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 11月20日(水)午後7時過ぎ。帰宅しようと職員室を後にする学校研究主任に向けて、皆で口々に「お疲れ!」「お疲れ様でした!」と拍手をしてお見送り。 かながわ学びづくり実践研究・二宮町教職員授業力向上研究として、公開授業研究会を終えた夜のことです。  令和3年度より二宮町小中5校の授業づくりをご指導いただいている教育力向上アドバイザーの吉新一之先生。今年度も4月から年間を通して、校内研究会や研修会でたいへんお世話になっています。この度の公開授業研究会に向けても何度も来校され、研究主任や授業者にアドバイスをいただきました。  「誰一人取り残されない学級集団、学習集団づくり」と「資質・能力を育成するための主体的・対話的で深い学び」を目指して日々取り組んでいる授業づくり。道徳や特別支援級の生活科を含めた11クラスの授業実践を公開させていただきました。続く全体協議会では、昨年度よりスタートした「にのみや学園」の教育目標「認め合い 高め合う 二宮の子」について、‘高め合う子’を授業でどう育てるかに焦点が当てられ、活発な意見交換がされました。来校された皆様からのご意見や感想を力に、教職員一同、今後も授業改...
「店に入って来たときに大きな声で挨拶ができたり、はっきりとお話ができる子たちだったので、第一印象がとても良かったです。」 「『お手伝いします!』と自分たちから積極的に声をかけ、幼稚園教諭の仕事を体験していました。また体験後には気づきや質問を職員に伝えたり、こちらの回答にも真剣に耳を傾けたりと意欲的だと感じました。」 今月初めに2年生が職場体験学習でお世話になった事業所から送られてきた事後アンケートの一部です。 地域の農業、林業、飲食店、薬局、美容院、病院、銀行、幼稚園・保育園、放送局、郵便局や町役場など約40か所に及ぶ職場にご協力をいただきました。 「職業人・社会人として、今の中学生に期待すること」として同アンケートに書いていただいた有難いお言葉も一部ご紹介します。 「どんな仕事にも楽しい事ばかりではなく、必ず苦しい事もあるってことを知った上で、自分が輝ける仕事を見つけてほしい。」  「今は様々なことを経験してほしいと思います。将来どんな知識や経験が活きるかわからないので、何事にも熱意をもって取り組んでいただきたい。」 各職場の皆様におかれましては、お忙しい中、受け入れの準備から当日、そして...
 2年生の理科「動物の体のつくりとはたらき」の授業。 今日はブタの臓器一つひとつを「酸素を取り入れ、運ぶ」「消化・栄養分の吸収をする」「不要な物質を処理する」という項目に分けて観察します。肺、心臓、胃、小腸、肝臓 等々、触ったりスケッチしたりしながら、気づいたことやわかったことをワークシートに詳しく書き込みます。 授業の感想を一部紹介します。 「筋肉の部分が硬かったり、脂肪がついていたり、穴が開いていたり様々な特徴があって面白かった。」 「画像だけではわからない感触や裏側、匂いまで知ることができて良かった。」 「初めて本格的にいのちに触れたので緊張した。」 「なぜ重いのか、なぜこのような色をしているのかを考えるとき、これまでの授業を活かしつつ考えられた。」 様々な思いをしながら実際に本物に触れるという貴重な体験を通して、写真や映像だけでは得られない大きな学びがあったようです。  
 2年生の家庭科の時間。餃子づくりの調理実習が行われました。 まず一人ひとり、キャベツの千切りテスト。切っている様子をクロムブックで記録します。 その後は班員で「ねぎ係」「にんにく係」‥‥と分担して材料を切り、全員で具を餃子の皮に包みます。 握力テストをしているのでは?と思うほど顔を真っ赤にして、力いっぱい塩もみキャベツの水気をしぼる生徒、 具が余ったからと一度包んだ皮を開いてはせっせと具を足す生徒、 フライパンから皿に盛りつけられた餃子に「うわ~!羽根つきだ!」と歓声を上げる生徒たち。 どの班も和気あいあいと仲良く実習していました。 こんなに楽しく皆で作った餃子は、美味しさもグ~ンとUPですね。  
「〇〇〇に清き一票をお願いします!」 朝、昇降口付近で、登校してくる生徒に大きな声で呼びかける運動員たち。 生徒会本部役員選挙運動期間が始まっています。 今年は1年生5名、2年生3名が立候補。 10月1日(火)の公示から始まり、立候補受付、告示、1週間の選挙運動期間を経て、11月1日(金)に立会演説会・投票となります。 今日の給食中は各クラスのTVに政見放送が流れました。「本部役員になったら各委員会を活性化したい」「縦のつながりを大切にしたい」「全校生徒の関わりを増やしたい」等々、立候補者がそれぞれ、わかりやすく自分の思いを語っていました。このような真摯な一声一声が、誰もが安心して楽しく過ごすことのできる学校づくりにつながっていくのだと実感しました。みんな頼もしいです。 (写真は廊下に掲示された選挙管理委員会作成のポスター)

