学校からのお知らせ

防災講演会開催(学校運営協議会主催)

  12月21日(水)本校体育館にて、地域・保護者・教職員を対象として「地域防災とコミュニティ」をテーマに井上岳一氏にご講演いただきました。東日本大震災の被災地での復興支援の経験を交えたお話は説得力があり、二宮町の地形と災害の歴史を知り、長い時間軸の中で町を見つめ直すこと、海と山が織りなす豊かな環境と日頃からの人と人のつながりが「災害に強い町」をつくり上げること等を学びました。

 今回の講演会で終わりにせず、ゆくゆくは子どもたちも交えた形で、地域の方々と共に町の防災や町の活性化について取り組んでいけたらと考えています。

「二宮町地域包括支援センター なのはな」より講師をお迎えして

 12月19日(月)、21日(水)に「二宮町地域包括支援センターなのはな」から社会福祉士をお迎えして、3年生を対象に「認知症を学び、地域で支えよう」をテーマに認知症サポーター養成講座が行われました。地域包括支援センターの役割、認知症について、認知症サポーターとしてのあり方等を学び、地域で支え、地域で見守ることの大切さについて考える時間となりました。国土交通省へ働きかけて設置されたという西湘バイパスへの立ち入り禁止ポールの写真など、困りごとに気づいて環境を変えるという具体的な実例も見せていただきました。

 この養成講座を受けた3年生は、今日から「認知症を理解して温かく見守る心のバリアフリー社会をつくる認知症サポーター」です。きっと「誰もが安心して暮らし続けられる二宮町」の実現へ向けて行動してくれるだろうと期待しています。

毎朝の学級通信

毎朝、ある教室の黒板には担任からのメッセージが書かれています。寝不足だったり、友達関係や勉強、進路の悩みごとがあったりとすっきりしない気持ちで登校してくる人もいるでしょう。家からとても長い道のりの人もいます。いろいろあるけれど何とか学校へ向かってくる生徒たち。「よく頑張って登校してきたね。」と一人ひとりに温かく捧げる担任の思いに心打たれます。

第3回学校運営協議会が開催されました

 11月11日(金)本校にて第3回学校運営協議会が開催されました。

今回は協議会の前に、教職員も交えて防災倉庫の見学を行い、二宮町防災安全課の方から一つひとつの備蓄品について説明を受けました。ボタン一つで動く全自動のトイレ等もあり、参加者一同、関心を高めていました。

今後は地域の方を講師として防災講演会を企画しています。 

第3回学校運営協議会の内容は次のとおりです。

①     学習支援、施設修繕、防災の取り組みについて 

②     部活動について  

③     学校評価について 

④     施設分離型小中一貫教育校について

⑤     地域の行事(はらっぱマルシェ)への参加について

 1,2年生の期末テスト前である11月15日(火)から21日(月)は学習相談を実施しました。講師として二宮高校の生徒さんを含む延べ数9名の地域のボランティアの方々のご協力があり、教職員と共に支援をしていただきました。放課後4回の開催で、延べ数82名の生徒が参加。友達と勉強することで、テスト前の不安がかき消される心地よい居場所となっていたようです。

 地域のボランティアの皆様、ご支援をありがとうございました。

 

スポーツウィーク開催

 スポーツをする機会を増やし、スポーツの楽しさを実感しようという目的で、体育委員会の生徒が企画・運営をした「スポーツウィーク」が、11月8日(火)10日(木)11日(金)の昼休み、学年ごとに行われました。

 1年生はドロケイ、2年生はカード鬼、3年生はアズカバンという名の遊びを選び、昼休みという短い時間でしたが、グラウンド一面に広がって、皆、楽しそうに元気よく走り回っていました。毎回、教職員も加わって、全力疾走する姿も見られました。

 各学年の目標や内容を考えることから始め、当日の運営まで数々の仕事を頑張った体育委員の皆さん、ご苦労様でした。どの学年もたいへん盛り上がった心安らぐ良い企画でした。

 

 

ある社会科の授業風景

 10月20日(木)神奈川県弁護士会法教育センターによる出前授業が3年生社会科で実施されました。

「司法制度、裁判制度及び弁護士の仕事」というテーマで、裁判の歴史や弁護士になる方法等も含め、興味深いお話を弁護士の方から直接うかがい、司法について学びました。 

 また選挙制度の学習では、二宮町選挙管理委員会より借用した本物の投票箱を用いて、教室で模擬選挙を行いました。緊張した面持ちで投票する生徒たちの真剣な姿に教科担当が感心していました。

