学校からのお知らせ
1年生、地域の方から学ぶキャリア教育
「近い未来に子どもたちが夢見ていた車が実現できることを知った。僕は、プログラミングとものづくりが好きなので今日のお話を聞いて、めちゃくちゃやってみたい、作ってみたいと思いました。」
「私は頭がいいとか手先が器用でもないけれど、未来のことを知ったり、考えたりするのは好きだから、今回の話を聞いて良かったと思いました。」
「電気自動車は環境にいいだけかと思っていたんで災害時にライフラインが確保できると聞いて驚きました。
自動運転は楽するためだと思っていたんで運転が苦手な人、体が不自由な人のためと聞いて勉強になりました。」
3月15日(水)1年生を対象に「クルマの未来とエンジニアの気持ち」という内容で地域の岡野さんによる講演会が開かれました。上記は、講演会後の生徒の感想文です。最後の質問コーナーでも、生徒が次から次へと挙手するなど、その興味・関心の高さがうかがえました。
124名への卒業証書授与
3月8日(水)、第75回卒業式はコロナ禍の中、保護者の皆様には感染症対策にご協力をいただきながら、無事開催することができましたことを心より感謝しております。参加した2学年生徒は、その後感染症の発症もなく、安心しました。3年生は、在校生手作りの花を胸に、凛とした表情、たくましさと頼もしさが感じられる制服姿がとても眩しく、この3年間の月日の重みを感じました。
当日登校できなかった最後の生徒1名が、昨日、校長室で教職員に見守られながら卒業証書を受け取ることができました。卒業生124名。自分で選んだ道に自信と誇りをもって、実り多い人生を歩んでください。ご卒業おめでとうございます。
全校生徒で卒業式の予行練習
3月6日(月)、全校生徒で卒業式へ向けて予行練習を行いました。当日は、感染症対策のために在校生は2年生のみの参加となり、1年生は自宅学習となります。
練習でも気を抜かず、心をこめて真剣に取り組んでいる立派な3年生の姿が、きっと1年生の目に、心に焼き付いたことでしょう。
※文部科学省等からの通知をふまえ、当日は生徒及び教職員については、式典全体を通じてマスクを外しても差し支えないこととし、国歌・校歌斉唱、合唱の際は、マスクの着用を促します。また保護者の方は、式典全体を通じてマスクの着用を含め、基本的な感染防止対策へのご協力をお願いいたします。
はらっぱマルシェ大盛況
3月4日(土)二宮町東大果樹園跡地みらいはらっぱにて開催されたはらっぱマルシェへ、1年生から3年生までの6組17名の生徒が参加しました。二宮中学校 学校運営協議会の地域学校協働活動推進員が中心となり、教職員と連携して生徒を募集し、数回の実行委員会を経て、準備を進めました。当日は、生徒手作りのキーホルダーやハーバリウム、スライムなどの販売ブースと射的コーナーへ小さい子から大人まで多くの人が来店して、大賑わいでした。訪れた本校の教職員もしみじみ一言「二宮って、温かい」。
春の澄みきった青空のもとで、コーラス隊からの美しい歌声が響き渡り、キッチンカーからはおいしそうな匂いが立ち込め、地域が一体となって今ここにいることに感謝し、仲間と楽しんでいるという何とも素敵な時間を過ごすことができました。
生徒も、人と積極的に関わり、地域の一員としての意識を高めることができたたいへん有意義な良い企画でした。来年度も継続して参加させていただきたいと思います。
(写真は生徒作の校内掲示用ポスターです。)
中学校最後の思い出づくり
太陽の光を体いっぱいに浴びて、春を感じる海風に吹かれながら、3年生の球技大会が行われました。
まず、クラス対抗全員リレーとクラス混合全員リレー。トラック半周(100m)ずつのリレーにサプライズで加わった教職員チーム「みねおファミリー」。1チーム30名余りの生徒たちは次々とメンバーが入れ替わる中、6名の教職員チームは長い人で合計1km近く走る(短い人は10m) などして大健闘。その後のドッジボールも男女別クラス対抗総当たり戦でたいへんな盛り上がりを見せていました。
