学校からのお知らせ

新学期が始まりました①

 4月6日(火)令和3年度の新学期が始まりました。

 春とは言え肌寒い4月の朝、2,3年生に進級した生徒たちが、元気に登校してきました。昨年度とは違う昇降口に戸惑い、以前の昇降口に行ってしまう生徒もいましたが、新クラスの発表を見た生徒たちは、口々に「やった!同じクラスだ!」「あ~、今年は一緒になれなかった」などと言いながら、それぞれのクラスに入っていきました。

 始業式では、進級した2,3年生に対して校長から次のような話を致しました。

「年度の始めは、誰でも新しい気持ちで『今年こそ!』という決意を持つものです。しかし、それを持ち続けることは大変難しいことではないでしょうか。どのようにしたら、決意を持ち続けることができるか、そのヒントの一つは「具体的なイメージを持った目標を持つこと」にあると思います。例えば「〇〇高校に進学したい」という目標より、「〇〇高校に進学してこんなことをしてみたい。〇〇高校に進学するとこんな楽しいことがある」と具体的なイメージを持つことが大切なのです。また、その目標を持つことが出来たら、それに向かって「具体的な行動目標」を立て、それを紙に書いて目につくところに貼って置き、常に意識することも有効な手立てとなります。スモールステップの取り組みがいつか大きな成果となって戻って来るでしょう。」

 中学校生活の1年間は、本当にあっという間です。1日1日を本当に大切にして、1年後には「楽しく充実した1年だった」と振り返ることができるような生活を送って欲しいと思います。

 

感動のフィナーレ!

 3月12日(金) 昨日11日(木)春の足音が聞こえる晴れの良き日に、二宮町立二宮中学校第73回の卒業式が行われました。

 当日は、小春日和の暖かな日差しの下、百七名の卒業生が旅立ちの日を迎えました。新型コロナウイルス感染症予防のため、残念ながら保護者の方の参加は1名となってしまい、来賓は不参加、在校生も送辞を贈ってくれる1名だけとなるなど、規模を縮小しての式となりました。

 そのような状況にもかかわらず、卒業生たちは姿勢良く入場し、式が始まりました。国歌、校歌斉唱の後、卒業証書の授与へと移りました。卒業生は一人一人、担任の呼名に返事を返し、壇上に上がると、真直ぐ正面を向き、しっかりと証書を受け取りました。その姿はとても素晴らしく、中学校生活がいかに充実していたかを物語るようでした。

 卒業証書の授与に続き、校長から式辞を述べさせてもらいました。コロナで世界中が大変な状況ですが、私の父の少年時代は太平洋戦争の最中であり、どのような時代でも大変な状況はあること、その中で大切なのは「自分で考え、判断し、正しく行動すること」であると伝えました。また、奇しくも東日本大震災から丁度10年という節目を迎える当日に当たり、戦後の日本が世界有数の国になり、大震災からの復興を遂げる努力を続けるがごとく、未来に向けて自分たちの夢を叶えるように努力を続けて欲しいとエールを送りました。

 PTA会長からは、ガラス瓶と様々な大きさの石に例えて、夢を持つことの大切さについてお話を頂きました。

 最後に卒業生から歌のプレゼントがあり、感動の幕が閉じられました。

 中学校生活の最後を飾る卒業式は、卒業生の想いが詰まった最高の式となりました。保護者の方々に感謝すると共に、来年度の卒業式も今年度同様、素晴らしいものとなることを期待しています。

お別れのメッセージ

 3月10日(水) いよいよ卒業式が明日に迫りました。3年生は中学校の教室で過ごす最後の日となりました。その最後の日に、今は二宮中から他校へ転勤された先生方からメッセージが届き、体育館において全員で視聴しました。

 二宮中学校で1,2年生の時にお世話になった先生方から、時にはしんみりと時には和やかに話を聞きながら、お別れのメッセージをしっかりと受け取っていました。

 明日はいよいよ中学校生活の総まとめの卒業式です。晴れやかに二宮中学校を巣立っていってほしいと思います。

最後の奉仕活動

 3月5日(金) 卒業式があと数日に迫った3年生が、自分たちの使用した教室や学校内の備品などの美化活動に取り組んでいます。

 新型コロナウイルス感染症予防の緊急事態宣言が2週間延長される見通しになった中で、校外での活動や三密を避けるために、様々な工夫をしながら特別時間割の活動に取り組んでいます。本日は、各クラス内の清掃や床のワックスがけ、学校にある合唱用のひな壇の美化活動をおこないました。一人一人が自分の役割をしっかり把握し、真剣に取り組んでいました。

 とかく、入試が終わると気が緩みがちですが、本校の3年生は生活の様子も変わることなく、最後まで最上級生としての姿勢をもって毎日を送っています。その様子を見ていてとても感心いたします。

