2020年7月の記事一覧

総合的な学習の時間(1年生)

 7月17日(金)7月も下旬を迎えるという時期にも関わらず、肌寒い日となった金曜日。5,6校時を使って、総合的な学習の時間のオリエンテーションが行われました。

 総合的な学習の時間は、教科の学習だけでは学ぶ事の出来ない、環境問題や地域の課題、教科をまたぐ課題、また生き方を学ぶ課題などについて、自ら課題を設定し、調べ、まとめ、発表するという一連の活動を通して、「生きる力」を養うことをねらいとしています。

 今年度は、新型コロナウイルスの関係もあり、今までのように計画が進みませんでした。しかし、学校生活も軌道に乗り始めた今、少しずつ計画を進めています。

 1年生は、職業を通して自分の生き方を考えるをテーマに1年間追究活動を行っていきます。本日はその最初として、総合的な学習の時間とはどのような時間であるか、職業を通して何を学ぶのかというオリエンテーションを実施しました。

 従来、2年生においては職場体験学習を実施してきました。来年度、新型コロナウイルスの状況が不透明ですが、職業の意義を考える職場体験学習に向けて、1年生で学習を深められることを願っています。

本物から学べること

 3階の廊下のトイレ前のスペースに、本物の火山弾が展示してあります。これは理科の福田先生が、校内の使われていない教室の隅に置いてあったものを見つけ、廊下に展示したものです。

 火山弾は、博物館などでは目にしたことがありますが、実際にまじかで見ると、色や形、重量感から、火山の噴火の凄さを体験的に感じることが出来ます。もし、これが噴火によって身近に飛んで来たら、と想像するだけでも火山の凄さを感じます。

 「百聞は一見に如かず」と言う通り、本や映像で見るよりも、実物を目の前にする方が生徒たちにとっても理解が深まります。特に、理科や社会科など身の回りの出来事を学ぶ教科において、そのことが言えると思います。

 同じように、2階の廊下には「グッピー」が飼われています。これも福田先生が、生物の学習の一環として展示されたものです。グッピーを通して、生物のいのちを考える。このことは教科を越えて、生徒たちに命の大切さを訴えるに違いありません。

あふれさせたい言葉・なくしたい言葉

 7月13日(月)梅雨空が続く毎日。新型コロナウイルスの状況も好転しない日が続き、気持ちもなかなか上向きません。その中でも、学校は地道に活動を続けています。

 2年生の学級の廊下の掲示板に「あふれさせたい言葉・なくしたい言葉」という掲示物がありました。これは先週の学級活動の時間に生徒たちが考えたものをまとめ、貼りだしたものです。

 あふれさせたい言葉は「ありがとう」「おはよう」「いいね!」など、感謝や挨拶などが多く取り上げられていました。また、「ごめんなさい」「手伝うよ」「頑張ろう」「どんまい」などコミュニケーションを円滑にしたり、励ましたりする言葉も見られました。

 反対に「なくしたい言葉」は「しね」「きもい」「嫌い」「うざい」「ばか」「つまらない」など聞いているだけで気持ちが落ち込むような言葉がたくさん挙げられました。

 人は言葉によって生きています。たった一言が人を幸せにも不幸にもします。言葉によって幸せを与えた人は、また言葉によって幸せを与えられます。その言葉による幸せの連鎖がたくさん続き、みんなが幸せな学校生活を送ることが出来るように願っています。

 ちなみに2年生の学年目標は「Don't Worry Be Happy!」です。くよくよせずに楽しく行こう!

 

水曜日はお掃除の日

 7月8日(水)一斉登校が始まって10日余りがたちました。日々の授業に生徒たちは真剣に取り組んでいます。部活動も少しずつ再開され始めました。

 その中で、掃除に関しては現在は職員が行っています。水曜日は部活動をすべて中止にして、生徒が下校した後、職員が各教室や廊下を掃除しています。各学年で分担し、自分が所属する学年のフロアーをきれいにします。7月に入り、蒸し暑い日が多い中、生徒の学習環境を少しでも良くするために、一生懸命取り組んでいます。

 朝、登校して学校がきれいになっていることに気がついたら、先生たちが頑張って掃除をしている姿を思い浮かべて欲しいと思います。

部活動が始まっています

 一斉登校になってから2週間目となりました。学校の教育活動も徐々に通常通りの戻りつつあり、生徒たちも授業に真剣に取り組んでいます。

 部活動も少しずつ活動を再開し、週2回から練習に取り組んでいます。徐々に体慣らしをしながら、臨時休業前のような部活動を目指して頑張っています。

 活動を終えた生徒たちの表情を見ていると、部活動の再開を心待ちにしていた様子や、満足した様子が伺えます。話を聞いた生徒の一人は「本当に部活動は楽しいです!」と声を弾ませて答えてくれました。

 連日の報道で、東京都における感染者が高止まりしているとの様子が聞かれます。神奈川も要警戒であることには変わりがありません。感染予防に努めつつ、生徒が満足した気持ちを持てるような部活動のあり方を模索していきたいと思います。