運動部の中ブロック大会もほぼ終わりました。吹奏楽部のコンクールは、「結果は銀賞」でしたが「金賞に値する演奏だった」との評価もいただく惜敗でした。今後、個人戦で入賞して県大会に進む生徒には、引き続き気を引き締めて健闘してほしいと思います。
どの部も心機一転、1,2年生を中心とした新体制で体力を向上させるとともに基本的な技能を磨き、新たにチームワークを築くべく、練習に励んでいます。夏休みに入ってからも暑さが増す中、活動時間については、早朝にシフトしたり、長くなりすぎないよう、準備・片付けやウォーミングアップを除いて正味2時間をめどに取り組んだりしています。
また、熱中症による事故が起きないよう、こまめな給水・休憩や緩やかなウォーミングアップなど、かなり気を付けて練習に臨んでいますが、それでもその日の天気や体調によっては、練習の後半に体調が悪くなってしまう生徒もいます。そのようなときは保健室で休憩させていますが、状況によっては、練習に戻さず、やむを得ず下校(といっても、体調が悪いので保護者のお迎えをお願いしています)ということもあります。
部活動は体力づくりや人間関係づくりのためだけでなく、日常生活にも張りが出るなど、良い面がたくさんありますが、なにより健康でないとうまくいきません。ご家庭でも睡眠・休養・栄養補給など体調管理へのご配慮を引き続きお願いします。
最後に、これはどの学年でも生徒一人一人が自分自身の心と向き合い律していくべき課題でもありますが、「文武両道」の言葉どおり、長い夏休み中、勉強とのバランスもしっかり考えなければなりませんね。
夏休みに始まりましたが、それに伴い、運動系の部活動において中ブロック大会も始まりました。梅雨明けとも思える猛暑の中、屋内外において熱い戦いが繰り広げられました。
勝負事には当然、明らかな結果がついてきます。「大逆転した(された)感激(落胆)」「力を出し切った(出し切れなかった)充実感(モヤモヤ感)」など、その結果を受け止めたときの感情は人それぞれだと思いますし、人間だから誰しも何か思うのは当然です。
ある会場で試合が終わった後の振り返りを一緒に聞かせてもらいました。指導してくださった先生方からの話、3年生からの話。今日の試合の結果をそれぞれの立場で受け止めた気持ちと、勝った(負けた)という結果に至るまでのプロセスを「一連の事実」として受け止め考えたことが、本当によく伝わってきました。
「部活(あるいは試合)」という取組を通じて、「根性や集中力が身についた」「仲間に対する思いやりが至るようになった」「自分の詰めの甘さを思い知った」「今後の練習課題がはっきりした」「自分に関わる様々な人たちのおかげで今日の日を迎えられた」など、試合の結果を越えるものを学んだ生徒たちの声を聴くことができたのは、「人が物事をどのように受け止めるのか」という意味で、私にとっても勉強になりました。
明日からも引き続き、中地区の各地で各種目の試合が予定されています。体調管理に留意しつつ最大限の力を発揮し、結果という事実を超える学びを得てきてほしいと思います。
今日で1学期も終わります。節目の日であるとはいえ、この暑さの中、体育館の床に座って集中して話を聞くことはできないので、校長室と各教室をオンラインで接続した形で終業式を行いました。
まず、運動部で活躍した生徒たちの表彰と今後につなげる決意表明です。団体・個人ともに、実に多くの生徒たちが頑張りを見せてくれました。明日からは「中ブロック大会」が本格的に始まります。暑い中での協議はたいへんですが、検討を祈ります。
また、各学年の代表生徒が、この1学期を振り返るとともに、2学期に向けた抱負を語りました。学校生活に慣れてきた1年生、中堅どころとして謙虚に振り返る2年生、これからさらに飛躍したい3年生。それぞれの学年なりに自分の言葉で、しっかりと語ることができました。
そして校長としては、主に次のようなことを話しました。
(以下、抜粋)
1学期を振り返って、うまくいかなかったことを反省するのも大切ですが、それらをいつまでも、くよくよ考えていても仕方がありません。それよりもむしろ、よくできたことや自分が頑張ったことを思い出して、さらに自分を高めていくことを考えましょう。
さて、明日からはいよいよ夏休みです。この長い休みにあたって、皆さんに期待することは、「何かに集中して取り組み、一生の記憶に残るような休みにしてほしい」ということです。勉強でなくても、何でもよいと思います。
たとえば、大人になって中学生時代を思い出したとき、「中1の夏休みは、部活動に全部参加したな」とか、「中2の夏休みは、毎日必ず家の仕事を手伝ったな」とか、「中3の夏休みは受験勉強で、1か月間、図書館に通い続けたな」など、そんな印象的な夏休みにしてほしいと思っています。そのような経験はきっと、達成感や自信につながり、皆さんの心にプラスとなると思います。
ここで話題を世界のことに変えますが、海外では、今でも戦争が続いている地域があります。3年生は先月、地域のご高齢の方々から戦争体験の話を聞きましたね。戦争のむごさ、悲しさ、平和であることの幸せや大切さなど、8月の原爆投下の日や終戦の日を機に、考えてみてください。
そして、二宮で生活する私たちにとって、「ガラスのうさぎ」の話は、その象徴だと思います。8月5日にラディアンで行われる「ガラスのうさぎ像 平和と友情のつどい」に、今年は二宮中の2年生2名が中学生代表として、碑文朗読のためにステージに上がります。8月になると、ラディアンには戦争と平和をテーマとした展示もされるので、皆さんも行ってみてください。
