相談が本校図書室で実施されました。学校運営協議会委員を含む地域のボランティアの方々、そして二宮高校の生徒さんが講師となり、延べ40名の生徒が参加しました。同時間帯に各教室で学習相談をしていた教職員も、時には図書室にて支援に加わり、(静かに)盛況ぶりを見せていました。  地域や二宮高校の方々、ご支援ありがとうございました。次回以降の定期テスト前もまたお声かけをさせていただきますので、ご協力をよろしくお願いいたします。    
9月16日(金)、学校運営協議会委員であり、また鎌倉にお詳しい遠藤さんが、2年生を対象に鎌倉校外学習の事前指導をしてくださいました。2年生は11月に鎌倉で班別自主行動を予定しています。鎌倉時代の位置づけや観光地としての魅力などをうかがい、古都鎌倉についての知識を深めることができました。遠藤さん、ありがとうございました。
9月 12 日(月)~16 日(金)は朝読書週間でした。朝8:30 から 20 分間の読書タイムが設定され、二宮町図書館からお借りした 60 冊程の本も利用できるようにしました。12 日~14 日の3日間は、にのみやおはなし会の方々が1年生から3年生の各クラスで、読み聞かせをしてくださいました。絵本や紙芝居、語り、本の紹介等に生徒たちはじっと聞き入っていました。幼い頃に親しんだ童話、日本や外国に伝わる昔話や民話に、成長した今、改めて触れることで様々な思いを巡らせることができる貴重な時間となったのではないでしょうか。また最近話題になっている新しい作品も取り上げられ、読書の世界が広がるきっかけにもなったと思います。 にのみやおはなし会の方も「皆、集中して聞いてくれ驚きました」「久しぶりに登校班の班長さんに会えて嬉しかったです」等おっしゃっていました。皆様、朝早くからご来校いただきまして、ありがとうございました。
9月6日(火)本校にて第2回学校運営協議会が開催されました。 今回は協議会の前に、5校時授業参観と学校施設見学を行いました。 学校施設見学では、この夏工事が入ったグラウンドのスタンドや災害時備蓄品置場の見学、 今後修繕が必要な個所等を確認しました。 第2回学校運営協議会の内容は次のとおりです。 ①     学習支援、施設修繕、防災の取り組みについて ②     学校研究について ③     汐鳴祭文化の部について ④     全国・学力学習状況調査について ⑤     総合的な学習の時間について(2学年鎌倉校外学習、3学年二宮町地域貢献活動) ⑥     小中一貫教育校及び学区小学校(二宮小・一色小)における学校運営協議会について それぞれの項目について担当教諭が中心となり、地域の方々のご理解とご協力を得ながら内容を深め、学校運営を進めていく点を確認しました。 具体的には、定期テスト前学習支援、学校施設修繕、校内授業研究会、汐鳴祭文化の部当日の教職員支援、2学年鎌倉校外学習事前指導等に地域の方々に加わっていただきます。
 6月25日(土)のサッカー大会から始まった中郡大会も残すところ9月17日(土)の駅伝予選会だけとなりました。今までの練習の日々を胸に、熱い思いをこめて試合に臨む真剣な姿がどの会場でも見られました。追いつき追いつかれ、最後のほんの数秒間で逆転シュートを決めたり、相手の気迫に飲み込まれそうになっても冷静にボールを打ち返す息ピッタリのペアがいたりと、とにかく最後の最後まであきらめずに粘り強くプレイして勝利を勝ち取った名場面の数々にも感動。また表彰は逃しましたが、点差が離れても仲間と声を出し合い、そして遠くから叫ぶ顧問の指示に答えながら懸命にボールを追う姿もありました。得点すること以上に大切なチームワークの良さ、顧問との固いつながりがひときわ輝いていました。  吹奏楽コンクールでは、部員一人ひとりの真剣な熱いまなざしが指揮者に注がれ、心に響く迫力満点の聞きごたえのある演奏を披露していました。  今年度も新型コロナウイルス感染症対策に熱中症対策を併せ様々な制限がある中で、保護者の皆様にも多々ご協力をいただきましてありがとうございました。  