受験勉強から解放されて、青く澄み渡る大空の下で伸び伸びと活動する姿に、汐鳴祭や部活動など今までの学校生活で活躍している一コマ一コマが思い起こされました。見ているこちらも嬉しくなるような、みんな清々しい、とてもいい笑顔でした。
(写真一枚目:校舎4階のカメラマンに向かって卒業アルバム用学年写真を撮影中)
部活動小中交流会 開催
2月22日(水)の午後、一色小学校、二宮小学校から小学6年生をお迎えして、部活動小中交流会が行われました。まず、生徒会本部役員が手作りの冊子を用いて中学校生活について説明し、その後、小学生は体験を希望する部の部長に引率されて、各活動場所へ向かいました。
グラウンド、体育館では颯爽とユニフォームを着た中学生が、小学生と共にランニングやシュートの練習をしたり、各教室でもクラフトづくりや楽器演奏の体験のお手伝いをしたりするなど、どの会場も活気に満ち溢れ、頼もしい中学生の姿がありました。
卓球部の活動場所を歩いていると「俺も初心者だったけど、大丈夫、大丈夫!」と小学生を励ます部員の声が耳に入りました。いいですね。
小学生の皆さん、短い時間でしたが楽しんでいただけたでしょうか。先輩たちは皆さんと一緒に活動する日々を心待ちにしています。
グラウンドに取り付けていただいた地区表示板
学校運営協議会の施設修繕の活動として、地域ボランティアの鶴岡さんが「上町」「下町」「緑が丘」等の地区表示板を作成し、グラウンドのスタンドの壁に取り付けてくださいました。今までは地区名を印刷した用紙をラミネートしたものを吊り下げており、風雨にさらされて劣化が激しく、付け直しを繰り返していました。
今回は、ベニヤ板にペンキを重ね塗りした後、地区名をレタリングしたものが、壁にドリルで穴をあけて取り付けられ、遠くから見てもたいへんわかりやすい表示に生まれ変わりました。
この表示板は、全校生徒が災害時に集団下校をするために、地区別に整列する際の目印になるものです。自然災害だけではなく、他地区で強盗事件が発生した当日に、一斉に集団下校をしたことは記憶にも新しいところです。
昨年12月から週末を使ってじっくり丁寧に時間をかけ、見事な職人技を披露してくださった鶴岡さん、そして本日お手伝いいただいた平野さんに職員一同、心より感謝しております。ありがとうございました。
オンライン豆まき大会
2月3日(金)は節分ということで、二宮町小中学校の特別支援級が「オンライン豆まき大会」で交流しました。
まず二宮小学校の児童による「節分について」のとてもわかりやすい説明から始まりました。そして二宮西中学校の生徒が節分にちなんだポスターなど手作りの素敵な作品を紹介。そのあとは、音楽にのってスクリーンに次から次へと映し出される「鬼」へ向かって新聞紙の豆まきです。鬼などに扮した小学校の先生たちの迫真の演技に皆、圧倒されながらも、生徒は懸命に豆をまき、我々職員は鬼の姿に大笑い。楽しいひと時でした。こんなに幸せな光景に邪気も払われたような気がします。
実際に顔を合わせて交流したいところですが、気軽に交流できるオンラインでのつながりも時には良いものです。
2年生総合的な学習の時間の発表会
昨年11月に実施した2年生の鎌倉校外学習。2学期はその旅行記を作成し、3学期は「もしも私が鎌倉市民だったら、こうやって人を呼び込みます!」という内容で、SDGsの17の目標と関連付けて学習しています。
1月25日(水)~30日(月)は各教室でその発表会です。
「海の豊かさを守ろう」「住み続けられるまちづくりを」などSDGsの17の目標からいくつか選び、現在の課題に向けての取り組みがスライドを用いて紹介されました。豊かな海や山などの自然を守り、人々が安心して暮らし続けることができる持続可能な観光地を考える学習が、自分たちの住む二宮町の未来を考える学びにつながることを期待しています。
給食の献立紹介
これは保健室前の掲示板です。
保健委員会の生徒が交替で給食の献立紹介を毎日書いています。
明日は山西小学校のみなさんによる希望献立。
「豚汁は野菜たっぷり。デザートにはさっぱりとしたすだちゼリーを選んでくれました!
