地球戦隊スクウージャーがやってきた!

 12月16日(木) 師走も半ばを過ぎた本日、3年生の授業において「地球戦隊スクウージャー」がやってきました。正体は、二宮町役場の生活環境課の山下さんと北川さんです。この生活環境課では、二宮町の環境を守ることはもちろん、未来の地球環境のことを考え、小中学生への啓発活動にも力を入れています。本日はその一環として、3年生の公民の授業において、地球環境の問題とそれらを解決する手立てについて、楽しく講義をしてくださいました。

 特別授業の講師として紹介された「スクウージャー」のレッドとブルーの2人は、軽妙な掛け合いで生徒の笑いを誘いながら、時に真剣に環境問題について講義をされていきました。講義の中では生徒たちに「海洋プラスチック問題を解決するにはどうしたら良いか?」という課題を一緒に考えたり、講義の終盤では「脱炭素社会を目指すには、だれがどのような取り組みをすることが良いか」など、考えを引き出す場面も見られました。生徒たちは、その課題を真剣に考え、発表をしてくれました。

 「スクウージャー」の2人が強調していたのは「自分事としてとらえる」ということです。ややもすると、自分とはあまり関係のない他国のこと、自分が関わらなくても誰かがやってくれる、と思いがちです。しかし、最も大切なことは、「何のために学ぶのか?学んだことをどう生かすのか?」ということだと思います。

 地球温暖化は、今まさに身近な問題として顕在化しています。その問題を解けするために、未来に生きる生徒たち一人一人が「スクウージャー」となって活動してくれることを願っています。