 6月11日(土)汐鳴祭体育の部が開催されました。  4月当初より体育委員会を中心に種目やスローガンの検討から始め、5月には学年種目の決定、各クラスの色決め、メンバー選出等が行われました。その間、美術部と手工芸部は横断幕の制作に励み、5月末日の朝会でスローガン発表と同時に横断幕をお披露目。6月に入ると色別結団式を経て午後の練習も本格的に始まり、9日(木)の予行練習、そして11日(土)の当日を迎えました。  当日は新型コロナウイルス感染症対策として例年より縮小された内容ではありましたが、学年種目(汐鳴サイクロン・綱引き)、玉入れ、ダンス&人文字、選抜リレー、クラス全員リレー、みんなでジャンプ等々、生徒たちはどの種目にも全力で取り組み、大きな感動を与えてくれました。  今年度も保護者は各家庭1名の参観と感染症対策へのご協力をいただきました。またPTA役員や学校運営協議会委員の方々には当日の運営をお手伝いいただきまして、ありがとうございました。                                 
 5月28日(土)梅沢海岸に厚生委員会、サッカー部、卓球部そして個人での参加者、総勢約80名と教職員6名が集まりました。日光が照りつける中、海風に吹かれながら清掃活動に励みました。二宮西中学校の生徒も多く参加しており、両校の活動の様子から、災害時等も視野に入れ、中学生は地域の活動を大きく担えるマンパワー(人的資源)であること実感しました。             
 本校3年生は、5月17日(火)新幹線で京都へ向かいました。修学旅行は新型コロナ感染症のために令和2年度は中止、令和3年度は3月に卒業遠足と兼ねて箱根一泊となり、今年度ようやく例年どおりのプランで実施されました。   5月17日(火)東大寺/  奈良公園(班別散策)/ 春日大社/ 薬師寺/  (大阪泊)   5月18日(水)京都班別自主見学(タクシー)/  清水焼絵付け体験/  清水寺 /  (大阪泊)   5月19日(木)大阪城/  宇治平等院/  東寺  京都方面へ行くことができなかった先輩たちの2年分の思いも胸に、感染症対策にも進んで協力しながら、皆、友だちとのかけがえのない思い出づくりを楽しみました。その後、感染症の発症もなくほっと安心しました。
5月9日(月)本校にて第1回学校運営協議会が開催されました。  地区長2名、地域学校協働活動推進員1名、社会教育委員1名、児童養護施設職員1名、PTA会長1名、地域住民2名、教職員6名の委員からなる本協議会。  本年度の学校運営協議会のあり方について「二宮町学校運営協議会規則」や文部科学省の資料も用いながら確認し、学校教育目標、経営方針、学校予算等についての承認を得ました。教職員、保護者、地域住民が集まり、学校や地域の課題を共有するためにも、まず学校の日々の教育活動について知っていただきたく、今回は学年主任、汐鳴祭体育の部と総合的な学習の時間担当教諭も加わりました。  地域でどのような子どもたちを育てていくのかという目標を共有し、保護者や地域と連携しながら教職員全体がチームとして力を発揮できるよう、できることから始め、徐々に多くの人が関わる協働体制の構築を目指します。
 4月7日(木)の入会式では生徒会が中心となり、中学校生活や委員会、部活動等を1年生へ紹介しました。部活動については、その後4月11日(月)より約一週間の仮入部期間を経て、先頃、入部届が提出されました。  1年生は入学後、新しいクラスで9教科の学習に取り組んだり、部活動等に挑戦したり、目まぐるしく様々な新しい経験を積んだ4月。さらに5月の連休明けには部活動の朝練も始まります。十分な睡眠とたっぷりの栄養を。
令和4年4月6日(水)暖かい春の日差しに包まれて、入学式が行われました。 124名の新入生の皆さん、ようこそ二宮中学校へ!  
