学校からのお知らせ

新学期間近、教職員の研修会

 新学期を間近に控え、教職員対象の校内研修会を開催しました。

8月29日(火)人権教育研修会「人権教育の推進について」(講師:中教育事務所 岡田 社会教育指導主事)

8月29日(火)校内研究研修会「各教科における問題解決学習の課題づくり」(講師:吉新 二宮町教育力向上アドバイザー)      

8月30日(水)生徒指導研修会「生徒のSOSに気づくには」(精神保健福祉センター出前講座 講師:ヴィヒャルト 臨床心理士)

 新学期、元気に登校してくる生徒たちの顔を思い浮かべながら、教職員皆で和気あいあいと研修に臨みました。

(写真は校内研究研修会)

小学校の先生、吹奏楽部へ

 施設分離型小中一貫教育校「にのみや学園」の取り組みの一つとして、小中学校の教職員が教科など14の部会に所属して、小中学校9年間を見通したカリキュラムの研究を進めています。今日は音楽科部会の試みとして、小学校の教職員2名が、本校の吹奏楽部の活動を参観しました。生徒たちは「小学校の頃の担任の先生だ!」「音楽を教わったことがある!」「算数は基礎と応用を教えてくれて、達成感を味わえる授業でした。」「今日は楽器の吹き方を教えてもらって良かったです。」等々、久しぶりの再会を喜び、楽器の練習にも、より一層、力が入った様子でした。

 2学期以降は二宮中学校の教職員が学区の小学校を訪問し、給食や清掃活動の様子を参観したり、授業参観・実践したりする教職員の異校種間交流を通して、児童・生徒理解を深めていきたいと思っています。

さあ、今日から夏休み

 昨日の終業式では、各学年代表が1学期を振り返りながら「代表のことば」を述べました。

3年生代表は「体育祭は、色、学年、クラスに関係なく応援していてすごく良い雰囲気だった。この体育祭でより一層クラスの仲が深まった。」「修学旅行は小学校ではコロナの影響で行けなかったので、友達と一緒にホテルに泊まるということがとても新鮮だった。友達とふざけあったり、はしゃぎすぎて注意されたり、何気ないひと時がとても楽しかった。」等々、入学式準備から始まったこの1学期がとても充実していたことを伝えてくれました。

写真は、終業式当日朝のある教室の黒板。1学期、毎朝担任からのメッセージが書かれていました。

また終業式の朝限定で特別に担任からのメッセージが書かれているクラスも。

  ‛さあ、さあ1学期も今日で終わりです。 (中略)

         みんなにとってはどんな1学期だったでしょうか?

   私にとってはすごく思い出深い1学期でした。

   先生になって良かったなって本当に思います。

   そう思わせてくれてありがとうね。’ ≫

 

 

ある七夕の短冊から

 先日の七夕から、教室内や教室前廊下に飾られている笹飾り。

「お孫さんが『家族や親族が長生きしますように』と短冊に書いていましたよ。」とその生徒の(父方の)祖母にあたるAさんに話す機会がありました。

Aさんを喜ばせようとお伝えしたのですが、「つい最近、(母方の)おじいちゃんが亡くなってしまったから、そう書いたのかな。」という思わぬ返事。忌引きでのお休みはなかったので、学校はご不幸を把握していませんでした。

そうだったのか。

本人がどんな気持ちでその短冊に思いを託したか。

本人が短冊を読み返すとどんな気持ちになるのだろうか。

一人ひとりが様々な思いを抱えながら学校生活を送っているということを改めて深く感じました。

(写真は支援級の教室に飾られた笹)

 

「水槽セットを貸してください!」

 放課後、「水槽(お掃除)セットを貸してください!」と職員室に1年生が颯爽と現れました。

厚生係とボランティアの生徒が週に1回、昇降口に置いてある水槽を掃除しています。餌やりは毎日。この水槽の熱帯魚‛ネオンテトラ’とエビは、担任が1年生の入学に合わせてこの4月に準備したものです。

水槽の水を補充しながら「エビの子どもが生まれたんですよ。ほら!」とヤマトヌマエビの小さな小さな子どものいる場所を嬉しそうに指し示し、「淡水と海水の~」といろいろな説明をしてくれました。

気持ちよさそうに泳ぐ美しいネオンテトラやその元で歩き回るエビを眺めながら、いつまでも一緒におしゃべりをしていたいと思う楽しいひと時でした。

保健委員会による給食の献立紹介

保健室前のホワイトボードには保健委員会の生徒による給食の献立紹介が書かれています。

 「今日は地場産デー!

