学校からのお知らせ

汐鳴祭文化の部が行われました!

 10月15日(金) 秋晴れの下、今年度の汐鳴祭文化の部が行われました。コロナ禍での開催ということもあり、例年行っていた合唱コンクールは実施せず、また保護者や地域の方の来場も無しという中で実施いたしました。

 今年度は金曜日の開催とし、午前中に準備と最終チェック、午後から開会式を行い、その後学年ごとに体育館での動画鑑賞、学級展示の見学、特別棟の教科展示や部活動展示の見学をローテーションしました。半日日程という短い時間となってしまいましたが、生徒たちはそれぞれに楽しんでいたようです。

 今回の汐鳴祭文化の部のテーマは「光輝燦然 ~モノクロの世界を君色に染め上げろ~」というものでした。これは、コロナ禍で暗く灰色のイメージとなっている世界を、生徒たちの「個性という色」をもって鮮やかに染め上げたいとの思いがこもっています。また、一人一人の色が重なり合うことで、素晴らしい色のハーモニーを生み出す点は、まさにクラスでのステンドグラス作成そのものと言えます。今回、汐鳴祭文化の部で培った学級での絆を、これからの学校生活にぜひ生かしていってほしいと思います。

 

もうすぐ汐鳴祭文化の部!

 10月13日(水) いよいよ汐鳴祭文化の部があと2日に迫ってきました。今年度は合唱が実施されないこともあり、生徒たちは、クラス展示に全力を注いでいます。ほとんどのクラスがステンドグラスの制作をしていますが、中でも1年生はビニールやセロハンではなく、半紙に色を付けて制作をしています。ビニールやセロハンの質感とはまた違った、独特の風合いがあり、味のある作品に仕上がりそうです。

 各クラスでは、感染に注意しながらも楽しそうに作業に取り組む様子が見られました。作業の様子を見ながら、生徒たちの発想やデザインの素晴らしさに感心させられます。当日は素晴らしい作品が見られることを期待します。

オンライン生徒評議員会を行いました

 10月8日(金) 昨日、生徒会によるオンライン生徒評議員会が行われました。生徒評議員会は、各学年の学級代表員、各委員会委員長、生徒会本部役員が一堂に会し、学校生活の向上を目指して定期的に行われる会議です。国で言えば国会に相当するものと言うことができます。

 今までは、生徒会室や理科室などを中心に議事を行っていましたが、コロナ感染予防の観点から、オンラインで実施を施行しました。3つの教室を使用し、一つが生徒会本部役員および発表者が発表をする教室、後の2つは発表を聞きながら、意見を述べる教室に分散しました。発表やその傍聴には大型テレビを用いるとともに。議案書はクロムブックを手元に、会議が進められました。

 初めての試みということもあり、機器の調整や発表の仕方などに若干の戸惑いはあったものの、発表者は堂々と発表を行い、聞く側の生徒も大変真剣に取り組みました。オンラインということで、活発な議論が繰り広げられるというところまでは至りませんでしたが、今後この形が定着していけば、望ましい議論が交わされるのではないかと思われる取り組みでした。

未来の二宮を考える~中学生ワークショップが行われました

 10月7日(木) 昨日、放課後本校の生徒会本部のメンバーと同じく二宮西中学校の生徒会のメンバーが、オンラインにて町役場とつながり、「10年後の二宮を考える 中学生ワークショップ」に参加しました。これは、町役場の企画政策課による、「二宮町総合計画」の策定に伴い、未来を担う町の中学生から、まちづくりに関する意見を募り、村田町長と直接話し合いをしようと企画されたものです。

 生徒会本部役員の生徒たちは、事前に町役場の企画政策課の方と打ち合わせを行い、「二宮町の田舎度・都会度」を考えたり、「二宮町の魅力」「町の将来イメージとまちづくりに向けた役割」「大人になっても住み続けるために必要な施設や公共空間」などの項目について話し合いを進めました。

 この話し合いを行う前段階として、3年生は1学期に社会科でまちづくりについて学び、その際にアンケートを実施しました。そのアンケートが今回の話し合いの重要な資料として使われることとなりました。

 放課後、校長室に集合した本部役員のメンバーは最初は緊張の面持ちでしたが、徐々に打ち解け真剣に話し合いを行っていました。自分の意見を発表するときは、フリップに自分の意見をまとめたものを提示し、わかりやすく伝える工夫もしていました。

 1時間半に及ぶ中学生と町長の話し合いでしたが、生徒たちの表情からも大変有意義な時間であったことが伺われました。未来を担う中学生たちが、将来の町づくりに夢を持つことはとても素晴らしいことだと思います。これからも同様の機会をさらに広げ、より素晴らしい二宮町にしていってほしいと願います。

10月の始まり

 10月4日(月) 10月に入り、緊急事態宣言が解除され、コロナウイルスの感染状況もひと段落落ち着いた様相を見せています。心配された台風16号も、強い風は吹いたものの、大きな事故や混乱もなく、無事に中間テストを実施することもできました。

 10月に入り、様々な活動が本格化すると同時に、その準備などに取り組む姿が見られるようになってきました。10月1日の中間テスト終了後は、2週間後に迫った汐鳴祭文化の部に向けて、各クラスでの展示の準備が始まりました。多くのクラスが、本校の伝統である「ステンドグラス」の制作を行うようです。本校のステンドグラスは長い伝統を持ち、生徒から生徒へのその美しさが伝えられ、保護者や地域の方もいつも感激される出来栄えです。今年度は、残念ながら保護者や地域の方々に直接見ていただくことができませんが、ホームページを通して、生徒たちの頑張りを伝えたいと思います。

 また、1,2年生は総合的な学習の時間への取り組みも始めました。2年生は鎌倉校外学習に向けて、1年生は職業インタビューに向けてそれぞれ課題を考え,ICTを利用しながら調べ、実際に体験をした後、まとめ、発表するといった取り組みをしています。こちらも、本校では息の長い取り組みとして、生徒の間にも定着しています。

 10月4日の月曜日からは部活動の朝練習が再開され、久しぶりに朝の校庭や体育館に生徒たちの姿が見られるようになりました。心なしか生徒たちの様子も日常が戻ってきて、安心したように感じられました。このまま、コロナの第6波などが来ないことを祈りたいです。