 立つ鳥あとを濁さず、とのことわざ通り、美しい環境を残して飛び立って欲しいと思います。

卒業式の練習の様子

 3月2日(火) 卒業式まで残すところ1週間余りとなりました。3年生は特別時間割の中で、卒業式の練習に取り組んでいます。

 本日は、入退場、卒業証書の授与などを中心に練習をしました。本番さながらのピリッとした空気の中、生徒たちが自分たちでリーダーシップをとりながら、行動をしていました。一人一人の目にも真剣さが見られ、素晴らしい卒業式になる予感がします。

 春とは言え、まだ肌寒い日が続きます。県内のコロナウイルスも大分落ち着いてきたようです。生徒全員が無事に卒業式を迎えられるように願っています。

 

喜びの瞬間(とき)

 3月1日(月) 本日は公立高校の合格発表の日でした。今年度は、新型コロナウイルス感染症予防のため、Webによる発表となり、その発表を受け合格した生徒が受検した学校に合格通知を受け取りに行くという形となりました。

 合格通知を受け取った生徒は、午後中学校に報告に来校しました。生徒たちは喜びの表情で担任の先生に報告をし、喜びを分かち合っていました。コロナウイルスで1年間、我慢を強いられた思いが、喜びとなってあふれ出ていたようです。頑張った生徒たちに心からおめでとうと言いたいと思います。

 来週はいよいよ卒業式です。今日の日の喜びや今までの大変だった日々を思い出しつつ、素晴らしい式となることを祈っています。

春の装い

 2月25日(木) 三寒四温の日々が続いていますが、春の足音は確実にすぐそこまで来ています。

 職員室の入り口には、学校作業員の渡辺さんが「ひな人形」を飾ってくださいました。色鮮やかなその装いに、思わず見とれてしまいました。

 昨日は、2年生の学年集会が開かれ、月のMVPの発表が行われ、さらに最上級生に進学するにあたっての心構えについて、先生から話がされました。2年生はあと1か月と少しで最上級生となります。今まで先輩に習い、ついて行けばよかったものが、今度は自ら先頭に立ち後輩を引っ張っていかなければなりません。自主的な判断や行動が求められるのです。

 3年生は卒業式の練習が始まりました。今年度も、新型コロナウイルス感染症予防のため、在校生は出席できないことが残念ですが、立派な卒業式を行ってくれると信じています。

二宮中学校マスコットキャラクターのクリアファイルが出来ました!

 2月24日(水) 先月、PTAが募集し決定した、二宮中学校マスコットキャラクターのクリアファイルが出来ました。表面には「二羽 中(ニノウ チュウ)」さんが前面に描かれ、裏面には「ninomiya junior high 2020]と書かれています。

 コロナウイルス感染症予防から、十分な活動が出来なかったPTAですが、その中でも生徒の心に残るものをとの思いから、素敵なクリアファイルを作ってくださいました。今後も、このキャラクターが広く愛されることを願っています。

世界の国々を調べよう!

2月5日(金) 2階の踊り場に1年生の社会科でまとめた「世界の国調べ」の作品が掲示されています。自分の興味を持った国について、位置や面積、人口、産業などから、文化や習慣、観光地、世界遺産、有名な食べ物など、様々な視点からまとめられています。

 文字で書くだけではなく、絵や写真を効果的に使ったり、レイアウトにも工夫が見られます。また、文字をレタリングして見やすく、目を引くようにしていたり、色使いもきれいです。

 国際化がますます進む未来において、見知らぬ国を調べ、自分の興味や関心を広げることは、広い視点から世界を見渡す資質を向上させることと思います。これをきっかけに、様々な国に興味を持ち、世界に羽ばたく人になることを願っています。

支援級の学習成果の発表

 1月26日(火) 本校2回の支援級前の廊下に、支援級で学習した内容をまとめた掲示物が貼ってあります。一つは理科の実験で、水の温度の上昇が色々な条件によってどのように異なるかをまとめたものです。二つ目は、自分が読んだ本についての感想について書いたものです。題名やおすすめポイント、あらすじがよくまとめられています。

 三つ目は、校外学習で訪れた「生命の星、地球博物館」で学んだことを写真などを上手に使いまとめたものです。「地球」「生命」「自然と生きる」の3つの分野で分かりやすく、見やすくまとめられています。解説だけではなく、クイズなども取り入れ、楽しく読める工夫もされています。

 学習課題を自ら調べ、まとめ、発表する。課題に対して主体的な姿勢を養うのにふさわしい学習方法だと思います。この力を生活全般にわたって発揮することがキャリア教育の基本とも言えます。支援級の学習の取り組みから多くの事を学びました。