学校からのお知らせ

公開授業研究会

 11月20日(水)午後7時過ぎ。帰宅しようと職員室を後にする学校研究主任に向けて、皆で口々に「お疲れ!」「お疲れ様でした!」と拍手をしてお見送り。

かながわ学びづくり実践研究・二宮町教職員授業力向上研究として、公開授業研究会を終えた夜のことです。

 令和3年度より二宮町小中5校の授業づくりをご指導いただいている教育力向上アドバイザーの吉新一之先生。今年度も4月から年間を通して、校内研究会や研修会でたいへんお世話になっています。この度の公開授業研究会に向けても何度も来校され、研究主任や授業者にアドバイスをいただきました。

 「誰一人取り残されない学級集団、学習集団づくり」と「資質・能力を育成するための主体的・対話的で深い学び」を目指して日々取り組んでいる授業づくり。道徳や特別支援級の生活科を含めた11クラスの授業実践を公開させていただきました。続く全体協議会では、昨年度よりスタートした「にのみや学園」の教育目標「認め合い 高め合う 二宮の子」について、‘高め合う子’を授業でどう育てるかに焦点が当てられ、活発な意見交換がされました。来校された皆様からのご意見や感想を力に、教職員一同、今後も授業改善に取り組んでいきます。

冷たい雨が降り寒さ厳しい中、中地区管内の教育事務所、教育委員会、小中学校より来校されました皆様、ご協力をありがとうございました。

(写真は生徒会からのメッセージが書かれた廊下の黒板と体育館での全体協議会の様子)

2年生の職場体験学習を振り返る

「店に入って来たときに大きな声で挨拶ができたり、はっきりとお話ができる子たちだったので、第一印象がとても良かったです。」

「『お手伝いします!』と自分たちから積極的に声をかけ、幼稚園教諭の仕事を体験していました。また体験後には気づきや質問を職員に伝えたり、こちらの回答にも真剣に耳を傾けたりと意欲的だと感じました。」

今月初めに2年生が職場体験学習でお世話になった事業所から送られてきた事後アンケートの一部です。

地域の農業、林業、飲食店、薬局、美容院、病院、銀行、幼稚園・保育園、放送局、郵便局や町役場など約40か所に及ぶ職場にご協力をいただきました。

「職業人・社会人として、今の中学生に期待すること」として同アンケートに書いていただいた有難いお言葉も一部ご紹介します。

「どんな仕事にも楽しい事ばかりではなく、必ず苦しい事もあるってことを知った上で、自分が輝ける仕事を見つけてほしい。」 

「今は様々なことを経験してほしいと思います。将来どんな知識や経験が活きるかわからないので、何事にも熱意をもって取り組んでいただきたい。」

各職場の皆様におかれましては、お忙しい中、受け入れの準備から当日、そして事後アンケートまで様々なご対応をありがとうございました。

 