3月29日(火) 令和3年度があと数日となりました。二宮中学校の近くの浜端橋の桜も満開に近くなりました。コロ ナウイルス感染症の影響で今年度も十分な教育活動ができたとは言い切れませんが、「できることをできるなかで」精一杯に取り組んでくれた生徒の皆さん、本校の教職員、また陰で支えてくださった保護者の皆様、地域の皆様、その他学校に関わった関係諸機関の皆様方すべてに感謝申し上げます。  今年度の卒業式も、残念ながら当日は在校生を招いて行うことはできませんでした。そのため、前日の予行練習で本番と同様の式を行いました。最後には、卒業生から素晴らしい歌のプレゼントをもらいました。  卒業式当日は、保護者の方々に見守られて、卒業生123名が立派に式を行ってくれました。卒業証書を受け取る姿は凛々しく、一人一人成長した姿を見せてくれました。かかわった職員も感無量でした。  校長からは、道徳の授業で伝えた秋澤瞳さんの生き方から、人生は儚いかもしれないけれども、夢を持って支え合いながら生きることが大切であること、また、学校教育目標である「主・人・公」になぞらえ、自分の人生の主役は自分自身であり、未来に向かっ...
 2月17日(木) 2月に入り、3年生の受験(受検)が本格的に始まり、多くの生徒が受験に挑んでいます。10日前後には私立高校の試験が、15日には公立高校の学力試験が行われました。公立高校の受検では、学力試験に続いて面接があり、一部の高校においては特色検査も実施しています。  本日は、30数名の生徒が公立高校の面接に臨みました。すでに私立高校に合格していたり、受検が終わった生徒は1時間だけの登校でしたが、自分たちから自発的に校舎内外のあちらこちらを清掃してくれました。  日差しはあるもののやや肌寒い中、教室の網戸を清掃したり、日頃清掃の行き届かない非常階段をきれいにしたりと、一生懸命に取り組んでくれました。  ややもすると、受験(受検)が終わった安心感や気の緩みから、だらだらと過ごしがちになるところですが、反対に学校のための奉仕活動を自発的に行うなど、本当に素晴らしいことだと感心しました。この姿勢を最後まで貫き、立派な卒業式を迎えて欲しいと思います。
 日頃より、PTA活動にご理解・ご協力いただきまして誠にありがとうございます。  2月3日付文書で、お知らせしました通り、臨時書面総会を開催するにあたり、2月7日(月)を締切として、会員の皆様からご意見・ご質問を次の通り、いただきましたので回答とあわせてお知らせいたします。   第1号議案:PTA規約の改正について ⇒2月7日(月)17:00時点で、規約改正に係るご意見・ご質問はありませんでした。   第2号議案:PTA補正予算案(特別会計に積立金を繰り入れる件)について ⇒2月7日(月)17:00時点で、PTA補正予算案に係るご意見・ご質問はありませんでした。   その他 ◯PTA予算について:成人教育委員会費のキャラクターグッズは具体的に何か。キーホルダーを作ることは可能か。 ⇒今年度は、クリアファイルを作成し、近日中に配付予定です。  頂いたご意見は、令和4年度の事業計画立案時の参考にさせていただき、検討してまいります。   議決権行使書の提出は、2月14日(月)が締め切りとなっておりますので、ご提出いただきますようよろしくお願いします。  
 1月31日(月) 新型コロナウイルス感染症の罹患者が毎日のように増加しています。神奈川県でも先週ついに1日の感染者数が8千人を大きく超えました。二宮町の感染者数は、爆発的な増加は見られないものの、少しずつ増えてきており、町内の小中学校でも学級閉鎖が出始めています。  そのような状況を受け、本校では学級閉鎖、学校休校に備えて、オンライン授業の準備を進めています。本日は、その一環として「オンライン朝の会」を実施しました。生徒は全員、先週金曜日にクロムブックを持ち帰り、本日の8時15分から25分までの朝の会に備えました。  各担任は、教室において生徒とオンラインでつながり、出席確認や日程確認などを行いました。ほとんどの生徒が制服に着替え、登校の準備をしながら自宅での朝の会に「出席」することができていました。  ICT機器が身近になり、オンラインで学校と家庭がつながるようになり便利な一面はあるものの、やはり、学校に登校し、きちんと対面で授業を行えることが大切です。コロナ禍が1日でも早く解消され、マスクを気にすることなく学校生活が送れる日が来ることを願っています。
 1月28日(金) 1月26日(水)より1,2年生の総合的な学習の時間の発表会が各クラスで行われました。本来は、保護者の方にご来校いただき、自分のお子様の発表を参観していただくのですが、今回はコロナウイルス感染症の拡大により、急遽中止とさせていただきました。予定をしていた保護者の方々には申し訳なく思っています。  1年生は、「職業調べ」の内容を、2年生は「鎌倉自主見学」での内容を、発表しました。各クラスの生徒は、自分で調べてまとめたことについて、クロムブックを用いて作成したスライドを映しながら、発表を行いました。時に恥ずかしそうに、時にユーモアを交えて発表する姿は、とても微笑ましく、聴いている生徒たちの姿勢も素晴らしいものでした。  かつて発表と言えば画用紙や模造紙に書いたものを提示していました。今はクロムブックを用いて、スライドにして「動く紙芝居」のように発表をしています。生徒たちのスライドの中には、思わずくすっと笑ってしまうものや、イラストなどを用いて大変分かりやすくされているものなど、随所に工夫が凝らされています。  将来職業について時には、様々な場面でプレゼンをする機会が多くあります。こ...
