学校からのお知らせ

新学期が始まりました①

 4月6日(火)令和3年度の新学期が始まりました。

 春とは言え肌寒い4月の朝、2,3年生に進級した生徒たちが、元気に登校してきました。昨年度とは違う昇降口に戸惑い、以前の昇降口に行ってしまう生徒もいましたが、新クラスの発表を見た生徒たちは、口々に「やった!同じクラスだ!」「あ~、今年は一緒になれなかった」などと言いながら、それぞれのクラスに入っていきました。

 始業式では、進級した2,3年生に対して校長から次のような話を致しました。

「年度の始めは、誰でも新しい気持ちで『今年こそ!』という決意を持つものです。しかし、それを持ち続けることは大変難しいことではないでしょうか。どのようにしたら、決意を持ち続けることができるか、そのヒントの一つは「具体的なイメージを持った目標を持つこと」にあると思います。例えば「〇〇高校に進学したい」という目標より、「〇〇高校に進学してこんなことをしてみたい。〇〇高校に進学するとこんな楽しいことがある」と具体的なイメージを持つことが大切なのです。また、その目標を持つことが出来たら、それに向かって「具体的な行動目標」を立て、それを紙に書いて目につくところに貼って置き、常に意識することも有効な手立てとなります。スモールステップの取り組みがいつか大きな成果となって戻って来るでしょう。」

 中学校生活の1年間は、本当にあっという間です。1日1日を本当に大切にして、1年後には「楽しく充実した1年だった」と振り返ることができるような生活を送って欲しいと思います。

 

感動のフィナーレ!

 3月12日(金) 昨日11日(木)春の足音が聞こえる晴れの良き日に、二宮町立二宮中学校第73回の卒業式が行われました。

 当日は、小春日和の暖かな日差しの下、百七名の卒業生が旅立ちの日を迎えました。新型コロナウイルス感染症予防のため、残念ながら保護者の方の参加は1名となってしまい、来賓は不参加、在校生も送辞を贈ってくれる1名だけとなるなど、規模を縮小しての式となりました。

 そのような状況にもかかわらず、卒業生たちは姿勢良く入場し、式が始まりました。国歌、校歌斉唱の後、卒業証書の授与へと移りました。卒業生は一人一人、担任の呼名に返事を返し、壇上に上がると、真直ぐ正面を向き、しっかりと証書を受け取りました。その姿はとても素晴らしく、中学校生活がいかに充実していたかを物語るようでした。

 卒業証書の授与に続き、校長から式辞を述べさせてもらいました。コロナで世界中が大変な状況ですが、私の父の少年時代は太平洋戦争の最中であり、どのような時代でも大変な状況はあること、その中で大切なのは「自分で考え、判断し、正しく行動すること」であると伝えました。また、奇しくも東日本大震災から丁度10年という節目を迎える当日に当たり、戦後の日本が世界有数の国になり、大震災からの復興を遂げる努力を続けるがごとく、未来に向けて自分たちの夢を叶えるように努力を続けて欲しいとエールを送りました。

 PTA会長からは、ガラス瓶と様々な大きさの石に例えて、夢を持つことの大切さについてお話を頂きました。

 最後に卒業生から歌のプレゼントがあり、感動の幕が閉じられました。

 中学校生活の最後を飾る卒業式は、卒業生の想いが詰まった最高の式となりました。保護者の方々に感謝すると共に、来年度の卒業式も今年度同様、素晴らしいものとなることを期待しています。

お別れのメッセージ

 3月10日(水) いよいよ卒業式が明日に迫りました。3年生は中学校の教室で過ごす最後の日となりました。その最後の日に、今は二宮中から他校へ転勤された先生方からメッセージが届き、体育館において全員で視聴しました。

 二宮中学校で1,2年生の時にお世話になった先生方から、時にはしんみりと時には和やかに話を聞きながら、お別れのメッセージをしっかりと受け取っていました。

 明日はいよいよ中学校生活の総まとめの卒業式です。晴れやかに二宮中学校を巣立っていってほしいと思います。

最後の奉仕活動

 3月5日(金) 卒業式があと数日に迫った3年生が、自分たちの使用した教室や学校内の備品などの美化活動に取り組んでいます。

 新型コロナウイルス感染症予防の緊急事態宣言が2週間延長される見通しになった中で、校外での活動や三密を避けるために、様々な工夫をしながら特別時間割の活動に取り組んでいます。本日は、各クラス内の清掃や床のワックスがけ、学校にある合唱用のひな壇の美化活動をおこないました。一人一人が自分の役割をしっかり把握し、真剣に取り組んでいました。

 とかく、入試が終わると気が緩みがちですが、本校の3年生は生活の様子も変わることなく、最後まで最上級生としての姿勢をもって毎日を送っています。その様子を見ていてとても感心いたします。

 立つ鳥あとを濁さず、とのことわざ通り、美しい環境を残して飛び立って欲しいと思います。

卒業式の練習の様子

 3月2日(火) 卒業式まで残すところ1週間余りとなりました。3年生は特別時間割の中で、卒業式の練習に取り組んでいます。

 本日は、入退場、卒業証書の授与などを中心に練習をしました。本番さながらのピリッとした空気の中、生徒たちが自分たちでリーダーシップをとりながら、行動をしていました。一人一人の目にも真剣さが見られ、素晴らしい卒業式になる予感がします。

 春とは言え、まだ肌寒い日が続きます。県内のコロナウイルスも大分落ち着いてきたようです。生徒全員が無事に卒業式を迎えられるように願っています。

 

喜びの瞬間(とき)

 3月1日(月) 本日は公立高校の合格発表の日でした。今年度は、新型コロナウイルス感染症予防のため、Webによる発表となり、その発表を受け合格した生徒が受検した学校に合格通知を受け取りに行くという形となりました。

 合格通知を受け取った生徒は、午後中学校に報告に来校しました。生徒たちは喜びの表情で担任の先生に報告をし、喜びを分かち合っていました。コロナウイルスで1年間、我慢を強いられた思いが、喜びとなってあふれ出ていたようです。頑張った生徒たちに心からおめでとうと言いたいと思います。

 来週はいよいよ卒業式です。今日の日の喜びや今までの大変だった日々を思い出しつつ、素晴らしい式となることを祈っています。

春の装い

 2月25日(木) 三寒四温の日々が続いていますが、春の足音は確実にすぐそこまで来ています。

 職員室の入り口には、学校作業員の渡辺さんが「ひな人形」を飾ってくださいました。色鮮やかなその装いに、思わず見とれてしまいました。

 昨日は、2年生の学年集会が開かれ、月のMVPの発表が行われ、さらに最上級生に進学するにあたっての心構えについて、先生から話がされました。2年生はあと1か月と少しで最上級生となります。今まで先輩に習い、ついて行けばよかったものが、今度は自ら先頭に立ち後輩を引っ張っていかなければなりません。自主的な判断や行動が求められるのです。

 3年生は卒業式の練習が始まりました。今年度も、新型コロナウイルス感染症予防のため、在校生は出席できないことが残念ですが、立派な卒業式を行ってくれると信じています。

二宮中学校マスコットキャラクターのクリアファイルが出来ました!