 1人1台のタブレット端末の活用と併せ、個々の学びを深め確かなものとするためにも、本物に触れる機会を大切にした授業づくりを心掛けたいと思います。

 

 

汐鳴祭~文化の部~開催

 10月15日(土)汐鳴祭文化の部が開催されました。コロナ感染症拡大防止の為にこの2年間実施できなかった合唱を復活させ、ステンドグラス制作と併せ、できる限り従来の形に近づける工夫を試みました。

 マスク着用の合唱は、コンクール形式はとらずに各クラス1曲の発表としました。一人ひとりの緊張感みなぎる真剣なまなざしが、ハーモニーの美しさと歌詞の重みと相まって、心が震えるほどの感動を与えてくれました。

 ステンドグラス制作も1,2年生は自分たちの手で各色に染めあげた和紙を用いて、従来のセロファンとは異なった趣のある作品を仕上げました。3年生は先輩たちが築いてきた方法で、セロファンやビニールを細かく貼り合わせて手際よく制作に取り組んでいました。

 合唱やステンドグラス制作という大きな作品を皆の力を結集して作り上げるという、二宮中学校の長年の伝統が途絶えることなく受け継がれたことに感謝しながら、無事に文化の部を終えることができました。

 保護者の皆様におかれましては、コロナ感染症対策のために数々のご協力をいただきまして、ありがとうございました。

                  

 

小中一貫教育の取り組み~中学生より小学6年生へ~

 9月30日(金)本校生徒会の生徒6名が二宮小学校を訪問し、6年生の各教室で中学校生活について自分たちで作成したスライドを用いながら説明しました。1学期末に実施された二宮町教育研究所による中学1年生対象のアンケートの結果をもとに、自分たちの思いも加えて、小学6年生に伝える内容を考えたそうです。説明の後は6年生から「部活動はいつからできますか?」「時間割はどうなっていますか?」「給食の量は増えますか?」等の質問が次から次へと出され、時間が足りないほどでした。6年生の中学校進学に対する不安が少しでも和らぎ、期待がふくらんだ時間となったでしょうか。3学期には小中交流部活動見学会も予定されていますので、どうぞお楽しみに。

 

学校運営協議会による企画「中間テスト前 学習相談」

 9月29日(木)30日(金)の中間テストへ向けて、9月22日(木)~28日(水)までの放課後、学校運営協議会で企画した学習相談が本校図書室で実施されました。学校運営協議会委員を含む地域のボランティアの方々、そして二宮高校の生徒さんが講師となり、延べ40名の生徒が参加しました。同時間帯に各教室で学習相談をしていた教職員も、時には図書室にて支援に加わり、(静かに)盛況ぶりを見せていました。

 地域や二宮高校の方々、ご支援ありがとうございました。次回以降の定期テスト前もまたお声かけをさせていただきますので、ご協力をよろしくお願いいたします。

   

地域の方から学ぶ

9月16日(金)、学校運営協議会委員であり、また鎌倉にお詳しい遠藤さんが、2年生を対象に鎌倉校外学習の事前指導をしてくださいました。2年生は11月に鎌倉で班別自主行動を予定しています。鎌倉時代の位置づけや観光地としての魅力などをうかがい、古都鎌倉についての知識を深めることができました。遠藤さん、ありがとうございました。

朝読書週間に「にのみやおはなし会」

9月 12 日(月)~16 日(金)は朝読書週間でした。朝8:30 から 20 分間の読書タイムが設定され、二宮町図書館からお借りした 60 冊程の本も利用できるようにしました。12 日~14 日の3日間は、にのみやおはなし会の方々が1年生から3年生の各クラスで、読み聞かせをしてくださいました。絵本や紙芝居、語り、本の紹介等に生徒たちはじっと聞き入っていました。幼い頃に親しんだ童話、日本や外国に伝わる昔話や民話に、成長した今、改めて触れることで様々な思いを巡らせることができる貴重な時間となったのではないでしょうか。また最近話題になっている新しい作品も取り上げられ、読書の世界が広がるきっかけにもなったと思います。

