2021年4月の記事一覧

初夏の1日

 4月30日(金) 4月もあっという間に過ぎ、ゴールデンウィークが始まりました。今年のゴールデンウィークはあまり活動が出来ない、ステイホーム中心となりますが、コロナウイルス感染症が1日でも早く落ち着くように、しっかり取り組みたいと思います。

 4月の終わりから、初夏を感じることが多くなりました。例年、本校に来ているツバメが今年もやってきました。かわいらしい姿とかわいらしい鳴き声で、心を和ませてくれます。また、1階の廊下の窓から見えるつつじが、鮮やかに咲いています。

 校長室から眺める校庭では、生徒たちが元気に体育の授業を行っています。日差しは柔らかく、海から吹く風は爽やかです。本当に良い季節を実感します。

 何もない穏やかな日常に、幸せを感じるひと時です。

3年生 修学旅行変更のお知らせ

4月26日(月) 昨日より東京都をはじめとする4都府県に3度目の緊急事態宣言が発令されました。また、神奈川県においても、まん延防止等重点措置が実施され、新型コロナウイルス感染症予防への取り組みが続いています。

 それらを受け、本校でも5月26日(水)より2泊3日で予定していた京都・奈良方面への修学旅行を延期すると共に、方面の変更をすることとなりました。昨年度は、度重なる緊急事態宣言の発令により、最終的に修学旅行などの宿泊的行事は実施することができませんでした。卒業した生徒の皆さんは本当に残念であったことと思います。

 今年度は、修学旅行という中学校生活でも最も思い出に残る、教育的な価値の高い学習の機会をできる限り確保し、実行できるように工夫していきたいと考えています。もちろん最優先されるべきことは、生徒の安心・安全であり、新型コロナウイルス感染症などに罹患しないことです。そこで、感染予防を最大限に考慮しながら、修学旅行が実施できるように考えていきます。

 具体的な日にちはまだ確定ではありませんが、9月の初旬を予定しています。また、方面としては、比較的感染の割合が低く、屋外での体験活動などが充実している山梨・長野方面を考えています。今まで、京都・奈良方面で学習を進めてきた生徒たちには申し訳ないのですが、修学旅行の実施を第1に考えた措置なので、発想を切り替えて、新たな学習に取り組んで欲しいと思います。

 今後、全国的な新型コロナウイルス感染症の広まりはまだ予断を許しませんが、ワクチン接種が始まり、少しでも感染者が落ち着くことを祈っています。

 

 

 

 

 

 

クロムブックを使っての授業

4月23日(金) 1学期が始まり、3週間ほどが経ち、生徒たちも生活のペースをつかみ、落ち着いて授業に取り組む毎日となっています。

 2年生の社会科の授業で、クロムブックを使った授業を行っていました。今までのパソコンの授業では、「パソコンを使って調べる」や「ドリル形式の問題を解く」、「プレゼンテーションソフトにまとめる」などが主でしたが、この授業では、自分の意見をパソコンの画面上に「ふせん」を使って貼り、班の人と意見を交換しながら考えていく、という事を行っていました。

 今まで、「ふせん」を使って意見をまとめるには、机を合わせてグループを作り、対面で話し合いをしていましたが、クロムブックを使用すると対面で話し合う必要はなく、それぞれが画面上でお互いの意見を見ながら、考えを深めていくことができます。

 コロナ禍での学習では、感染防止の観点からも望ましいと思います。また、一人一人が意見を書くことに対してハードルが低くなるため、意見を出し易くなったり、それぞれの班の意見をクラスで共有しやすくなるなどのメリットもあります。

 すべてが良い点だけではないと思いますが、生徒たちはしっかりと自分の意見を書き込んでいました。これからは、このような授業も多く見られるようになると思います。情報化社会に向けての教育のあり方を見た時間でした。

GIGAスクール始まりました!

 4月15日(木) 本日は1年生3クラスを対象に、ICT支援員の川島さんによる「クロームブック」の使い方の説明の授業が行われました。「クロームブック」国のGIGAスクール構想に基づいて、生徒一人に一台貸与されるタブレット型パソコンです。

 川島さんからは、「初めてのクロームブック」という題で、機器の扱い方から、ログインの方法、授業での活用方法などについて説明を受けました。1年生は、小学校の時にすでにタブレットに触れているので、比較的早くなじむことができていたようです。

 その後、別の1年生のクラスでは、早速「クロームブック」を使って美術の授業を行っていました。今後は、様々な授業で活用されると思います。

 文部科学省では、これからの新しい時代に対応できる児童・生徒の育成を図るためにICT教育に重点を置いています。一人一人がICT機器を使いこなし、情報化社会に対応できる人材として成長して欲しいと思います。

Welcome! 生徒会!