 2月24日(水) 先月、PTAが募集し決定した、二宮中学校マスコットキャラクターのクリアファイルが出来ました。表面には「二羽 中(ニノウ チュウ)」さんが前面に描かれ、裏面には「ninomiya junior high 2020]と書かれています。

 コロナウイルス感染症予防から、十分な活動が出来なかったPTAですが、その中でも生徒の心に残るものをとの思いから、素敵なクリアファイルを作ってくださいました。今後も、このキャラクターが広く愛されることを願っています。

世界の国々を調べよう!

2月5日(金) 2階の踊り場に1年生の社会科でまとめた「世界の国調べ」の作品が掲示されています。自分の興味を持った国について、位置や面積、人口、産業などから、文化や習慣、観光地、世界遺産、有名な食べ物など、様々な視点からまとめられています。

 文字で書くだけではなく、絵や写真を効果的に使ったり、レイアウトにも工夫が見られます。また、文字をレタリングして見やすく、目を引くようにしていたり、色使いもきれいです。

 国際化がますます進む未来において、見知らぬ国を調べ、自分の興味や関心を広げることは、広い視点から世界を見渡す資質を向上させることと思います。これをきっかけに、様々な国に興味を持ち、世界に羽ばたく人になることを願っています。

支援級の学習成果の発表

 1月26日(火) 本校2回の支援級前の廊下に、支援級で学習した内容をまとめた掲示物が貼ってあります。一つは理科の実験で、水の温度の上昇が色々な条件によってどのように異なるかをまとめたものです。二つ目は、自分が読んだ本についての感想について書いたものです。題名やおすすめポイント、あらすじがよくまとめられています。

 三つ目は、校外学習で訪れた「生命の星、地球博物館」で学んだことを写真などを上手に使いまとめたものです。「地球」「生命」「自然と生きる」の3つの分野で分かりやすく、見やすくまとめられています。解説だけではなく、クイズなども取り入れ、楽しく読める工夫もされています。

 学習課題を自ら調べ、まとめ、発表する。課題に対して主体的な姿勢を養うのにふさわしい学習方法だと思います。この力を生活全般にわたって発揮することがキャリア教育の基本とも言えます。支援級の学習の取り組みから多くの事を学びました。

コロナウイルス感染予防への取り組み

 1月21日(木) 2回目の緊急事態宣言が出されてから2週間が経ちました。残念ながら、神奈川県内の感染者数についても減少傾向が見られないようです。この状況を受け、本校においても、今まで以上に感染予防に強く取り組んでいます。

 基本的に、学校生活は登下校も含めマスクを着用して過ごしています。体育の授業や部活動においても、マスクをつけてできる活動を中心とし、激しい運動は避けるようにしています。音楽の授業や吹奏楽部の活動などでも、出来る限りマスクを着用する、マスクを外さなければできない活動は、たくさんの距離を取るなどを行っています。マスクをしての活動で万が一、気分が悪くなってしまった際などは、人と距離ができる位置まで移動し、マスクを取って深呼吸をするように指導をしています。

 また、各クラスと音楽室には、PTAより「加湿器」を購入して頂き、少しでも室内の湿度を上げるようにしています。さらに、昇降口と廊下には手指消毒用のアルコールを設置し、こまめな消毒を進めています。

 明日からは、神奈川新聞でも報道されたAgアルコールクロスによる、机・いすの消毒も始めます。これは、毎日机といすの背もたれを消毒することで、Agの膜ができ、ウイルスなどの殺菌効果を高めるというものです。

 学校ではできる限りの取り組みを進めていきますが、一番効果があるのはやはり、生徒一人一人の意識を高めること(三密避ける・マスクを常にする・ソーシャルディスタンスを守る・こまめな手洗い)に尽きると思います。ご家庭内や地域においても、意識を高く持つ取り組みがなされることを願っています。

二宮中学校マスコットキャラクター決定!

 1月19日(火) 前回お知らせした二宮中学校マスコットキャラクターの投票結果が出ました。投票の結果は、次のとおりです。

第1位 二羽中(ニノウ チュウ)さん 2-D 西山陽菜さん

第2位 二ノ鳥(ニノチョウ) 2-A 村越真心さん

第3位 まーちゃんとつーちゃん 3-A 石渡埜々花さん

第4位 うみまつ 2-D 谷口 茜さん 

第5位 まつたろう 1-A 下村伊織さん

 今後は、PTAからこのキャラクターを使ったグッズを作成し、生徒に配付する予定です。また、このキャラクターを二宮中学校のマスコットキャラクターとして、いろいろなところに使っていきたいと思います。

 ぜひ、かわいがってください!

二中マスコットキャラクターはどれに?

 1月13日(水)先日、PTAで募集した、「二宮中学校マスコットキャラクター」の応募が生徒や職員から13ほど集まり、現在校長室の前の廊下に掲示され、審査が始まっています。そのどれもが個性的で、しかも二宮中学校ならではのキャラクターばかりです。

 そのネーミングもとても個性的で、まつぼっくりをイメージした「まつたろう」、海をモチーフにした「海男(うみお)」、羽ばたく2羽の鳥をイメージした「二ノ鳥(にのちょう)」、ライオンをテーマとした「Ninolion(にのりおん)」など、さまざまなキャラクターが見られます。

 この後、生徒や職員、PTAの保護者による投票結果が集計され、二中マスコットキャラクターが決定します。決定後は、二宮中学校のシンボルとして、活用されることになります。色々なところで、このマスコットキャラクターが二宮中学校の名前と共に広がっていくことを願っています。

3学期が始まりました

 令和3年1月6日(水) 小寒を迎えた本日、3学期の始業式を迎えました。冬の朝の厳しい冷え込みの中、生徒たちは皆、元気な顔を見せながら登校してきました。中には、制服を脱いでワイシャツで登校している生徒も見られましたが、殆んどの生徒はマスクを着用し、コロナウイルスの感染予防に努めながら歩いていました。