令和4年度入学予定生徒の保護者の皆様   1月21日(金)14:00より開催予定であった新入生保護者説明会の内容について、こちらでお知らせいたします。 新入生保護者説明会の冊子と口座振替関係の書類をお手元にご準備いただき、動画の内容をご確認 いただきますようお願い申し上げます。   なお、動画視聴にかかる通信料は各家庭でご負担ください。また、動画視聴が難しい場合や不明点がございましたら、二宮中学校までお問い合わせください。   【説明会の動画】※タイトルをクリックしていただくと、動画視聴が可能です。 ◎校長あいさつ   ◎学校生活について①  (授業時間数・日課表・一日の生活について・PTA活動について・入学式のご案内)   ◎学校生活について② (服装、持ち物等について・部活動について)   ◎学校徴収金について 動画中のスライドはこちら↓  学校徴収金について(説明会動画用).pdf   ◎マチコミの登録について   ◎自転車通学について   ◎サイバー社会で子ども達を守るためにできること (大磯少年補導員連絡会)   🌸お子様のご入学を教職員一同、心よりお待ちしております。🌸
 1月13日(木) 「生き続けるともしび」は、二宮町でピアノ・リトミックの教室を開いていられる一色由利子先生の教え子で、2018年不慮の事故で亡くなられた秋澤瞳さんの生き方を伝えるために、一色先生や秋澤瞳さんのお母様などから聞いたことをもとに、小中学校での道徳教材として作成したものです。  昨年、一色先生は秋澤瞳さんの生きた証を残したいと、「ニコニコおひさま」という曲を作詞・作曲され小学校で授業をされました。その様子は、タウンニュース等でも取り上げられ、多くの方々の知るところとなりました。今回、二宮中学校では、瞳さんの頑張った姿、その生き方から学べることを道徳の授業として、1年生から3年生までの全クラスで実施しました。  授業では、瞳さんが聴覚の障害を克服し、充実した学生生活を送り、海外留学を果たすまでになったことに対して、夢や目標を持つことの大切さ、周囲の人たちの支え、ハンディキャップを特別視しないことなど、生き方として大切なことが意見として多く出されました。  また、瞳さんが志半ばで命を終えてしまったことについては、「悲しい」「かわいそう」といった意見だけではなく、「一生懸命生きた...
 1月11日(火) 3学期の始まりは雨となりました。1月初めには雪が降り、例年になく寒い冬となっていますが、3学期に登校してきた生徒たちは皆、元気な様子でした。しかしながら、全国的なコロナ感染症の広まりを受け、3学期の始業式は急遽、放送で行うこととしました。  始業式では、今年の東京、箱根間の大学駅伝で優勝した青山学院大学の原晋監督の話をしました。原監督は、青山学院大学を駅伝の名門校にした名監督で、たくさんの名言もあります。その中で私が最も感銘を受けた言葉を生徒に紹介しました。それは「覚悟がなければ結果は出ない」というものです。  2学期の終業式では、大谷翔平選手や阿部和弘選手をあげ、夢を持つことやそれに向かって努力することの大切さを話しました。今回はその夢を果たすには「覚悟」が必要であることを伝えました。「覚悟」とは、「なにがなんでもやり遂げようとする強い決意」だと思います。その「覚悟」があって初めて、夢をかなえたり結果を出すことができるのです。  3年生は、あと1か月ほどで受験です。1,2年生は、3か月もするとそれぞれ最上級生、中堅学年となります。自分が求められていることに対して「覚悟」を決め...