 4月12日(月) 先週4月7日(水)生徒会入会式が行われました。

 この入会式では1年生に対して、二宮中学校の生徒会や委員会の仕組みの説明や、部活動の紹介が行われました。1年生は緊張した面持ちで入場し、2,3年生と向き合いました。

 生徒会本部の司会で会が進められ、始めに校長、生徒会長の岡本さんからのあいさつ、各委員会の委員長からの説明、そして、部活動紹介となりました。各委員会からは活動内容やどのような人がこの委員会に向いているかなどの説明がなされました。

 各部活動の紹介は、部員がそれぞれの部のユニフォームなどで整列し、個性あふれる紹介の仕方で楽しく1年生にアピールをしていました。最後に土井さんより、1年生を代表しての言葉が述べられ、会が終了しました。

 二宮中学校は、生徒会の活動が大変活発です。自分たちの生活の向上を自分たちの手で目指す。この気持ちを1年生にしっかり伝えていってほしいと思います。

入学式が行われました!

 4月6日(火) 春の温かい日差しが降りそそぐ中、二宮中学校の入学式が行われました。今年度は108名の新入生を迎えました。例年になく、桜の開花が早かったので、学校周辺の桜も葉桜になっている場所が多かったのですが、フレッシュな若葉のような1年生を迎えるにはふさわしい季節であるとも思います。

 入学式では、新入生一人一人の名前を呼名し、元気な返事を聞くことが出来ました。いよいよ中学生になるという緊張感と、頑張ろうという意気込みが入り混じった様子が見て取れました。

 校長からは、二宮中学校の学校目標である「主体的に学ぶ意欲を持ち」「人と積極的に関わり」「公平・公正な心で行動できる人」について、話をさせてもらいました。中学校では自分で考え、判断し、行動することが重要であること、小学校以上に様々な人とかかわって欲しいこと、いじめや嫌がらせなどの無い安全な学校を創るためには、偏らない心が大切であることを伝えました。また、二宮中学校では生徒が学校の「主人公」であることを、学校教育目標の頭文字を取って、職員一同が願っていることも併せて話しました。

 1年生が早く学校生活に慣れ、様々な面で活躍してくれることを願っています。

新学期が始まりました②

 4月6日(火)令和3年度の本校の教職員です。(非常勤職員の方などは入っていません)

今年1年間はこのスタッフで二宮中学校の生徒の皆さんと共に頑張っていきたいと思います。

よろしくお願い致します。

新学期が始まりました①

 4月6日(火)令和3年度の新学期が始まりました。

 春とは言え肌寒い4月の朝、2,3年生に進級した生徒たちが、元気に登校してきました。昨年度とは違う昇降口に戸惑い、以前の昇降口に行ってしまう生徒もいましたが、新クラスの発表を見た生徒たちは、口々に「やった!同じクラスだ!」「あ~、今年は一緒になれなかった」などと言いながら、それぞれのクラスに入っていきました。

 始業式では、進級した2,3年生に対して校長から次のような話を致しました。

「年度の始めは、誰でも新しい気持ちで『今年こそ!』という決意を持つものです。しかし、それを持ち続けることは大変難しいことではないでしょうか。どのようにしたら、決意を持ち続けることができるか、そのヒントの一つは「具体的なイメージを持った目標を持つこと」にあると思います。例えば「〇〇高校に進学したい」という目標より、「〇〇高校に進学してこんなことをしてみたい。〇〇高校に進学するとこんな楽しいことがある」と具体的なイメージを持つことが大切なのです。また、その目標を持つことが出来たら、それに向かって「具体的な行動目標」を立て、それを紙に書いて目につくところに貼って置き、常に意識することも有効な手立てとなります。スモールステップの取り組みがいつか大きな成果となって戻って来るでしょう。」

 中学校生活の1年間は、本当にあっという間です。1日1日を本当に大切にして、1年後には「楽しく充実した1年だった」と振り返ることができるような生活を送って欲しいと思います。