 始業式は、体育館に集合することは避け、各クラスでの放送によるものとしました。始業式の校長の話では、今年の正月に行われた、第73回箱根駅伝の駒澤大学の逆転優勝の話をしました。今年の箱根駅伝では、往路優勝をした創価大の選手を、最終10区において、3分19秒もの差を逆転して、ゴールテープを切った石川選手の「最後まであきらめない気持ち」そして、その陰に見える努力の積み重ねなど、今後の自分たちの生活において見習えることがたくさんあることを伝えました。

 3年生は、いよいよ受験(受検)本番です。また、1,2年生は数か月後には進級し、先輩になります。4月からの新年度に、新たなスタートを切ることができるように、1日1日を大切に送って欲しいと願っています。

 

大根の収穫

 12月24日(木) 本日3校時、特別支援級の生徒たちが、校内の畑に育った大根を収穫しました。この畑は、学校作業員の渡辺さんが手入れをしてくださっているもので、今回は9月に種をまいた大根の収穫をさせて頂きました。

 今年の大根は少し小ぶりで、やや細身でしたが、生徒たちは楽し気に大根を抜く作業をしました。青々とした葉が、大根のみずみずしさを物語っていて、とても美味しそうでした。

師走の風景

 12月24日(木) 本日で2学期が終了します。新型コロナウイルスの猛威により、日本国内はおろか世界中が大きな混乱に巻き込まれた1年でした。学校も、開校以来初めての臨時一斉休業となり、休業期間中のオンラインでの動画配信や郵送での課題の配達に苦慮した1年でした。残念ながら、まだ第3波が収まらない状況の中で冬休みに入ります。この年末年始を生徒の皆さんが穏やかに、そして安全に過ごすことを祈っています。

 師走の校内の様子をお伝えします。1学年の廊下に掲示されていた、総合的な学習の時間で取り組んだ「職業調べ」のレポートと、職員室前に飾られていた、美術部の作品(ディズニープリンセスをモチーフにしたケーキ)、学校作業員の渡辺さんのクリスマスにちなんだ作品です。1年を締めくくるにふさわしいものばかりです。

未来に生きる資質・能力を育成するために

 12月16日(水) 本日も元川崎市立川崎小学校長 教育力向上アドバイザーの吉新一之先生をお迎えして、2年生の学級活動の時間の授業を行っていただきました。今回の学級活動の時間では「議論=話し合い」の意義と方法について学びました。

 現代の社会は、明確な解答が無い地球規模の課題が山積しています。それらの課題を解決に導くためには、様々な人たちが、それぞれの知識や経験を議論し、新たな考えを生み出さなければなりません。来年度から本格的に導入される学習指導要領では「主体的・対話的で深い学び」を実践することを主眼としています。議論はまさにその中心となる活動です。

 吉新先生からは、「知識は過去のもの、思考は未来のもの」という事や「思考はつなげること」などを教えて頂き、それをもとに議論の練習を行いました。課題は「写真がいいか、絵がいいか」というものです。数分間自分の考えを書いたのち、全員が挙手をして話し合いをスタートしました。最初はなかなか手が挙がらないクラスもありましたが、徐々に全員が手を挙げ、発言をつないでいきました。

 「絵はその人の考えが伝わる」「写真は細かい部分の色や雰囲気まで正確に伝わる」など様々な意見が出され、吉新先生は黒板にその意見をつなげていきました。時間の関係で長くは話し合いはできませんでしたが、人それぞれの考え方や様々な意見があること、話し合いに正解は無いことなどを体験的に学んだ時間でした。

 4時間目の2年A組では、担任の加藤先生が同様の授業を実践しました。加藤先生は英語の先生らしく、身振り手振りを交え、吉新先生と同様に話し合いの大切さを伝えてくれました。今回は2年生4クラス全てで話し合いの授業を行いましたが、この取り組みが、新しい時代を開く授業になり、二宮中学校全体のみならず二宮町の全ての小中学校、また県内、全国に広がることを期待しています。

冬の夜空に輝くイルミネーション!

 12月14日(月) 師走も半ばとなり、寒さが本格的になってきました。もうすぐクリスマスもやってきます。その師走の夜空を輝く光で照らし出すイルミネーションが本校学校運営協議会の皆さんの手によって設置されました。

 12月初めに開かれた学校運営協議会の中で、一色小学校での同様の取り組みを耳にした藤原直彦会長が、ぜひ二宮中学校でも実施したいとの思いから、昨日、PTA本部役員の皆さんや地域の方、生徒も手伝って様々な電飾を取り付けました。

 このイルミネーションは、美しく学校を彩ることはもちろん、夜道を明るく照らし出す防犯や生徒の下校時の安全、またブルーの電飾は現在コロナウイルス感染症と日々向き合っていられる医療従事者の方々への感謝の意味も含んでいます。

 点灯時間は毎日(土日を除く)17時頃から19時頃までを予定しています。もしお近くにお寄りの際には、ご覧ください。

第2回防災イベントを開催しました!

 12月6日(日) 本校武道場において、学校運営協議会主催による第2回目となる「防災イベント」が開かれました。昨年度、第1回目を開催し、参加した方々には好評であったため、今年度2回目を実施しました。昨年度同様、今年度も町の防災安全課をお呼びして、講義および実技講習を実施しました。  今回は、「もりびと NOA(ノア)自然教室」の学生さん2名が、二宮町の等高線をもとに作り上げたジオラマを展示してくれました。二宮町の土地の高低が一目瞭然となり、災害時にどこが危険であるかを目で見て確認することが出来ました。  また、二宮町女性防災体の方も2名参加され、防災について共に学ぶ機会としました。    町の防災安全課からは、主に二宮町のハザードマップに関わる事やコロナ禍での避難のあり方、二宮町の防災の取り組みの実際等を話していただき、大変参考になりました。  講義の後は、二宮中学校の敷地内にある防災倉庫を実際に見学したり、水消火器を使った消火訓練を体験しました。消火訓練では、当日参加してくれた中学生3人も加わり、リレー形式で消火器の操作を体験しました。  近年の自然災害の被害は、今までの常識が通用しないレベルとなっています。「備えあれば患いなし」の言葉通り、学校・保護者・地域が一体となった防災への取り組みが重要な事と思います。このイベントを3回、4回と続けることで災害への備えがより強固になることを期待しています。