みなさん楽しんで食べてください。」
献立紹介の内容を読むこともそうですが、掲示板を書いている和気あいあいと楽しそうな生徒たちの姿を見ることも私の楽しみの一つになっています。
防災講演会開催(学校運営協議会主催)
12月21日(水)本校体育館にて、地域・保護者・教職員を対象として「地域防災とコミュニティ」をテーマに井上岳一氏にご講演いただきました。東日本大震災の被災地での復興支援の経験を交えたお話は説得力があり、二宮町の地形と災害の歴史を知り、長い時間軸の中で町を見つめ直すこと、海と山が織りなす豊かな環境と日頃からの人と人のつながりが「災害に強い町」をつくり上げること等を学びました。
今回の講演会で終わりにせず、ゆくゆくは子どもたちも交えた形で、地域の方々と共に町の防災や町の活性化について取り組んでいけたらと考えています。
「二宮町地域包括支援センター なのはな」より講師をお迎えして
12月19日(月)、21日(水)に「二宮町地域包括支援センターなのはな」から社会福祉士をお迎えして、3年生を対象に「認知症を学び、地域で支えよう」をテーマに認知症サポーター養成講座が行われました。地域包括支援センターの役割、認知症について、認知症サポーターとしてのあり方等を学び、地域で支え、地域で見守ることの大切さについて考える時間となりました。国土交通省へ働きかけて設置されたという西湘バイパスへの立ち入り禁止ポールの写真など、困りごとに気づいて環境を変えるという具体的な実例も見せていただきました。
この養成講座を受けた3年生は、今日から「認知症を理解して温かく見守る心のバリアフリー社会をつくる認知症サポーター」です。きっと「誰もが安心して暮らし続けられる二宮町」の実現へ向けて行動してくれるだろうと期待しています。
毎朝の学級通信
毎朝、ある教室の黒板には担任からのメッセージが書かれています。寝不足だったり、友達関係や勉強、進路の悩みごとがあったりとすっきりしない気持ちで登校してくる人もいるでしょう。家からとても長い道のりの人もいます。いろいろあるけれど何とか学校へ向かってくる生徒たち。「よく頑張って登校してきたね。」と一人ひとりに温かく捧げる担任の思いに心打たれます。
第3回学校運営協議会が開催されました
11月11日(金)本校にて第3回学校運営協議会が開催されました。
今回は協議会の前に、教職員も交えて防災倉庫の見学を行い、二宮町防災安全課の方から一つひとつの備蓄品について説明を受けました。ボタン一つで動く全自動のトイレ等もあり、参加者一同、関心を高めていました。
今後は地域の方を講師として防災講演会を企画しています。
第3回学校運営協議会の内容は次のとおりです。
① 学習支援、施設修繕、防災の取り組みについて
② 部活動について
③ 学校評価について
④ 施設分離型小中一貫教育校について
⑤ 地域の行事(はらっぱマルシェ)への参加について
1,2年生の期末テスト前である11月15日(火)から21日(月)は学習相談を実施しました。講師として二宮高校の生徒さんを含む延べ数9名の地域のボランティアの方々のご協力があり、教職員と共に支援をしていただきました。放課後4回の開催で、延べ数82名の生徒が参加。友達と勉強することで、テスト前の不安がかき消される心地よい居場所となっていたようです。
地域のボランティアの皆様、ご支援をありがとうございました。
スポーツウィーク開催
スポーツをする機会を増やし、スポーツの楽しさを実感しようという目的で、体育委員会の生徒が企画・運営をした「スポーツウィーク」が、11月8日(火)10日(木)11日(金)の昼休み、学年ごとに行われました。
1年生はドロケイ、2年生はカード鬼、3年生はアズカバンという名の遊びを選び、昼休みという短い時間でしたが、グラウンド一面に広がって、皆、楽しそうに元気よく走り回っていました。毎回、教職員も加わって、全力疾走する姿も見られました。
