汐鳴祭体育の部が行われました!
9月18日(金)二宮中学校の二大行事の一つである、汐鳴祭体育の部が実施されました。
当日は、朝方まで強い雨が降っており、開催が危ぶまれました。しかし、午前8時には雨も上がり、美しい虹も見られました。グラウンドのコンディションを整えるため、開始時刻を1時間遅れとし、開会式を待ちました。
開会式では、生徒会長、体育委員長からそれぞれ汐鳴祭体育の部への想いが語られました。特に体育委員長の神保さんは「私たちは今日一日、今までの練習の成果を思い切り発揮して正々堂々戦います。・・・体育祭ができない学校が多くある中、体育祭が開催できるよう、大きな支援をしてくださった先生方、体育祭が安全でスムーズに行えるよう、協力してくれた生徒の皆さんに感謝します。1年に1度だからこそ、全力で楽しんで最高の体育祭を創り上げましょう!」と力強い言葉を全校生徒に向かって投げかけてくれました。
その後の選手宣誓においても、「コロナに負けることなく、絆を大切にし、心は濃厚接触で、最高の体育祭を作り上げることを誓う」という宣言がなされました。
午前中は、体育委員が知恵を絞って考え出したSD(ソーシャル・ディスタンス)種目であるSDS(スピード・デリバリー・シュート)から始まりました。各クラス2名がペアになり、カーペットの上に載せた「玉」をいかに早く・正確に・たくさん陣地に届けることができるかを競うものです。見た目以上に難しい競技に、苦戦しながらも一生懸命に取り組む姿に、大きな声援が送られました。
次に各学年の選抜リレーが行われ、学年が上がるごとに走力が上がり、3年生では素晴らしい連携とスピード感に感動を覚えるほどでした。
昼食をはさんで午後からは、各学年ごとのクラス全員リレー、学年種目が行われました。特に学年種目は、ソーシャルディスタンスを意識しつつも、工夫が凝らされ、1年生は段ボールを積み上げながらリレーする「段ボールダンダン運んで」という競技、2年生は大玉を2本の竹ざおで挟んで運ぶ「UBer Ball」という競技で競い合いました。
3年生は、一転シンプルな「綱引き」で力の勝負となり、力のこもったその戦いは手に汗握るものでした。
最終種目の「みんなでジャンプ」は、クラスの人数を半分にし、距離を開けての挑戦となりました。1年生から学年が上がるごとに回数が伸び、3年生の最高回数は76回という素晴らしい記録が出ました。
全ての種目が終わり、閉会式の中で、汐鳴祭体育の部を作り上げた3年生の体育委員から最後の言葉がありました。誰もが素晴らしい体育祭を実施できたこと、生徒が笑顔で終われた事などを伝えてくれました。
次は汐鳴祭文化の部が行われます。生徒一人一人が真剣に取り組み、素晴らしい思い出になることを願っています。