 令和4年1月5日(水) 新年あけましておめでとうございます。今年の正月は比較的天候の良い日が続きました。恒例の箱根駅伝も実施され、二宮町も多くの方が沿道で声援を送っていました。  心配されるのはコロナウイルスの変種株です。年末は収まっていた感染者数が、ここの所少しずつ増えてきたのが気になります。一層の感染予防を図りながら、3学期を迎えたいと思います。  2学期の終業式に、令和3年に話題になった大谷翔平選手を取り上げました。大谷選手は、高校生の頃「マンダラチャート」というものを作成し、夢に向かって努力したそうです。マンダラチャートとは、9つのマスに区切られた中心に大目標を書き、その周囲にそれを達成する中目標を書きます。さらに、その中目標の周りにそれを達成するための具体的な行動を記入します。そうして、具体的な行動を大目標につなげていきます。このような活動があって初めて大谷選手はメジャーの中で成功したのだと思います。  もう一人、本校の卒業生で夢を叶える一歩を踏み出した人を紹介しました。それは日本ハムファイターズの育成選手としてプロ野球の世界に入った阿部和弘選手です。二宮中学校卒業後、平塚...
 12月17日(金) 3年生の社会科の授業で、担当の境野先生が「世界がもし100人の村だったら」という本にもとづく、ワークショップ的授業を実施しました。この本は、2001年に初版が出され、世界の人口を100人に見立て、人口や環境の違い、言語の多様性などを理解するとともに、教育や戦争・紛争、貧富の差、などについて、わかりやすく書かれたものです。  今回はこの本をもとに、言語や民族の多様性、栄養状態の偏り、貧富の差などについて、一人一人に配られたカードの情報から、グループを作り、体験的に学ぶ授業となりました。カードには「ニーハオ」「ハロー」といった聞いたことのある挨拶から「バルカ」「エ カァサン」など聞きなれない言語のあいさつなどがあり、言語の多様性に気づかされました。同じようにカードには栄養状態や富(貧富の差)に関わるマークが記されており、そのマークごとにグループが作られ、その度にそれぞれのグループがどのような状況にあるかが説明されました。  貧富の差を体験した際には、実際に富の集中する国のグループには一人一人に「880,000パンダ」(お金)が配られ、最も貧しい国のグループでは8人のグループに「5,000パン...
 12月16日(木) 師走も半ばを過ぎた本日、3年生の授業において「地球戦隊スクウージャー」がやってきました。正体は、二宮町役場の生活環境課の山下さんと北川さんです。この生活環境課では、二宮町の環境を守ることはもちろん、未来の地球環境のことを考え、小中学生への啓発活動にも力を入れています。本日はその一環として、3年生の公民の授業において、地球環境の問題とそれらを解決する手立てについて、楽しく講義をしてくださいました。  特別授業の講師として紹介された「スクウージャー」のレッドとブルーの2人は、軽妙な掛け合いで生徒の笑いを誘いながら、時に真剣に環境問題について講義をされていきました。講義の中では生徒たちに「海洋プラスチック問題を解決するにはどうしたら良いか?」という課題を一緒に考えたり、講義の終盤では「脱炭素社会を目指すには、だれがどのような取り組みをすることが良いか」など、考えを引き出す場面も見られました。生徒たちは、その課題を真剣に考え、発表をしてくれました。  「スクウージャー」の2人が強調していたのは「自分事としてとらえる」ということです。ややもすると、自分とはあまり関係のない他国の...