にのみやおはなし会の方も「皆、集中して聞いてくれ驚きました」「久しぶりに登校班の班長さんに会えて嬉しかったです」等おっしゃっていました。皆様、朝早くからご来校いただきまして、ありがとうございました。

第2回学校運営協議会が開催されました

9月6日(火)本校にて第2回学校運営協議会が開催されました。

今回は協議会の前に、5校時授業参観と学校施設見学を行いました。

学校施設見学では、この夏工事が入ったグラウンドのスタンドや災害時備蓄品置場の見学、

今後修繕が必要な個所等を確認しました。

第2回学校運営協議会の内容は次のとおりです。

①     学習支援、施設修繕、防災の取り組みについて

②     学校研究について

③     汐鳴祭文化の部について

④     全国・学力学習状況調査について

⑤     総合的な学習の時間について(2学年鎌倉校外学習、3学年二宮町地域貢献活動)

⑥     小中一貫教育校及び学区小学校(二宮小・一色小)における学校運営協議会について

それぞれの項目について担当教諭が中心となり、地域の方々のご理解とご協力を得ながら内容を深め、学校運営を進めていく点を確認しました。

具体的には、定期テスト前学習支援、学校施設修繕、校内授業研究会、汐鳴祭文化の部当日の教職員支援、2学年鎌倉校外学習事前指導等に地域の方々に加わっていただきます。

みんな大健闘、夏の大会

 6月25日(土)のサッカー大会から始まった中郡大会も残すところ9月17日(土)の駅伝予選会だけとなりました。今までの練習の日々を胸に、熱い思いをこめて試合に臨む真剣な姿がどの会場でも見られました。追いつき追いつかれ、最後のほんの数秒間で逆転シュートを決めたり、相手の気迫に飲み込まれそうになっても冷静にボールを打ち返す息ピッタリのペアがいたりと、とにかく最後の最後まであきらめずに粘り強くプレイして勝利を勝ち取った名場面の数々にも感動。また表彰は逃しましたが、点差が離れても仲間と声を出し合い、そして遠くから叫ぶ顧問の指示に答えながら懸命にボールを追う姿もありました。得点すること以上に大切なチームワークの良さ、顧問との固いつながりがひときわ輝いていました。

 吹奏楽コンクールでは、部員一人ひとりの真剣な熱いまなざしが指揮者に注がれ、心に響く迫力満点の聞きごたえのある演奏を披露していました。

 今年度も新型コロナウイルス感染症対策に熱中症対策を併せ様々な制限がある中で、保護者の皆様にも多々ご協力をいただきましてありがとうございました。

 

汐鳴祭~体育の部~開催

 6月11日(土)汐鳴祭体育の部が開催されました。

 4月当初より体育委員会を中心に種目やスローガンの検討から始め、5月には学年種目の決定、各クラスの色決め、メンバー選出等が行われました。その間、美術部と手工芸部は横断幕の制作に励み、5月末日の朝会でスローガン発表と同時に横断幕をお披露目。6月に入ると色別結団式を経て午後の練習も本格的に始まり、9日(木)の予行練習、そして11日(土)の当日を迎えました。

 当日は新型コロナウイルス感染症対策として例年より縮小された内容ではありましたが、学年種目(汐鳴サイクロン・綱引き)、玉入れ、ダンス&人文字、選抜リレー、クラス全員リレー、みんなでジャンプ等々、生徒たちはどの種目にも全力で取り組み、大きな感動を与えてくれました。

 今年度も保護者は各家庭1名の参観と感染症対策へのご協力をいただきました。またPTA役員や学校運営協議会委員の方々には当日の運営をお手伝いいただきまして、ありがとうございました。

                          

 

 

 

二宮町530(ごみゼロ)キャンペーンに参加

 5月28日(土)梅沢海岸に厚生委員会、サッカー部、卓球部そして個人での参加者、総勢約80名と教職員6名が集まりました。日光が照りつける中、海風に吹かれながら清掃活動に励みました。二宮西中学校の生徒も多く参加しており、両校の活動の様子から、災害時等も視野に入れ、中学生は地域の活動を大きく担えるマンパワー(人的資源)であること実感しました。         

 

 