各学年の目標や内容を考えることから始め、当日の運営まで数々の仕事を頑張った体育委員の皆さん、ご苦労様でした。どの学年もたいへん盛り上がった心安らぐ良い企画でした。
ある社会科の授業風景
10月20日(木)神奈川県弁護士会法教育センターによる出前授業が3年生社会科で実施されました。
「司法制度、裁判制度及び弁護士の仕事」というテーマで、裁判の歴史や弁護士になる方法等も含め、興味深いお話を弁護士の方から直接うかがい、司法について学びました。
また選挙制度の学習では、二宮町選挙管理委員会より借用した本物の投票箱を用いて、教室で模擬選挙を行いました。緊張した面持ちで投票する生徒たちの真剣な姿に教科担当が感心していました。
1人1台のタブレット端末の活用と併せ、個々の学びを深め確かなものとするためにも、本物に触れる機会を大切にした授業づくりを心掛けたいと思います。
汐鳴祭~文化の部~開催
10月15日(土)汐鳴祭文化の部が開催されました。コロナ感染症拡大防止の為にこの2年間実施できなかった合唱を復活させ、ステンドグラス制作と併せ、できる限り従来の形に近づける工夫を試みました。
マスク着用の合唱は、コンクール形式はとらずに各クラス1曲の発表としました。一人ひとりの緊張感みなぎる真剣なまなざしが、ハーモニーの美しさと歌詞の重みと相まって、心が震えるほどの感動を与えてくれました。
ステンドグラス制作も1,2年生は自分たちの手で各色に染めあげた和紙を用いて、従来のセロファンとは異なった趣のある作品を仕上げました。3年生は先輩たちが築いてきた方法で、セロファンやビニールを細かく貼り合わせて手際よく制作に取り組んでいました。
合唱やステンドグラス制作という大きな作品を皆の力を結集して作り上げるという、二宮中学校の長年の伝統が途絶えることなく受け継がれたことに感謝しながら、無事に文化の部を終えることができました。
保護者の皆様におかれましては、コロナ感染症対策のために数々のご協力をいただきまして、ありがとうございました。
小中一貫教育の取り組み~中学生より小学6年生へ~
9月30日(金)本校生徒会の生徒6名が二宮小学校を訪問し、6年生の各教室で中学校生活について自分たちで作成したスライドを用いながら説明しました。1学期末に実施された二宮町教育研究所による中学1年生対象のアンケートの結果をもとに、自分たちの思いも加えて、小学6年生に伝える内容を考えたそうです。説明の後は6年生から「部活動はいつからできますか?」「時間割はどうなっていますか?」「給食の量は増えますか?」等の質問が次から次へと出され、時間が足りないほどでした。6年生の中学校進学に対する不安が少しでも和らぎ、期待がふくらんだ時間となったでしょうか。3学期には小中交流部活動見学会も予定されていますので、どうぞお楽しみに。
学校運営協議会による企画「中間テスト前 学習相談」
9月29日(木)30日(金)の中間テストへ向けて、9月22日(木)~28日(水)までの放課後、学校運営協議会で企画した学習相談が本校図書室で実施されました。学校運営協議会委員を含む地域のボランティアの方々、そして二宮高校の生徒さんが講師となり、延べ40名の生徒が参加しました。同時間帯に各教室で学習相談をしていた教職員も、時には図書室にて支援に加わり、(静かに)盛況ぶりを見せていました。
地域や二宮高校の方々、ご支援ありがとうございました。次回以降の定期テスト前もまたお声かけをさせていただきますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
地域の方から学ぶ
9月16日(金)、学校運営協議会委員であり、また鎌倉にお詳しい遠藤さんが、2年生を対象に鎌倉校外学習の事前指導をしてくださいました。2年生は11月に鎌倉で班別自主行動を予定しています。鎌倉時代の位置づけや観光地としての魅力などをうかがい、古都鎌倉についての知識を深めることができました。遠藤さん、ありがとうございました。