 12月9日(木) 今週6日の月曜日より、中央階段において「ユニセフパネル展」を行っています。これは、毎年厚生委員会が、世界中の子供たちの現状を知り、少しでもその子供たちの助けになるように募金をしようと実施しているものです。  中央階段の廊下に貼られたパネルには、世界中で貧困や紛争、環境問題などで大変な思いをしている子供たちの様子がリアルな写真で掲示されています。中学校でも、社会科において世界の現状の学習は行っていますが、このユニセフパネル展は子供たちの姿をより身近に感じられ、生徒たちにとっても考えるきっかけになるものだと思います。  「Think globally Act Locally」という言葉があります。世界全体に想いを馳せながらも、行動は身近なところから。生徒の皆さんが少しでも世界の子供たちのために行動しよう、というに認識を持ってくれると嬉しいです。
 12月7日(火) 今年も残すところ3週間余りとなりました。しかし、生徒の皆さんは寒い中でも元気に登校し授業を受けています。昨日、3年生と2年生において、特色ある授業が行われました。現代ならではの取り組みとして紹介いたします。  3年生では社会科の授業の一環として「認知症サポーター養成講座」という出前授業を、町の高齢者介護課地域包括支援センターの方々が来校され、行ってくださいました。「認知症」にはどのような種別があるのか、それぞれの「認知症」の特色はどのようなものか、「認知症」はどのくらいの頻度で起こるのか、「認知症」への対応はどのように行うかなど、身近な問題ではあるものの、普段はあまり意識しない問題をわかりやすく丁寧に説明してくださいました。  「認知症」は決して他人ごとではなく、誰しもが直面する身近な問題であることが講座を聞いていてよくわかりました。今までは何となく知っていても中学校の授業で扱うことはほとんどありませんでした。これを機に、生徒たちが身近で大切な問題について真剣に考えることができたらと思います。  もう一つは、2年生の理科の授業です。先日の生き物の内臓の実物を観察した授業の続...
 12月6日(月) 令和5年度から、段階的に部活動の地域移行が検討され始めています。部活動は学校の教育活動の一環として、意義のあるものであり、生徒たちの成長にも大きな役割を果たしてきました。しかしながら、教職員の長時間労働の要因にもなり、その在り方が議論されています。  そこで、二宮町にある総合型スポーツクラブ「ラビッツクラブ」の代表である小林等さんが、部活動あり方について、経済産業省の後援を得て、地域の活性化を含めた地域のスポーツクラブの在り方に関する実証事業に取り組むこととなりました。  その手始めとして、二宮中学校の体育館にて「フットサル」が行われ、小林さんを始め3名のコーチの方やスタッフの方々がみえられました。中学生も二宮中と二宮西中の生徒6名が申し込み練習に参加しました。参加した中学生もコーチも和気あいあいとした雰囲気で楽しく、かつ真剣にフットサルに取り組み、充実した時間を過ごすことができました。  この「ラビッツクラブ」の取り組みは、来年1月まで行われ、その後、その結果をもとに地域におけるスポーツクラブの在り方などの検討を順次進めていく予定となっています。  欧米においては、地域に...
 12月2日(木) 師走に入り、朝の風も冷たくなってきました。そのような中、コロナ感染症も落ち着いている状況を踏まえ、生徒朝会を行いました。今年度は、1月より蔓延防止等重点措置や緊急事態宣言によりほとんど実施することができていませんでした。オンラインでの生徒総会や生徒評議員会なども工夫して行われ、それはそれで意味のある取り組みですが、やはり全校が一堂に会して生徒会の活動を見ることには、一層の価値があると思います。  朝会の初めには、生活委員会による「冬の服装の着方」について、舞台を使った説明が行われました。学校という場にふさわしい服装、身だしなみはどうあるべきか、生活委員の生徒たちが実演しながら、全校生徒に示してくれました。先生から指導を受けるのではなく、生徒たちが自ら身だしなみを整えていこうとする取り組みに感心しました。  その後、令和4年度の生徒会本部役員ならびに各委員会の委員長への認証式が行われました。壇上で認証証を手渡された生徒会本部役員や委員長からは、「これから頑張って、素晴らしい二宮中学校を創り上げるぞ!」という気概をしっかりと感じ取ることができました。  本校の学校教育目標で...