考え議論する道徳の授業実践

 11月30日(月)1校時1年C組にて、「考え議論する道徳の授業」の実践を、教育力向上アドバイザーの吉新一之先生にお願いいたしました。吉新一之先生は元川崎市立川崎小学校の校長先生で、「一人も見捨てない」学校作りを実践し、そのエッセンスをまとめた「教師の秘伝」で全国的に名前の知られた先生です。

 現在は、二宮町の小中5校の授業力の向上についてアドバイスを頂くと共に、先生自ら授業実践をして、教職員に研修の機会を与えてくださっています。

 今回は「考え議論する道徳の授業」を「席替え」という題材をもとに行ってくださいました。授業の最初に「話し合い=議論」をすることの大切さや、その意味、話し合う際に考えなければならないことなどについて、お話しされました。その中で「話し合いに正解や間違いはない。人と違うことは良い事という発想を持つことが大事です。」や「決められた答えをなぞっているだけでは未来は切り拓くことができません。」などの言葉が印象に残りました。

 「席替え」の内容は、クラスでくじ引きをし席替えをしたにもかかわらず、勝手に席を替わってしまう人が多数現れ、まとまりのないクラスになってしまったという話です。この話をもとに吉新先生は「くじ引きの後、勝手に席を決め直して、仲の良い友達と並んでよいか?」という問いを出しました。生徒たちは一人一人自分の意見を真剣に書き、その意見をもとに話し合いから意見を出していきました。その時にも、人の意見を自分の意見を比較し、同じところ違うところを考え、議論を深めていくことが大切であることを教えて頂きました。

 生徒からは「勝手に席替えをするのは良くない」「少数の意見も尊重すべき」との意見が出されました。それに対して吉新先生が「大多数が良いと思っているならば良いのではないか?」と反論すると、更に生徒からは「少数の意見も取り入れながら決め直すべき」との意見が出されました。これは民主主義の基本を示した考え方として、素晴らしいものだと思いました。

 今回は、少し時間が押してしまいましたが、今後はこのような授業を全ての教職員が実践して、生徒一人一人の思考力や表現力を伸ばす取り組みを広げていきたいと考えます。

二宮中学校キャラクター大募集!

 11月27日(金) 今年度コロナ感染の影響により、PTA活動を十分に実施することができませんでした。そのため、藤原PTA会長の発案により、「二宮中学校キャラクター」を募集し、思い出に残るキャラクターグッズを作成しようということになりました。

 二宮町には「ニーノとミーヤ」というキャラクターが活躍しています。また、弟橘姫をモデルとした「おとちゃん」もあります。二宮町の小中学校では二宮小学校の「二ノット」や二宮西中学校の「にわ西くん」などがあります。どれも個性的で、印象に残るキャラクターです。

 二宮中学校と言えば、青い海と松林、校歌にも歌われる「白い校舎」(?)などがあります。それにこだわることなく、二宮中学校独自のキャラクターが生まれるといいなと思います。

 応募締め切りは12月24日(木)です。たくさんの作品が応募されることを願っています。

多文化デーのお知らせ

 11月16日(月) 本校学校運営協議会よりのお知らせです。今年度、冬休みに「多文化デー」を開催することを企画しました。昨年度より、地域と学校のつながりを強め、地域の方から様々な学校では学ぶ事の出来ないことを教えて頂く場として企画していました。しかしながら、新型コロナウイルスの影響により、学校開催が難しくなり、今年度オンラインで実施することとしました。

 初めての試みですが、自分の暮らしている地域に様々な方々がいることを知り、さらに様々な文化への理解を深めることは、生徒たちの将来の生き方にも良い影響を与えると思います。

 外国の文化だけでなく、日本の伝統文化なども広く募集しています。奮ってご参加お待ちしています。

 

 

 

 

 

 

素晴らしい作品に脱帽です!

 11月13日(金) 本校の学校作業員の渡辺さんの作品が、職員室の入り口わきに飾ってあります。季節ごとにその時々の季節感を取り入れた素敵な作品を飾ってくださいます。

 今日は、今話題の「アマビエ」を見せてくださいました。素敵な色遣いに、かわいくとがったくちばし、小さくて愛らしい目元など、心温まる作品です。そして、普段のお仕事ぶりからも、その丁寧な作業を行っていられる様子が目に浮かんで来ます。

 地域の方などからも、中学校は敷居が高く入りにくい、というような話を聞きます。しかし、渡辺さんの作品は、親しみやすい二宮中学校に一役買ってくれています。二宮中学校を訪れる機会があった時にはぜひ、これらの作品を見ていってほしいと思います。

 

有罪か?無罪か?

 11月12日(木) 3年生公民の時間に、刑事事件の被告人を裁く、模擬裁判の授業を行っていました。公民の授業では、現代の社会において問題となっていることや、社会の仕組みなどについて学習します。今回の模擬裁判のように、シュミレーションを取り入れて、疑似体験をすることでより、身近で将来の生き方に繋がるような学習をすることは、意味のあることだと思います。

 今回は、コンビニエンスストアに強盗が入り、その容疑者を様々な証拠から裁く、刑事裁判を、検察側、弁護側に分かれて演じ、最後に裁判員となった生徒が判決を導き出すというものでした。現実に考えられる出来事を取り上げることで、生徒たちも一層真剣に取り組んでいました。

 現実の社会においては、投票年齢が18歳に下げられたり、裁判員裁判制度が行われていたりと、社会参画の機会が目の前に来ています。このような授業を通して、その意識が高まり、よりよい社会創りの一助となることを期待しています。

ミラクルさんがいらっしゃいました!

 11月11日(水)前任のALTのクリス先生の後を受け、昨日からミラクル先生が本校に勤務されることになりました。ミラクル先生は、フィリピンの出身で、とても親しみやすい方です。現在は横浜にお住まいとの事で、二宮まで1時間ほどかけて来てくださっています。早く本校の生徒たちに馴れ、楽しい授業をしてくれることを期待しています。

 ミラクル先生にメッセージを書いて頂きましたので紹介いたします。

 Name:Miracle Grace Faustine Reclosado

Age:24 years old

Birthday:April,14,1996

I'm from Manila,Philippines. I took up BS Tourism Management. I love traveling and experiencing diverse cultures. I have a happy. I adore reading books of different kinds. I do not sports purposely however , I enjoy playing volleyball if  I have time. I like listenig to music and watching movies specially documentaries. I am sociable person yet homebody by my inner nature. I have always had the passion for languages and the desire to pass this an to others and to help young people develop was my main reason for deciding to take the path of teaching.

My Motto: Life is too short to wake up with regrets. So live a happy life. Focus an what you want to do, do'nt be scared to try stuff. You only live once. You gatta take risks at time.