それでは、ぜひ素晴らしい夏休みをお過ごしください。また2学期に、元気な笑顔で会いましょう。
今週で1学期が終わります。暑い日が続く中、水分補給のみならず、水に関わるスポーツや遊びが気になる時期です。しかし、活発に活動すればするほど発生件数が増えてしまうのが「事故」です。
夏休みが目前の2日間、1年生の教室に、本校の卒業生で現役ライフセーバーとして活躍されている西山俊さんをお招きし、「ライフセービング教室」としてご指導いただきました。
動画を視聴しながら、西山さんは、「海で遊ぶ時の諸注意」、「助かる(助ける)ためのコツ」、「水辺の危険箇所」、「事故が起きたときの落水者(救助者)の姿勢」など、生徒に考えさせながらも経験をもとにわかりやすく教えてくださいました。
また、最近の水のレジャーには必需品となっている「ライフジャケット」の正しい着用の仕方も実演していただきました。股下に掛けるベルトを掛けずに落水すると、思うように体が浮かずに慌ててしまう動画のシーンと併せて、着用の際に忘れがちな注意点として学ぶことができました。
水のライフセービングでは、水の怖さを知り、落水時の姿勢や救助法を学ぶことも大切ですが、学んだことを意識していれば、忙しい日常でなかなか経験できない水遊びの楽しさを味わうことができます。ご家庭でも話題にしていただき、楽しい夏休みの思い出をつくってほしいと思います。
「花の和」の方々が活けてくださいました。
文化委員会の企画により、夏の風流を詠んだ俳句・川柳、イラストが生徒の各昇降口に掲示されています。
(9月2日(火)まで。)
暑い中での生命の躍動、夜空の光、「涼」を誘う音・飲み物・食べ物など、生徒一人一人ユニークな感性で、それぞれの方法で表現しています。
本校では1年生がライフセービングとして、先週、山西プールにてスイミングスクールのコーチから実技指導をいただきました。さらに来週、ライフセーバー協会の方に座学指導いただく予定です。
全校生徒向けには、終業式にて生徒指導主任から「夏休みの過ごし方」として講話を予定しています。また、その話に沿った形で関係の文書を配付する予定です。
大磯警察署からは、このたび夏休みに向けて水難事故防止の啓発資料をいただきましたので、その画像を掲載します。ご家庭でも話題していただき、水辺では意識して慎重な行動をとられるようお願いします。
生徒会本部役員主体の朝会が体育館で行われました。
テーマは、「汐鳴祭体育の部」で行われた「生徒会種目」についての振り返りです。
【Q1.生徒会種目は楽しめましたか?】
【Q2.ルールはわかりやすかったですか?】
生徒会種目はおおむね楽しむことができ、ルールもおおむねわかりやすいと感じていたようです。
【Q3.他の学年と交流できましたか?】
他学年との交流については、「体育の部」当日の動きとしてそれほど活動的な構成ではなかったこともあり、反応は多様でしたが、事前の取組として「給食交流会」「チームの色決め」「団結式」など、行事の初めから様々な場面で異学年が一堂に会し、モチベーションを上げる工夫がなされていたと思います。今後も限られた時間で異学年の絆を深める場面の工夫をお願いしたいところです。
【Q4.改善点について】
種目実施上の改善点は多く挙がったようですが、「生徒会種目は『体育の部』の中で唯一、全校生徒で取り組むものである」という趣旨をしっかり押さえたうえで改善をしていきたい生徒会本部の思いがよく伝わってきました。
【Q5.生徒会種目でやりたいもの】
【Q6.生徒会種目はあった方が良いか?】
中学生なりの経験と柔軟な発想により、次年度以降のアイディアもたくさん挙がっています。しかし、学校のあらゆる教育活動は「どのような教育的な意義があるか」「すべての生徒にわかりやすく行動に移しやすい活動か」「限られた時間や労力の中で準備することができるか」など、様々な観点で検討のうえ実施しているもので、中学3年生の生徒会本部役員といえども、生徒主体の教育活動(生徒の企画で生徒が運営する活動)をどこまで極めていくかは限度があります。学校としてねらう行事の目的やかけられる時間、予算などの枠組みの中で、生徒たちの思いやアイディア、行動力を最大限発揮してもらい、楽しくやりがいのある行事をつくり上げていってほしいと思います。
朝、とある学年の廊下を歩いていると、天井からたくさんの短冊がつるされていました。
「県大会に行きたい」
「この夏は青春したい」
「志望校に行きたい」
「健康に生きたい」
「平和に生きたい」などなど・・・。
生徒たちの実に様々な思い(想い)が込めたられた短冊です。
今年の七夕は、令和7年7月7日。7のぞろ目・スリーセブンとなりました。願いをかなえるべく、それぞれが熱く生き、淡々と努力し、ときにはふと周囲を見やり新たな発見をし、・・・。
私もときどき見聞きする言葉に、
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
というものがあります。元プロ野球選手の松井秀喜さんが座右の銘にしているようですが、まずは、心(思う(想う)こと)から始まり、小さくても簡単なことでも行動してみることが大切、ということでしょうか。
「花の和」の方々が活けてくださいました。
二宮中学校マスコットキャラクター
「ニノバード」です!