 12月1日(水) 2年生理科、福田先生の授業において、動物の体のしくみを体験する授業が行われました。体のしくみと言っても、体の内部、内臓のしくみを理解するものです。福田先生は、実際の動物の内臓を用意し、各班ごとに自由に観察させ、そこから内臓のそれぞれの役割を発見させる授業を展開しました。  心臓、肝臓、小腸、大腸、胃、すい臓などそれぞれの内臓の部位の色や形を観察することはもちろん、実際に手に取って感触を味わうことで、生徒たちはその臓器の持つ役割についてつぎつぎと新しい発見をしていきました。  「心臓はとても筋肉質だね。血液をたくさん送り出すからだ!」「肝臓は表面はざらざらしている。だけどとても大きい。きっと血液をきれいにする役割は重要なんだね!」「小腸はグニャグニャしているけど、とても長いね」など実物の持つ迫力に圧倒されながらも、興味深そうに授業に取り組んでいました。  新学習指導要領では「主体的に学習に取り組む態度」が重視されています。今回の理科の授業はまさに「主体的に」生徒が活動し、取り組む素晴らしい授業だったと思います。
 11月29日(月) 昨日28日(日)本校において、学校運営協議会主催の「秋祭り」を実施しました。本来、学校運営協議会の議論の中では、各地域の「夏祭り」などに、中学生の参加が少なくなり、盆踊りなどの昔からの伝統が引き継がれなくなっているため、コミュニティ・スクールの中で、ないかできないかとの思いから企画されたものです。そのため、当初は「夏祭り」として実施予定でしたが、コロナ感染症の第5波を受け、延期に次ぐ延期となり、11月末の「秋祭り」となりました。  当日は、学校運営協議会会長の藤原さんの働きかけで、保護者の方を始め、ボランティアの生徒で準備・運営がなされました。開始時間の15時には参加する多くの生徒が来校しました。まず初めに、保護者の方々が作ってくださった、世界各国の料理を楽しむコーナーが各教室に設けられ、生徒は思い思いにいろいろな国の料理を楽しんでいました。  その後、舞台を校庭に移し、〇✕クイズ、部活動対抗クイズリレー、〇〇を叫ぶ、出し物披露などが行われました。〇〇を叫ぶでは、3年生の男子生徒が、日ごろからお世話になっている加藤先生へ、感謝の言葉を送り大変感動的でした。  後半の舞台では、...
 11月26日(金) 3年生の公民の授業では、株式会社の仕組みや金融について学ぶ単元があります。生徒たちは、株式会社や金融(お金)について、漠然とした知識はあるものの、実際のしくみとして理解していないと思います。そこで、今回3年生の公民では、株式会社を経営することで、会社のしくみを知り、さらにそこからお金の動きを模擬体験しながら身に着ける授業を実践しました。  今回の授業では、日本証券業協会の方々の協力のもと、お菓子会社を経営する中で、お菓子の新製品を企画し、販売し利益を上げる模擬体験を行いました。生徒たちは、班ごとに分かれ説明を聞いた後、それぞれの創意工夫を凝らしたお菓子のパッケージを制作しました。  季節感を出したもの、販売対象を考えたもの、お菓子のネーミングに凝ったものなど、中学生ならではの工夫が随所に見られました。販売は班ごとに行い、それぞれのグループが和気あいあいと楽しそうに取り組んでいる様子が見て取れました。  社会科はともすると「暗記教科」と言われることも多くありましたが、本来は実社会と密接に結びついた教科でもあります。今回の授業のように、実社会を模擬体験することで、社会の仕...
 11月17日(火) 先週金曜日、3年生の総合的な学習の時間に「世界修学旅行」を実施しました。これは、本校の学校運営協議会会長の藤原さんが、9月に実施予定だった修学旅行が中止になったことを心配し、実際の旅行に連れていくことは難しいけれど、バーチャルで世界各地に修学旅行に連れていくことはできないか?という発案のもと、ご自身につながりのある世界各地の人と、オンラインで繋がり、生徒たちに体験させるという企画です。  当日は、中国、タイ、アメリカ合衆国、フランス、イギリス、デンマークに在住の方々と、オンラインで繋がりその国の様子や文化、特色や課題などについてライブでのお話を聞きました。現在では、インターネットを通じて様々な国の情報が入ってきますが、住んでいる人ならではのまさに生きた情報を、生徒たちは興味深く聞いていました。「百聞は一見に如かず」という言葉が当てはまる時間でした。  各国の様子を聞いた後は、質問タイムとなり、それぞれ思い思いに質問をしていました。初めて聞くことも多く、日本と世界の様子の違いに改めて驚いたようでした。  情報化社会と言われて久しく、学校でもICTの活用が叫ばれる中、世界を...