本物に触れる

 2年生の理科「動物の体のつくりとはたらき」の授業。

今日はブタの臓器一つひとつを「酸素を取り入れ、運ぶ」「消化・栄養分の吸収をする」「不要な物質を処理する」という項目に分けて観察します。肺、心臓、胃、小腸、肝臓 等々、触ったりスケッチしたりしながら、気づいたことやわかったことをワークシートに詳しく書き込みます。

授業の感想を一部紹介します。

「筋肉の部分が硬かったり、脂肪がついていたり、穴が開いていたり様々な特徴があって面白かった。」

「画像だけではわからない感触や裏側、匂いまで知ることができて良かった。」

「初めて本格的にいのちに触れたので緊張した。」

「なぜ重いのか、なぜこのような色をしているのかを考えるとき、これまでの授業を活かしつつ考えられた。」

様々な思いをしながら実際に本物に触れるという貴重な体験を通して、写真や映像だけでは得られない大きな学びがあったようです。

 

楽しい餃子づくり

 2年生の家庭科の時間。餃子づくりの調理実習が行われました。

まず一人ひとり、キャベツの千切りテスト。切っている様子をクロムブックで記録します。

その後は班員で「ねぎ係」「にんにく係」‥‥と分担して材料を切り、全員で具を餃子の皮に包みます。

握力テストをしているのでは?と思うほど顔を真っ赤にして、力いっぱい塩もみキャベツの水気をしぼる生徒、

具が余ったからと一度包んだ皮を開いてはせっせと具を足す生徒、

フライパンから皿に盛りつけられた餃子に「うわ~!羽根つきだ!」と歓声を上げる生徒たち。

どの班も和気あいあいと仲良く実習していました。

こんなに楽しく皆で作った餃子は、美味しさもグ~ンとUPですね。

 

生徒会本部役員選挙

「〇〇〇に清き一票をお願いします!」

朝、昇降口付近で、登校してくる生徒に大きな声で呼びかける運動員たち。

生徒会本部役員選挙運動期間が始まっています。

今年は1年生5名、2年生3名が立候補。

10月1日(火)の公示から始まり、立候補受付、告示、1週間の選挙運動期間を経て、11月1日(金)に立会演説会・投票となります。

今日の給食中は各クラスのTVに政見放送が流れました。「本部役員になったら各委員会を活性化したい」「縦のつながりを大切にしたい」「全校生徒の関わりを増やしたい」等々、立候補者がそれぞれ、わかりやすく自分の思いを語っていました。このような真摯な一声一声が、誰もが安心して楽しく過ごすことのできる学校づくりにつながっていくのだと実感しました。みんな頼もしいです。

(写真は廊下に掲示された選挙管理委員会作成のポスター)

汐鳴祭文化の部を終えて

10月12日(土)汐鳴祭文化の部が終わりました。

例年、文化の部前日の昼までかけて制作していたステンドグラスは、9月中に無事完成。どの学年、どのクラスも細やかなデザインに挑戦し、あきらめることなく最後のパーツの貼り付けまで全力で取り組んだ力作ぞろいでした。

その後約10日間は合唱練習に打ち込みました。クラスでパート別に練習したり、学年内、また学年を縦割りにした体育の部の色別で発表し合ったりして、日に日に声の大きさも増し、表現力も豊かになってくるのがわかりました。当日も一人ひとりが真剣なまなざしで心を込めて歌い上げる姿に、思わず涙を流す教員や保護者も見られました。

また特別棟での教科や部活動、委員会の展示は、日頃の活動の成果がよくわかる内容となっていました。体育館での体育科のダンスや英語科のスピーチ、吹奏楽部の演奏も会場が一体となり、たいへん盛り上がりました。

今年度も当日は、にのみや学園の小学校3校の6年生をご招待し、40名の来校がありました。学校運営協議会やPTA役員の方々による受付、写真撮影、制服バザーの開催等、多々ご協力をいただきまして、ありがとうございました。

〈写真:廊下に飾られた各クラスのステンドグラスの作品〉

1年A組(世界の名所)

1年B組(世界自然)

1年C組(本間の食事)

2年A組(感情の宿った名画)

2年B組(真珠のように輝く神獣)

2年C組(グリム童話)

3年A組(部活)

3年B組(ギリシャ四天王!?)

