本物から学べること

 3階の廊下のトイレ前のスペースに、本物の火山弾が展示してあります。これは理科の福田先生が、校内の使われていない教室の隅に置いてあったものを見つけ、廊下に展示したものです。

 火山弾は、博物館などでは目にしたことがありますが、実際にまじかで見ると、色や形、重量感から、火山の噴火の凄さを体験的に感じることが出来ます。もし、これが噴火によって身近に飛んで来たら、と想像するだけでも火山の凄さを感じます。

 「百聞は一見に如かず」と言う通り、本や映像で見るよりも、実物を目の前にする方が生徒たちにとっても理解が深まります。特に、理科や社会科など身の回りの出来事を学ぶ教科において、そのことが言えると思います。

 同じように、2階の廊下には「グッピー」が飼われています。これも福田先生が、生物の学習の一環として展示されたものです。グッピーを通して、生物のいのちを考える。このことは教科を越えて、生徒たちに命の大切さを訴えるに違いありません。