学校からのお知らせ
大盛況のN-1 FIESTA
「二宮中での一番の思い出にしたい祝祭」という意味が込められているN-1 FIESTA。
例年10月の汐鳴祭文化の部当日の「後夜祭」が、名前を変えて本日予定通り行われました。
ノリノリの生徒会長の挨拶から始まり、元気のよい司会者に紹介されて、歌、ダンス、バンド、ミュージカル、楽器の演奏、お囃子、漫才などなど、その多才ぶりがステージ上で発揮されました。照明も効果的に加わって、体育館は大盛り上がり。
最後のダンスグループには、なんと3年学年主任が登場。会場一体が熱狂に包まれて無事終了。と思いきや、突然1・2年生から感謝の気持ちを込めて3年生に合唱のプレゼント。何とも温かい歌声が体育館に響き渡りました。
生徒会が中心となり作り上げてきたこの企画。全校生徒の力が結集されて大成功でした。生徒たちの持つパワーに圧倒された、たいへん心に残る幸せな時間となりました。
今回の企画を振り返り「職員の仲の良さが大きいです。」と生徒たちの活躍に添えた生徒会担当職員のコメントも
嬉しい限り。
3年生防災教室
2月25日(火)二宮町防災安全課、二宮町消防、秦野市QQ防災クラブの皆様のご協力のもと、PTA主催の「3年生防災教室」が行われました。
能登半島地震被災地応援職員による報告、二宮町の風水害についてのお話の後、心肺蘇生法・AED、煙体験、防災備蓄品の豆知識等に加えて、今年度は新たに建物等の下敷きになってしまった人の救助法について学びました。
「人形を使うより人間の方が、生徒の目つきが違いますから」と準備された人形を傍らに追いやり、なんと自ら木材の下敷きになっては生徒たちに救助されるということを繰り返してくださった防災安全課の職員。生徒も「てこの原理を使えばいいんだ!」とひらめいたり、「痛くありませんか?」と声をかけたりするなど、真剣な表情で救助活動の訓練に臨んでいました。
災害時も地域の大きなマンパワーになる中学生への期待は高まります。
地域の皆様、本日はこのような機会を設けていただきまして、ありがとうございました。
毎朝の学級通信
ある3年生の教室の黒板には、毎朝、担任からのメッセージと「あたまの体操」となるクイズが書かれています。
「『うさぎ』と『うなぎ』だから‥‥ん?なんだろう?」とクイズを解きに他のクラスからやってきた生徒も数名。
全生徒が高校受験を終えた今、既に合格している人もいたり、これからの合格発表を不安な気持ちで待つ人もいたりするなど様々な思いの生徒がやってくる朝の教室。
これまでと変わらず今まで通りに書かれた担任からのメッセージに、ほっと気持ちが和らぐのではないでしょうか。
校内が『ピンクシャツデー』に染まる
生徒会が中心となって取り組んでいる「いじめ防止運動」のピンクシャツデー(本校は2月27日に設定)に向けて、生活、整美、図書委員会等々、各委員会の取組が、校内の様々な場所で実現されています。(詳細は1/31『実りのある活動への歩み』参照)
実りのある活動への歩み
1月30日(木)1校時は『全校道徳』でした。
5月の汐鳴祭体育の部で共に活動した「学年縦割り色別グループ」をもとに、4名程度の1グループに全学年が入り、10教室に分かれて道徳の授業を受けました。
「ピンクシャツデー運動のはじまり」を題材に、いじめ問題について他学年の仲間と思いを伝えあい、学校教育目標「誰もが幸せな学校」づくりへ向けての考えを深める機会となりました。
1月8日(水)3学期の始業式での生徒会本部役員と有志、教員によるピンクシャツデーについての「寸劇」に続き、今回の学年混合全校道徳。
そして2学期から厚生、整美、文化委員会等々の各委員会で考えてきた「委員会別いじめ防止運動の取組」が、2月末のピンクシャツデーに向けて、いよいよ本格的に始まります。全校生徒による「いじめ撲滅メッセージカード」展示、感謝を伝える「ありがとうボックス」設置、ピンクリボンやオレンジ色ハートリボン制作・配布、いじめに関する図書の展示・貸出、募金活動、動画の配信、いじめ撲滅四字熟語のステンドグラス制作・展示等々、各委員会のアイデアの豊かさには驚くばかり。
2007年にカナダのある学校で起きた事件がきっかけで始められた「いじめ反対運動」であるピンクシャツデー。現在ではおよそ180の国や地域に広められているそうです。本校でも今年度初の試みとして、生徒会が中心となり、皆でアイデアを出し合いながらじっくり取り組んでいます。当日だけ「いじめ反対!」と声を上げ、ピンク色のものを身に着けて一瞬で終わらせることなく、時間と労力をじっくり費やして実りのあるイベントにしようと考え、自主的に次から次へと行動できる生徒たち。素晴らしいです。