3年C組(Stories of the world)

3年D組(神獣)

 

 

3年生「学年朝の会」

 毎週水曜日の朝、3年生は体育館へ集合します。

「3年生は二宮中の生徒として過ごす時間は残り半年。限られた時間の中で、学年全員がそろう時間を大切にしたい」

「進路等の情報を確実に伝えたい。同じ言葉で連絡や想いを伝えたい」という目的で、この10月から始められました。

教室での朝の会同様、生徒の司会で「今日の給食の献立発表」「先生からの話」「その他の連絡」~と会は進みます。

「その他の連絡」では一人の生徒が挙手し「今日は○○さんと○○さんの誕生日です!」と学年全員でお祝い。

二人は照れながら前に出て、15歳の抱負を発表する場面も。朝から体育館に心地よく温かい時間が流れます。

卒業式まで登校する日は95日。入学当初から今日までの様々な場面がよみがえり、「学年で過ごす時間を大切にしたい」という想いがじんわりと心に染み入ります。

 

ステンドグラス見事に完成

「完成するだろうか?」

この数日間、職員間で頻繁に交わされたこの言葉。

例年、10月の汐鳴祭(文化の部)前日までに仕上げていた各クラスのステンドグラス。

今年度は9月に完成させ、10月は合唱練習に集中しようという新しい試みに挑戦しました。

白い和紙を絵の具で染めて乾かす。黒いラシャ紙を下絵に合わせて切り、和紙を型に合わせて貼り付けていくという作業を繰り返すステンドグラスづくり。細やかなデザインは例年と変わらず、いやそれ以上のものもあり、このような短期間に完成するのだろうか?

「9月27日(金)15:30までに展示完了」というゴールに向けて、一時は「延長が必要では?」と心配する声もありましたが、当初の計画を変更することもなく、本日、全学年、全クラス、見事に完成。

皆、一人ひとりの持つパワーに感動。ただただ「素晴らしい」の一言に尽きます。

(15:30までの残り時間が映し出された教室のTV。残り約1分半というところで完成!)

 

地域の温かい手

 学校運営協議会の地域活動部会で今年度より始めた企画「日頃の授業の地域支援」は地域の皆様の温かいご協力のもと、順調に進んでいます。

 技術科のはんだ付け支援、社会科の戦時下に関する講話、数学科の個別支援、体育科の水泳支援、総合的な学習の職業講話に続き、昨日より家庭科の授業で1年生は「ミシンボランティア」の方々にお世話になっています。ミシンの上糸通しなど慣れない作業に戸惑っている生徒がいると、傍らでそっと支援してくださる方の存在は大きいです。「先生!先生!」と助けを求めて連呼されていた声はすっかり消え、「ものすごく助かっています!」と笑顔の家庭科担当教諭。二宮町社会福祉協議会より来ていただいているミシンボランティアの皆様、ありがとうございます。

 

体育館の改修工事、ありがとうございました。

 2学期が始まりました。夏休み中に行われた体育館の改修工事は無事完了。9月4日(水)の放課後は、7月から校舎へ運び出してあった跳び箱やマット、卓球台等々多くの荷物を体育館へ戻す作業が行われました。当日、全校生徒にボランティアを募ると、またまた数えきれないほどの生徒たちが集まり、あっという間に終了。皆、ありがとう!

 またこの工事に携わり何度も体育館へ足を運んでいただいた町教育委員会の方々、そして何よりも、夏休み中の猛暑続く日々、体育館で作業された方々に心より感謝申し上げます。 

(写真は夏休み中の電動バスケットゴール取り付け作業の様子)

(写真は体育館へマットを運ぶ教員とボランティアの生徒たち)