 11月16日(火) 昨日、今年度第2回目の生徒総会がオンラインで行われました。今までの体育館に全校が集まっての生徒総会から形を変え、コロナ禍においても実施可能な形を模索する中で試行されました。  生徒会本部役員および各委員会の委員長は体育館に集まり、各クラスと中継をつないだクロムブックの前で質疑応答を行いました。生徒会本部役員の議長さんが、各クラスの状況を把握しながら、議事を進めました。委員会からの提案に対して、質問や意見がある場合には、そのクラスのクロムブックから伝えられ、話し合いが進められました。各クラスから直接意見が届けられることから、リラックスした雰囲気が感じられました。  生徒総会は、すべての生徒が生徒会のことについて話し合う唯一の場であり、直接民主制を体験できる貴重な機会でもあります。時代に合わせてオンラインでの参加となりましたが、すべての生徒が生徒会や委員会の取り組みに耳を傾け、話し合いに参加することは、近い将来の主権者を育てる上でも、大変貴重なことだと思います。  
 11月11日(木) 今週月曜日、生徒会本部役員選挙の立会演説会が開かれました。今年度は定員6名のところ、同数の6名の立候補があり、体育館で推薦者とともに演説を行いました。コロナウイルス感染予防の観点から、3年生は教室においてオンラインで、1,2年生は体育館においてソーシャルディスタンスをとりながら、立候補者の話を聞く形をとりました。  折しも、衆議院議員選挙が行われたばかりであり、実際の選挙においても18歳からの投票が可能になったこと、今回の衆議院議員選挙においても若い人たちの政治への関心の高まりなどをふまえ、校内での選挙とはいえ、緊張感のある立会演説会となりました。  立候補した6人はもとより、推薦者の生徒たちも、立候補者の素晴らしい部分やこれからの生徒会を担うにふさわしい資質を持っていることを十分にアピールしてくれました。  投票は、立会演説会のすぐ後に各学年ごとに実施されました。こちらも、国政選挙で使われる本番用の投票箱を二宮町の選挙管理委員会よりお借りしたことで、生徒も本番さながらの投票を行うことができました。投票の後は即日開票が行われ、見事に6人とも信任を得て、生徒会本部役員に当選する...
 11月5日(金) 折しも、衆議院議員選挙が先月末に行われたばかりの11月初め、本校においても次年度の生徒会本部役員選挙が行われました。生徒会本部役員は生徒会の中心として、二宮中学校の生徒たちの学校生活をより良くするために活動を行います。それぞれが会長、副会長、総務、書記などの役職を担い、生徒評議員会を主催したり、生徒総会を開催します。また、汐鳴祭文化の部の後夜祭も生徒会本部が企画運営を行います。  今年度は、6名の生徒の皆さんが立候補をしてくれました。政見放送は、テレビを通じてそれぞれの思いを訴えました。候補者のだれもが、二宮中学校の生徒が楽しく、過ごしやすい学校を創ることを目標に頑張っていくことを話してくれました。  今回の衆議院議員選挙では、20代の政治離れ、選挙への無関心が叫ばれていましたが、このような生徒会選挙を通して、政治や選挙に関心を深めてもらえたらと思います。  
 11月1日(月) 日々秋めいてきた本日、二宮町学校給食センターの八巻さんが来校し、2年生の家庭科の授業を行ってくださいました。授業のテーマは「だしについて知ろう」です。家庭科の銅谷先生とともに企画し、一緒に授業実践をすることとなりました。  授業では味覚の要素である「甘味」「苦味」「酸味」「塩味」「うま味」を説明した後、「うま味」のもとである「だし」について、実際のだしを味わいながら、理解する内容でした。八巻先生と銅谷先生から「昆布だし」「かつおだし」「昆布だし+かつおだし」「顆粒だし」を配ってもらい、それぞれ味わいました。「味がない」「こちらのほうがおいしい」「色が濃い」「香りが強い」など、それぞれの特徴を生徒同士で見つけながら、楽しく授業に取り組んでいました。  普段、なかなか接することのない給食センターの方から授業を受けることで、日々のおいしい給食を作ってくださっている方々の姿を想像し、明日からの給食をよりおいしく味わってもらえると、今日の授業の意味があるのではないでしょうか。