  二宮町で育ったたまねぎをふんだんに使用しました。

  一生懸命育ててくれた農家さんや給食にかかわるすべての人に感謝をこめて

  『いただきます!』としっかり挨拶しましょう。」(原文のまま)

今日は豚肉のしょうが炒めに二宮産の玉ねぎが入っており、美味しくいただきました。

14日の夏野菜カレーには二宮産の無農薬野菜(なす・ズッキーニ・ピーマン)が使われるとのことです。

二宮町学校給食センター発行「給食だより7月号」の『二宮町の農家さん紹介』コーナーでは、農家の方のお顔や児童・生徒へのメッセージも掲載され、食材一つひとつのたどってきた道に思いを巡らせ、感謝の念をより深く抱くことができます。

朝、教室で「今日の給食は○○と○○!」と献立がしっかり頭に入っている生徒に驚くこともしばしばあり、皆、毎日の給食を楽しみにしていることがうかがえます。

期末テストを終え、夏の大会へ向けて練習再開

本日までの3日間の期末テストが終わり、放課後から部活動が再開されました。

1年生は初めての定期テストということもあり、先週、本番に向けた「定期テストの予行練習」を3教科で実施しました。またテスト2週間前から始めた放課後の学習相談では、1日平均27名の参加があり、その6割は1年生が占めていました。地域のボランティアの方々にはたいへんお世話になりました。ありがとうございました。

2年生は東京での上級学校訪問と班別自主行動、3年生は京都・奈良方面への修学旅行を終え、その余韻に浸る間もなく期末テストを迎えました。

今、グラウンドや体育館からは、部活動に励む元気な声が聞こえてきます。テスト直後ということもあり、いつになく活気に溢れかえっています。外の水道場では、暑さで真っ赤な顔をして、頭から水をかぶっている生徒も見かけました。一生懸命ボールを追う姿、仲間に負けじと走りこむ姿、光る汗と真剣なまなざしに、夏の大会へ向けての大きな意気込みを感じました。

学校運営協議会による企画「期末テスト前 学習相談」始まる

 6月27日(火)から始まる1学期期末テストへ向けて、本日13日(火)より本校図書室にて学習相談が始まりました。

昨年度の学習相談は定期テスト前の1週間、部活動停止と重なる期間の実施でした。今年度は新しい試みとして、2週間前からのスタートです。グラウンドから部活動の声が聞こえる中、1年生と3年生が合計15名ほど集まり、自習をしたり質問をしたり、集中して学習していました。「あと2週間あるから、毎日少しずつやれば終わるぞ!」とワークブックをやりながら意気込みを宣言する生徒も。

講師として国語や数学、英語の学習を支援してくださった学校運営協議会委員を含む3名の地域のボランティアの方々。ご協力をありがとうございました。

 20日(火)の学年行事後、21日(水)~26日(月)の部活動停止期間中の学習相談は各教科担当の教職員も地域の方々に加わります。

 

二宮町幼・保・小・中 一斉避難訓練及び引き取り訓練実施

 6月8日(木)二宮町内に震度5強以上の地震が発生したことを想定し、安全確保のための行動を確認するために一斉避難訓練が実施され、同時に災害発生時における幼稚園・小学校・中学校の児童生徒の保護者の引き取りについての訓練も行われました。

 今回は、保護者からわかりやすいように担任が学級・クラスが書かれたビブスを着用したり、時間短縮のために引き取り者の確認方法を変えたりと、昨年度の本訓練の反省を生かして計画・準備をしました。訓練を実施することで課題が明らかになり、その都度それらを改善する試みを行っています。

 保護者の皆様におかれましては、ご多忙の中、本訓練についてご理解・ご協力をいただきましてありがとうございました。

湘南にのみや530(ゴミゼロ)キャンペーンに参加

 5月27日(土)梅沢海岸にて、本校の厚生委員会、吹奏楽部、サッカー部そして有志、合わせて86名と教職員5名が、二宮町主催の海岸清掃に参加しました。晴れ渡る青空のもとで釣り人を遠くに見やりながら、小さな子どもから高齢者まで、町民の皆さんと共にプラスチックや金属類などを拾い集めました。二宮西中学校も多くの生徒が参加しており、この4月に西中へ異動した教員とも再会することができた生徒たちは大喜び。

 災害時も視野に入れ、中学生は地域の活動を大きく担える人的資源になることを今年も実感しました。