『N-1 FIESTA』
例年、10月の汐鳴祭(文化の部)当日の夕方に行われていた「後夜祭」は、今年度は3月に予定されています。
学校生活での生徒の活躍の場を広げ、縦と横(上級生と下級生、同級生同士)のつながりを深めることを目的として、生徒会が中心となって企画しており、この1月から準備が始まりました。
まず、その名称。「後夜祭」に代わるものを全校生徒から募り、「汐鳴祭自由の部」「汐鳴りプレミアム」「卒業祭」「感謝祭」等々、様々なアイデアの中から「N-1 FIESTA」に決定。1月23日(木)の全校朝会で、生徒会本部役員によって発表されました。写真はその時の様子です。「二宮中での一番の思い出にしたい祝祭」という意味が込められているそうです。
今後、出場希望者は2月下旬までにクラスルームに動画を投稿する形式のオーディションに臨み、合格発表を待ちます。それぞれの得意分野が披露され、演じる者と見る者が一体となって楽しみ、3年生卒業式直前のかけがえのない時間となるよう大いに期待しています。
手作りの持つ力
本校の職員玄関には、今年の干支「巳年」にちなんだ素敵な作品が飾られています。
これは学校作業員の渡邊さんの手作り。
年間を通して、その季節を感じる作品が次々と飾られて、廊下を行き来する人の目を楽しませています。
どの作品もそれぞれのイメージにぴったり合った布や小道具が選ばれています。また一針一針を目で追うと細部に渡って心遣いが行き届いており、見ている側の心も潤い、たいへん温かい気持ちになります。
ボールの管理
「あっ!ボールがない!部活動の予算で買ったボールなのに!」とステージ上で頭を抱える部活動運営委員長。
先日の生徒朝会での一場面です。寸劇を披露した後、体育委員長により、昼休みのボール貸し出しについて、生徒評議委員会で決定したことが全校生徒に向けて周知されました。校内で生じていた課題を皆で話し合って考えた改善策です。
サッカーボール、バレーボール、バスケットボールを各学年一つずつ、置き場を決めて体育委員が管理します。置き場は階段の踊り場や昇降口等の候補もありましたが、各学年フロアに決定。ボール収納ケースには管理カードも設置されています。
そして給食後15分間の昼休み。
グラウンドからは毎日、元気のよい声が響き渡ってきます。見るとサッカーボールを懸命に追いかける姿や円になって男女一緒にバレーボールを楽しむ姿があります。限られた短い時間ではありますが、仲間と思いっきり遊ぼうという様子は何とも清々しく、微笑ましい限りです。
誰か困る人が出ないように、皆でルールを決めてお互いに気持ちよく活動しようと方策を考え、それを実現した生徒たちに拍手。
ガスバーナーに挑戦
1年生の理科の授業。今日はガスバーナーを初めて扱うため、学校運営協議会「地域活動部会」より地域のボランティアの方にお手伝いに入っていただきました。1クラス40名近い生徒が、グループに分かれて一斉に火を扱う授業であり、教科担当は大助かり。
まず、各テーブルの元栓を開けることから始まります。次にコックを開けて、すったマッチの火を近づけます。難なくマッチをすって火をつける姿に感心。しかしその火がなかなかガスにつかずに苦戦する姿も。
教科担当の説明をよく聞き、実演をしっかり見て、グループ活動では仲間と声をかけ合いながら練習を繰り返す1年生。すっかり中学生らしくなり、日々の成長を感じました。
青空のもとで数学の授業
青く澄み切った青空のもと。松林の向こうに、太陽の光を受けてキラキラと輝く海を眺め、心地よい海風に吹かれながら「屋上に出るのは初めてです!」「ここで給食を食べたい!」と3年生。
数学「相似の利用」の学習。
まず、校庭に出て「校舎の高さを求めるには?」に挑戦。自分の身長に対する影、そして校舎の影の長さを測定し、相似比を用いて校舎の高さを割り出すという方法を見出します。
各々校舎の高さを推測した後、皆で屋上へ移動し、巻き尺を垂らして高さを測定。そして1学期に学んだ「近似値」やピラミッドの高さの測り方、マンションの影が近隣住民に及ぼす影響等も話題に上がり、実生活の事象と結びつけます。
最後に皆で記念撮影。清々しい表情、穏やかな笑顔が溢れる良いひと時でした。
二宮中学校マスコットキャラクター
「ニノバード」です!