 

生徒会本部役員立会演説会と投票が行われました。

 11月9日(月)令和2年度後期および令和3年度前期の生徒会本部役員の立会演説および投票が行われました。今年度は定員6名のところ、8名の立候補があり、それぞれの立候補者と推薦者が全校生徒を前に立候補をした理由について演説を行いました。

 二宮中学校の生徒会本部は、生徒評議員会の運営や汐鳴祭後の後夜祭の企画運営などを中心に取り組み、その他にも委員会を統括し、それぞれの委員会が機能する手助けをしたり、生徒の意見を吸い上げ過ごしやすい学校作りを進めています。

 立会演説会の立候補者からは、そのような活動にあこがれややりがいを見出し、自分もその一員となりたいとの思いからの決意をしたという話が多く聞かれました。また、新しい風を学校に吹き込みたい、生徒のみんなが過しやすい学校を目指したいと言った建設的な意見も見られました。

 二宮中学校の学校教育目標は「主人公」です。生徒が主人公として、自分たちの目指す学校創りを実践する生徒会の活動に、今後も注目したいと思います。

生徒会本部役員選挙が始まりました。

10月30日(金) 「清き1票をお願いしま~す!」「生徒会本部役員に立候補した〇〇をよろしくおねがいしま~す!」朝の昇降口で、大きな声でのアピールが聞こえます。

 来年度の生徒会本部役員を決める選挙の選挙運動が始まりました。今年度は2年生5名、1年生3名の立候補があり、11月9日には投開票が行われます。生徒会本部役員は、二宮中の生徒会や委員会の中心となって、学校生活の向上を目指して活動を行います。

 以前にお伝えした生徒評議員会を主催したり、汐鳴祭の後の後夜祭を企画運営したりします。大変な仕事ですが、学校全体を動かし生活を向上させる取り組みにやりがいを感じて立候補する生徒の皆さんには頭が下がります。

 生徒会の活動は、民主主義の基本を学ぶ場です。自治的な活動は、未来の社会人としての基本的な資質を育てます。これからも生徒会の活動を応援していきたいと思います。

ありがとう クリス先生!

10月29日(木) 本校のALTとしてお世話になりましたクリス先生が、事情により本日で本校を去ることになりました。とても親しみやすく、優しい先生で、生徒たちにも人気があったので本校を去られることがとても残念です。

  クリス先生から、生徒の皆さんにメッセージを頂きました。英語の原文のまま載せます。

Everyshing  in  life  is  an  experience.  We  shoud  try  our  best  without  fear  of  mistakes.

We  can  only  learn  if  we  make  mistakes  first.

(人生におけるすべての事は経験となります。間違いを恐れることなく挑戦することが最も大切な事です。間違いからは多くの事を学ぶ事が出来ます。)

そして、さらに次のようなメッセージも頂きました。

The  student  in  Ninomiya  are  kind  and  I  enjoy  doing  English  with  them.

本校を去るにあたって、クリス先生は素晴らしい絵を寄贈してくださいました。クリス先生はもともとイギリスの大学で音楽を専攻し、絵画もプロ並みの腕前だそうです。

校長室に飾ってありますので、ご来校された際には気軽にお立ち寄りください。

 

 

 

 

おいしそうな和菓子をどうぞ!

 10月23日(金) 現在、校長室の前の廊下においしそうな和菓子が並んでいます。

 なぜ、和菓子が?と疑問に思われたでしょうか?実は、これらは2年生の美術の授業で制作した作品です。汐鳴祭文化の部でも展示されましたが、その出来栄えのすばらしさに感激し、校長室の前に飾ってもらいました。

 春夏秋冬ごとに、季節感あふれる和菓子の数々。まるで本物のような色や形であり、思わず口にしてしまいそうです。中には独創的な作品もありますが、それはそれで楽しませてくれます。

 本当は、もっと多くの方々に見て頂きたいのですが、学校への来校は難しいのが現状です。しかし、来年には町の「二見記念館」で展示をする予定となっているそうなので、興味のある方は、ぜひお越しください。本当に思わず食べたくなること請け合いです!

汐鳴祭文化の部 後夜祭が行われました!

 10月21日(水) 汐鳴祭文化の部の後夜祭が行われました。例年、後夜祭は生徒会本部が主催し、文化の部終了後、体育館で有志によって実施されてきました。今年度は、コロナウイルス感染防止の点から、各クラスでのテレビによる視聴となりました。

 今回の出演者は、生徒会本部主催のオーディションによって選ばれた10組が出演しました。1年生から3年生まで、個人参加、クラスの友達、部活の仲間など、様々なグループが歌や踊り、笑いなど多種多様のパフォーマンスが披露され、中には、本格的な演奏を披露するグループもあり、そのレベルの高さに驚かされました。

 各クラスでは、大型テレビを前に、生徒会本部の放送による司会でプログラムが進行され、それぞれのパフォーマンスを楽しんでいる様子が見られました。

 実際に舞台での演技も迫力や雰囲気があり、とても楽しいのですが、今回のようにビデオでのパフォーマンスも工夫が凝らされとても興味をひかれました。来年度は、どのような形になるかはわかりませんが、楽しい後夜祭を期待しています。

素晴らしい汐鳴祭文化の部でした!

 10月16日(金)本校の最大の行事である汐鳴祭文化の部が開催されました。今年度は新型コロナウイルスの影響により、例年実施している合唱コンクールが実施できなかったため、夏休み前より、職員一同で検討し、次のような取り組みとしました。

 ①クラスの展示物の作成 ②全校生徒による巨大アートの作成 ③3年生による動画での発表④吹奏楽部による動画発表 ⑤各教科、文化部による展示発表

 当日は、色別に3つのグループに分け、それぞれのが体育館での動画発表見学のグループ、巨大アートを作成するグループ、各クラスの展示発表を見学するグループで行動し、最後に校庭で全校生徒が集まり閉会式を行いました。

 体育館での動画発表では、3年生のユーモアあふれる中に、クラスの団結や協力性が感じられる個性豊かな作品に、大きな拍手が送られていました。吹奏楽部の発表も迫力あふれる演奏で楽しませてくれました。

 各クラスの展示発表では、ステンドグラスあり、ちぎり絵あり、爪楊枝で作られたミニチュアのお城やオブジェなど、バラエティに富んだ作品が並び、見ごたえ十分でした。

 今年度は、保護者や地域の方々をお呼びすることができなかったのが大変残念でした。しかし、閉会式後の生徒たちの表情には、1日を満喫した充実感が感じられました。来年度は、ぜひ保護者や地域の方と共に楽しめる汐鳴祭であることを祈っています。

