学校からのお知らせ

汐鳴祭文化の部を終えて

10月12日(土)汐鳴祭文化の部が終わりました。

例年、文化の部前日の昼までかけて制作していたステンドグラスは、9月中に無事完成。どの学年、どのクラスも細やかなデザインに挑戦し、あきらめることなく最後のパーツの貼り付けまで全力で取り組んだ力作ぞろいでした。

その後約10日間は合唱練習に打ち込みました。クラスでパート別に練習したり、学年内、また学年を縦割りにした体育の部の色別で発表し合ったりして、日に日に声の大きさも増し、表現力も豊かになってくるのがわかりました。当日も一人ひとりが真剣なまなざしで心を込めて歌い上げる姿に、思わず涙を流す教員や保護者も見られました。

また特別棟での教科や部活動、委員会の展示は、日頃の活動の成果がよくわかる内容となっていました。体育館での体育科のダンスや英語科のスピーチ、吹奏楽部の演奏も会場が一体となり、たいへん盛り上がりました。

今年度も当日は、にのみや学園の小学校3校の6年生をご招待し、40名の来校がありました。学校運営協議会やPTA役員の方々による受付、写真撮影、制服バザーの開催等、多々ご協力をいただきまして、ありがとうございました。

〈写真:廊下に飾られた各クラスのステンドグラスの作品〉

1年A組(世界の名所)

1年B組(世界自然)

1年C組(本間の食事)

2年A組(感情の宿った名画)

2年B組(真珠のように輝く神獣)

2年C組(グリム童話)

3年A組(部活)

3年B組(ギリシャ四天王!?)

3年C組(Stories of the world)

3年D組(神獣)

 

 

3年生「学年朝の会」

 毎週水曜日の朝、3年生は体育館へ集合します。

「3年生は二宮中の生徒として過ごす時間は残り半年。限られた時間の中で、学年全員がそろう時間を大切にしたい」

「進路等の情報を確実に伝えたい。同じ言葉で連絡や想いを伝えたい」という目的で、この10月から始められました。

教室での朝の会同様、生徒の司会で「今日の給食の献立発表」「先生からの話」「その他の連絡」~と会は進みます。

「その他の連絡」では一人の生徒が挙手し「今日は○○さんと○○さんの誕生日です!」と学年全員でお祝い。

二人は照れながら前に出て、15歳の抱負を発表する場面も。朝から体育館に心地よく温かい時間が流れます。

卒業式まで登校する日は95日。入学当初から今日までの様々な場面がよみがえり、「学年で過ごす時間を大切にしたい」という想いがじんわりと心に染み入ります。

 

ステンドグラス見事に完成

「完成するだろうか?」

この数日間、職員間で頻繁に交わされたこの言葉。

例年、10月の汐鳴祭(文化の部)前日までに仕上げていた各クラスのステンドグラス。

今年度は9月に完成させ、10月は合唱練習に集中しようという新しい試みに挑戦しました。

白い和紙を絵の具で染めて乾かす。黒いラシャ紙を下絵に合わせて切り、和紙を型に合わせて貼り付けていくという作業を繰り返すステンドグラスづくり。細やかなデザインは例年と変わらず、いやそれ以上のものもあり、このような短期間に完成するのだろうか?

「9月27日(金)15:30までに展示完了」というゴールに向けて、一時は「延長が必要では?」と心配する声もありましたが、当初の計画を変更することもなく、本日、全学年、全クラス、見事に完成。

皆、一人ひとりの持つパワーに感動。ただただ「素晴らしい」の一言に尽きます。

(15:30までの残り時間が映し出された教室のTV。残り約1分半というところで完成!)

 

地域の温かい手

 学校運営協議会の地域活動部会で今年度より始めた企画「日頃の授業の地域支援」は地域の皆様の温かいご協力のもと、順調に進んでいます。

 技術科のはんだ付け支援、社会科の戦時下に関する講話、数学科の個別支援、体育科の水泳支援、総合的な学習の職業講話に続き、昨日より家庭科の授業で1年生は「ミシンボランティア」の方々にお世話になっています。ミシンの上糸通しなど慣れない作業に戸惑っている生徒がいると、傍らでそっと支援してくださる方の存在は大きいです。「先生!先生!」と助けを求めて連呼されていた声はすっかり消え、「ものすごく助かっています!」と笑顔の家庭科担当教諭。二宮町社会福祉協議会より来ていただいているミシンボランティアの皆様、ありがとうございます。

 

体育館の改修工事、ありがとうございました。

 2学期が始まりました。夏休み中に行われた体育館の改修工事は無事完了。9月4日(水)の放課後は、7月から校舎へ運び出してあった跳び箱やマット、卓球台等々多くの荷物を体育館へ戻す作業が行われました。当日、全校生徒にボランティアを募ると、またまた数えきれないほどの生徒たちが集まり、あっという間に終了。皆、ありがとう!

 またこの工事に携わり何度も体育館へ足を運んでいただいた町教育委員会の方々、そして何よりも、夏休み中の猛暑続く日々、体育館で作業された方々に心より感謝申し上げます。 

(写真は夏休み中の電動バスケットゴール取り付け作業の様子)

(写真は体育館へマットを運ぶ教員とボランティアの生徒たち)