3年生、修学旅行で京都・奈良方面へ。

 本校3年生は、5月17日(火)新幹線で京都へ向かいました。修学旅行は新型コロナ感染症のために令和2年度は中止、令和3年度は3月に卒業遠足と兼ねて箱根一泊となり、今年度ようやく例年どおりのプランで実施されました。

  5月17日(火)東大寺/  奈良公園(班別散策)/ 春日大社/ 薬師寺/  (大阪泊)

  5月18日(水)京都班別自主見学(タクシー)/  清水焼絵付け体験/  清水寺 /  (大阪泊)

  5月19日(木)大阪城/  宇治平等院/  東寺

 京都方面へ行くことができなかった先輩たちの2年分の思いも胸に、感染症対策にも進んで協力しながら、皆、友だちとのかけがえのない思い出づくりを楽しみました。その後、感染症の発症もなくほっと安心しました。

学校運営協議会が開催されました。

5月9日(月)本校にて第1回学校運営協議会が開催されました。

 地区長2名、地域学校協働活動推進員1名、社会教育委員1名、児童養護施設職員1名、PTA会長1名、地域住民2名、教職員6名の委員からなる本協議会。

 本年度の学校運営協議会のあり方について「二宮町学校運営協議会規則」や文部科学省の資料も用いながら確認し、学校教育目標、経営方針、学校予算等についての承認を得ました。教職員、保護者、地域住民が集まり、学校や地域の課題を共有するためにも、まず学校の日々の教育活動について知っていただきたく、今回は学年主任、汐鳴祭体育の部と総合的な学習の時間担当教諭も加わりました。

 地域でどのような子どもたちを育てていくのかという目標を共有し、保護者や地域と連携しながら教職員全体がチームとして力を発揮できるよう、できることから始め、徐々に多くの人が関わる協働体制の構築を目指します。

1年生の部活動が始まりました。

 4月7日(木)の入会式では生徒会が中心となり、中学校生活や委員会、部活動等を1年生へ紹介しました。部活動については、その後4月11日(月)より約一週間の仮入部期間を経て、先頃、入部届が提出されました。

 1年生は入学後、新しいクラスで9教科の学習に取り組んだり、部活動等に挑戦したり、目まぐるしく様々な新しい経験を積んだ4月。さらに5月の連休明けには部活動の朝練も始まります。十分な睡眠とたっぷりの栄養を。

令和4年度入学式

令和4年4月6日(水)暖かい春の日差しに包まれて、入学式が行われました。

124名の新入生の皆さん、ようこそ二宮中学校へ!

 

令和3年度 1年間ありがとうございました。

3月29日(火) 令和3年度があと数日となりました。二宮中学校の近くの浜端橋の桜も満開に近くなりました。コロ ナウイルス感染症の影響で今年度も十分な教育活動ができたとは言い切れませんが、「できることをできるなかで」精一杯に取り組んでくれた生徒の皆さん、本校の教職員、また陰で支えてくださった保護者の皆様、地域の皆様、その他学校に関わった関係諸機関の皆様方すべてに感謝申し上げます。

 今年度の卒業式も、残念ながら当日は在校生を招いて行うことはできませんでした。そのため、前日の予行練習で本番と同様の式を行いました。最後には、卒業生から素晴らしい歌のプレゼントをもらいました。

 卒業式当日は、保護者の方々に見守られて、卒業生123名が立派に式を行ってくれました。卒業証書を受け取る姿は凛々しく、一人一人成長した姿を見せてくれました。かかわった職員も感無量でした。

 校長からは、道徳の授業で伝えた秋澤瞳さんの生き方から、人生は儚いかもしれないけれども、夢を持って支え合いながら生きることが大切であること、また、学校教育目標である「主・人・公」になぞらえ、自分の人生の主役は自分自身であり、未来に向かった力強く生きていって欲しいとのメッセージを話させてもらいました。

 令和3年度が終わり、令和4年度となります。これから二宮町では小中一貫校への取り組みが本格化します。また、コミュニティ・スクールの活動も活発になります。さらには部活動の地域移行なども控えています。様々な課題がある中で、生徒たちの健全育成を目指し、二宮町ならではの教育を目指し、より良い二宮中学校を目指していきたいと思います。

 令和3年度もご支援ありがとうございました。