 

汐鳴祭文化の部の準備が始まりました。

 10月8日(木)来週10月16日(金)に開かれる汐鳴祭文化の部の準備が本格的に始まりました。例年はクラス展示と合唱コンクールが行われ、保護者の方々にも多数ご来場いただくのですが、今年度は残念ながら、保護者の方の参観はご遠慮願う形となりました。

 今年の汐鳴祭文化の部は、クラス展示とその活動の様子を動画に収めたもの、3年生のクラス動画での発表、吹奏楽部の動画、各教科・部活動の発表などがメインとなります。また、全校生徒による「巨大アート」の制作も行います。

 3密を避けながらの取り組みには様々な制約があり、担当職員も工夫しながら汐鳴祭文化の部の運営を考えています。

 しかし、生徒たちにとっては素晴らしい思い出になる行事です。自分たちのできることを最大限に発揮し、素晴らしい行事にしてもらいたいと願っています。

3年生の面接を始めました

 10月5日(月)中間テストも終了し、汐鳴祭文化の部の準備が始まっています。そのような中、3年生は、目の前の進路に向かって授業により一層集中して取り組み、頑張っている様子が見られます。

 例年は、夏休み期間に、すべての3年生を対象に、校長面接を行い、自分の進路をより真剣に考えてもらう機会としてきましたが、今年度は夏休み期間が短かったため、汐鳴祭体育の部や中間テストが終了した10月から、昼休みや放課後を使って、面接をすることとしました。

 進学を考えた場合に、公立、私立に関わらず、多くの学校で面接が行われています。特に、公立高校では「面接シート」を作成し、高校を選んだ理由、高校で頑張りたいこと、中学校時代に頑張った、自分の長所などを聞かれます。

 進路先への意識を高め、自分で進路選択を行うためにも、この面接をきっかけにしてもらえると嬉しいと思います。

令和2年度 最初の寺子屋を実施しました

 9月29日(火) 昨日、令和2年度最初の学校運営協議会主催による「寺子屋」を実施しました。昨年度は、学校の近くの下町児童館をお借りして実施していましたが、今年度はより生徒が参加しやすい学校の図書室で行いました。

 講師の先生方は、地域の方や保護者、学校運営協議会のメンバーなど4名の方が来校され、数学や英語、国語などそれぞれ得意の分野の力を生かして、生徒の学習支援を行ってくださいました。

 講師の先生の中には、元中学校の教員の方もおり、最初緊張気味だった生徒たちも次第に溶け込み、質問をしたり、一緒に問題を解いたりしていました。

 ある講師の先生からは、「テスト前だけでなく、テストが終わった後に、どこが出来なかったかなどの振り返りができるとより良いですね」などの声も聞かれました。

 学校の教員だけではなく、地域の方々の力を借りて生徒の学習支援を行う寺子屋が、継続的に実施できるように今後もあり方を検討していきたいと思います。

 

 

生徒評議員会の様子

 9月28日(月) 9月中旬に今年度最初の生徒評議員会が開かれました。これは、生徒会本部役員と各委員会委員長、各学年の全クラスの学級代表委員で構成され、学校生活に関わる事項について協議し、生徒自身の手で学校をより良くしていこうとする会議です。

 二宮中学校は委員会の活動が活発で、廊下などにも各委員会が工夫した掲示物などが貼ってあります。また、汐鳴祭体育の部や文化の部の運営、学校保健委員会の開催、昼の放送のリクエストなど、様々な活動をしています。

 生徒評議員会では、こうした各員会の取り組みについて、出席したメンバーが意見を述べあい、より良いものにしていくための討議を行っています。ここで出された意見や提案は学級委員を通じて学級に伝えられ、具体的な取り組みになっていきます。

 自分たちで考え、自分たちで行動する。この考え方は民主主義の根幹をなすものです。活発な生徒会活動がいつまでも続く学校であることを望んでいます。

汐鳴祭体育の部が行われました!

 9月18日(金)二宮中学校の二大行事の一つである、汐鳴祭体育の部が実施されました。

 当日は、朝方まで強い雨が降っており、開催が危ぶまれました。しかし、午前8時には雨も上がり、美しい虹も見られました。グラウンドのコンディションを整えるため、開始時刻を1時間遅れとし、開会式を待ちました。

 開会式では、生徒会長、体育委員長からそれぞれ汐鳴祭体育の部への想いが語られました。特に体育委員長の神保さんは「私たちは今日一日、今までの練習の成果を思い切り発揮して正々堂々戦います。・・・体育祭ができない学校が多くある中、体育祭が開催できるよう、大きな支援をしてくださった先生方、体育祭が安全でスムーズに行えるよう、協力してくれた生徒の皆さんに感謝します。1年に1度だからこそ、全力で楽しんで最高の体育祭を創り上げましょう!」と力強い言葉を全校生徒に向かって投げかけてくれました。

 その後の選手宣誓においても、「コロナに負けることなく、絆を大切にし、心は濃厚接触で、最高の体育祭を作り上げることを誓う」という宣言がなされました。

 午前中は、体育委員が知恵を絞って考え出したSD(ソーシャル・ディスタンス)種目であるSDS(スピード・デリバリー・シュート)から始まりました。各クラス2名がペアになり、カーペットの上に載せた「玉」をいかに早く・正確に・たくさん陣地に届けることができるかを競うものです。見た目以上に難しい競技に、苦戦しながらも一生懸命に取り組む姿に、大きな声援が送られました。

 次に各学年の選抜リレーが行われ、学年が上がるごとに走力が上がり、3年生では素晴らしい連携とスピード感に感動を覚えるほどでした。

 昼食をはさんで午後からは、各学年ごとのクラス全員リレー、学年種目が行われました。特に学年種目は、ソーシャルディスタンスを意識しつつも、工夫が凝らされ、1年生は段ボールを積み上げながらリレーする「段ボールダンダン運んで」という競技、2年生は大玉を2本の竹ざおで挟んで運ぶ「UBer Ball」という競技で競い合いました。

 3年生は、一転シンプルな「綱引き」で力の勝負となり、力のこもったその戦いは手に汗握るものでした。

 最終種目の「みんなでジャンプ」は、クラスの人数を半分にし、距離を開けての挑戦となりました。1年生から学年が上がるごとに回数が伸び、3年生の最高回数は76回という素晴らしい記録が出ました。

 全ての種目が終わり、閉会式の中で、汐鳴祭体育の部を作り上げた3年生の体育委員から最後の言葉がありました。誰もが素晴らしい体育祭を実施できたこと、生徒が笑顔で終われた事などを伝えてくれました。

 次は汐鳴祭文化の部が行われます。生徒一人一人が真剣に取り組み、素晴らしい思い出になることを願っています。

歯科検診もソーシャルディスタンスで

 9月15日(火)本日は、午前中全学年で歯科検診がありました。昨年度までは、1学期に実施していましたが、コロナウイルスの影響で、この時期となりました。

 生徒たちは廊下にソーシャルディスタンスを保ちながら静かに整列し、順番を待っていました。自分の順番が来た際にも、静かに検診を受けることができていました。

 新しい生活様式が提唱され、マスク・手洗い・ソーシャルディスタンスは常識となりつつあります。自然にこれらが実行できる生徒たちは素晴らしいと感じました。

ソーシャルディスタンスでの授業の形

 9月9日(水)1年生国語の授業で、ソーシャルディスタンスを意識した発表を行いました。

 授業のテーマは「私が選んだこの1冊 読書紹介をしよう!」というもので、今回はスピーチの本番に取り組みました。生徒たちは、自分が友達に紹介したいと思う本を選び、内容のあらすじやどこが気に入ったのかなどについて、紹介をしました。

 コロナウイルス感染予防の為、シールドの後ろからマスクを外して発表を行いました。一人一人の表情をしっかりと見ることができ、シールドの効果を感じました。

 マスクが感染予防には重要な役目を果たしていることは理解しますが、やはり人に何かを伝える時には、その人の表情から読み取れることがたくさんあります。今後は、様々な教科でこのような実践が増えていくことを期待しています。

汐鳴祭体育の部の練習が始まりました!

 9月8日(火) 昨日の昼休みより汐鳴祭体育の部の練習が始まりました。今年度は、1学期に実施できなかったため、9月18日(金)に種目を限定し、ソーシャルディスタンスを守る形で実施いたします。保護者の方の観戦については、各家庭1名までに限らせていただきますが、感染予防の為、ご了承いただきたいと思います。

 生徒たちは昼休みの短い時間、クラス対抗全員リレーや大縄跳びの練習に、クラス一丸となって取り組んでいます。自粛が続き、気持ち的にも落ち込みがちな毎日に、少しでも元気と活気を取り戻すことを願っています。

教育実習生3名が本日より実習を始めます!

 9月7日(月)本日より、教育実習生3名が実習を始めます。3名とも二宮中学校出身であり、思い出のある中学校で教員になるための実習を3週間にわたって行います。

 新型コロナウイルスの影響により、5月に始めるはずだった実習が9月に変更になってしまい、大学との両立が難しい中、教員になりたいとの強い意志の、教育実習に来てくれました。3人の担当教科は、体育・社会・養護です。

 若々しく、フレッシュな風が入ってきたことで、学校にもより一層の活気が出ることと思います。3週間の実習を充実して過ごし、将来、立派な先生となって戻ってきて欲しいと思います。

(右から、須藤穂夏先生 秋澤生乃先生 藤本怜奈先生)

汐鳴祭文化の部への準備も始まりました!

 9月3日(木)汐鳴祭体育の部に続き、汐鳴祭文化の部の準備も始まりました。今年度は、新型コロナウイルスへによる臨時一斉休業により、学校行事が2学期に集中しています。9月は体育の部の準備・練習が始まりますが、同時に10月に行われる文化の部への準備も進めなければなりません。

 今年度は、合唱コンクールの実施は難しいので、それに代わる取組を企画しています。また、各クラスでの展示物も、全体で制作するのではなく、個人で作ったものをクラスの合作として作品にするような形式にしていきます。

 そのために、昨日の学級の時間に各クラスでは取り組みたいテーマについて話し合いました。どのクラスも、文化委員を中心に熱心に話し合いがもたれていました。これから、このテーマをもとに、各クラスが趣向を凝らした展示物を制作していく予定です。

 世界でたった一つの作品として、どのようなものが出来上がるのか。今から楽しみです。

朝読書の時間

 9月2日(水)今週は朝読書週間です。生徒一人一人が自分が読みたい本を持参し、朝の会の始まる前、20分間を読書の時間としてあてます。各クラス担任の先生も含め、全員が静かに読書に取り組みます。校舎内には、静かな時間が流れ、落ち着いた雰囲気で1日が始まります。

 読書の効果として、①語彙が豊富になる ②表現力や創造力が高められる ③知性や感性が磨かれ、人生を豊かに送ることができる ④精神的な落ち着きを得られることができる などのことが言われています。

 最近、SNSなどの発達により、若い人の読書離れが取りざたされています。本校では、通年で朝読書を実施してはいませんが、この週間を通して読書の習慣を身につけ、より良い本と出会い、豊かな人生を送ることを願っています。

汐鳴祭体育の部 スローガン決定!

 8月31日(月)

 雲外蒼天(うんがいそうてん)~闘創新(とうそうしん)は自粛せず!

 これが令和2年度 汐鳴祭体育の部のスローガンです。「雲外蒼天」とは、困難を乗り越え努力し克服すれば、快い青空が望めるというものです。体育委員会では、コロナウイルスという曇天の中でも、これを克服しようとし続ければ、必ず結果は見えてくる、という意味を込めてこのスローガンを決めました。

 また、闘創新は、「戦い、競い合い、そして新しいものを創っていこう」という思いからこの字をあてました。何もかもが自粛ムードの今、気持ちだけは自粛することなく、体育の部を実施していきましょう。

 上の文は、先週の金曜日(8月28日)の昼の放送で体育委員長からこのスローガン発表があった時の言葉をまとめたものです。

 とても素晴らしいスローガンが出来上がったと思います。このコロナ禍の下でも、汐鳴祭体育の部では生徒の皆さんの素晴らしいパフォーマンスを期待しています!

理科の実験

8月27日(金)たちばな級の授業を参観しました。

 本日は、理科の実験「水の温度変化を調べよう」という内容でした。水の入ったペットボトルを教室や屋外に設置し、その温度の違いを調べ、最終的にグラフ化してその特徴をまとめるという学習です。屋外においてあるペットボトルも、そのまま置いたもの、黒い紙を敷いたものなど、いろいろな条件を違えて比較するようにしていました。

 最初、ペットボトルに刺した温度計が、ボトルの底についてしまい、地面に近い温度になってしまったため、先生のアドバイスを受けて、割り箸を使って真ん中あたりの水温を図ることができるように工夫したそうです。

 自分の目で見て、体で感じて、工夫しながら学習を進める。理科学習のお手本を見たような授業でした。

色別抽選が行われました!

8月26日(水)本日昼休み、二宮中学校恒例の色別抽選が行われました。この色別は汐鳴祭体育の部や文化の部において、学年縦割りでチームを組み、上級生と下級生が助け合いながら練習や本番に取り組む、二宮中学校の伝統ともなっているものです。

 例年は、朝会の際に全校生徒の前で各学級の代表が抽選を行うのですが、今年度はコロナの影響により、放送室に代表が集まり、昼の放送時にライブ配信でその様子を伝えるという形にしました。

 今年度は趣向を変えて、各クラスの代表が放送室のスタジオに隠された「色別のボール」を探し当てるというゲーム形式で実施され、3学年の色別が決定しました。その色は下の通りです。

 オレンジ:3A・2A・2D・1C

 みずいろ:3B・2C・1A

 ピンク :3C・2B・1B

 色が決まった後、各色3年生の「色長」から、力強いメッセージが送られました。

 汐鳴祭体育の部は、9月18日(金)実施予定です。コロナ禍で今までのような体育祭の開催は難しいですが、精一杯取り組んで欲しいと思います

コロナウイルス感染防止のために

 8月25日(火)新学期が始まって1週間がたちました。先週末からは三者面談も始まり、1学期の学習の振り返りや2学期の過ごし方などについて、保護者の方を交えての話し合いをしています。

 今週に入り、35度を超えるような猛暑の日は少なくなりましたが、それでもなお、日々暑い中で生徒たちは真剣に授業に取り組んでいます。先日、職員の中から「教師の話を一方的に聴くだけの授業ではなく、生徒の発表の活動も始めたい」との声が上がりました。コロナ禍の下では飛沫感染が心配されますが、中学校の授業では生徒による発表は主体的な授業に取り組む上では外すことは出来ません。

 そこで、生徒の発表が安全にできるように、パーテーションを用意することとしました。しかし、市販のものは価格も高価で、なかなか購入することができないので、本校の学校作業員の中村さんにお願いし制作して頂きました。塩ビパイプとパネルを使い、素晴らしいものが出来上がりました。当面は、学年に数個準備し、授業等で活用していきたいと考えています。

 

2学期が始まりました。

8月18日(火) 2学期が始まりました。朝の登校の様子を見ていると、元気よく挨拶をしてくれる生徒がほとんどでした。短いながらも、充実した時間が過せたたのではないでしょうか。

 今年は新型コロナウイルス感染予防に加え、酷暑の中の熱中症予防という点でも注意が必要となり、生徒にとってはストレスが高まる状況となっています。ご家庭においても、健康管理と共に心のケアをお願いしたいと思います。

 2学期も引き続き新型コロナウイルス感染予防に係る「新しい生活様式」での学校生活が求められています。放送による始業式では、コロナ禍で様々な制約がある中ですが、「コロナ禍だからできない」という発想ではなく、「コロナ禍の中でもこれはできる」という前向きの考えで2学期を過ごして欲しいと伝えました。

 2学期は、3年生にとっては進路選択を真剣に考える時期、1,2年生にとっては学業や部活動等の最も充実する時期です。それぞれの生徒がしっかりと明確な目標を持ち、1日1日を大切に過ごして欲しいと思います。

コロナ禍の中での終業式

 7月31日(金)1学期の終業式を行いました。新型コロナウイルス感染予防の為、体育館に集めることはせず、放送で行いました。

 伝えた内容は次のようなものです。

「1学期は、一斉臨時休業に始まり、6月の分散登校を経て、7月にようやくクラスで揃っての学習ができるようになりました。しかし、マスクは手放せず、ソーシャルディスタンスを守る新しい生活様式での学校生活が続いています。未だ感染状況が落ち着かない中で、今しばらくはこの生活を続ける必要があることは理解して欲しいと思います。

 暗い話が多い中で、明るい話題が2つあります。一つは、先週本校の小山内先生が地域の女性の方より声を掛けられました。内容は、その女性が家で窓から外を眺めていたところ、二宮中学校の生徒がさわやかに「おはようございます」と声を掛けてきたということでした。その女性はとても気持ちが良くなり、小山内先生にお話をされたのでした。

 もう1つは、昨日、二宮町教育委員会に地域の方から電話がありました。それは、夕方ラディアン付近で小学生の男の子の自転車が故障し、困っていたところ本校の女子生徒3名が声を掛け、世話をしてくれたとの内容でした。今の世の中では、見て見ぬふりをする大人も多い中、二宮中学校の生徒の行動に感心したので、ぜひ全校生徒にお知らせして欲しいとおっしゃっていたそうです。本校の生徒が地域の方々から褒められることは大変素晴らしいことです。これからも地域の人たちに愛される二宮中学校の生徒でいてください。

 今年度の夏休みは17日間と短いですが、できるだけ心身を休め、元気に2学期を迎えて欲しいと思います。」

 2学期には全ての生徒が元気よく登校してくることを祈っています。

学年レクリエーション(ソーシャルディスタンスバージョン)

 7月28日(水)2年生の学年レクリエーションが体育館で行われました。

 ソーシャルディスタンスを意識した「ジェスチャー」ゲームを実施しました。各クラスがそれぞれグループごとに列を作り、一番先頭の生徒が出された「お題」を体全体を使って次の人に伝達します。そしてそれを順々に繰り返し、最後の人が答えを発表します。

 お題は「ゴリラ」や「アイドル」などがあり、一人一人のジェスチャーの動きにあちらこちらで笑いが起きていました。また、この学年レクリエーションの運営も学級代表を中心に、和気あいあいとした和やかな雰囲気で、自主的に行われていました。

 このような経験が学校の良い風土を作り、充実した学校生活に繋がるのだと思います。

朝練習が始まりました

 7月28日(火)昨日より、部活動の朝練習が再開されました。

 1学期も残りあと数日という時期になりましたが、久しぶりに部活動の朝練習を行う生徒の姿がグランドや体育館に戻って来ました。新型コロナウイルス感染予防の為、大きな声を出したり、密になるような活動はできませんが、それでも元気に活動している様子が見られます。

 今年度は残念なことに、運動部では中郡大会を始め中ブロック、県大会、そして関東、全国と全ての大会が中止となっています。3年生は、8月に行われるお別れ試合が中学生活の最後となります。今までの練習の成果を最大限発揮して、さわやかなプレーをして欲しいと思います。