教育実習生の授業4(最終回)
この日は、1年生の英語を担当している実習生が、「夏休み、どうするの?」といった場面を題材に、「What do you ~?」の表現について、会話の中での聞き取りや発話をしたり、自分事として簡単な作文に活用したりすることをねらって授業していました。
ところで、各教科の授業で日々学んでいることは、それぞれ独立したものであることはあまりなく、「単元(たんげん)」というまとまりを構成する一つひとつの知識・技能・考え方であるといえます。
英語科において、「アルファベットを読み書きする」「単語をたくさん覚える」「文法を理解する」「リスニングを練習する」「例文をまねて作文する」といったことの一つひとつが大切な知識や技能であることは確かなのですが、それらはあくまでもばらばらな学力です。
そこにストーリー性が加わると、たとえば相手を伴うコミュニケーションや、そうとも限らない情報収集や発信といったことが学習のテーマとなった場合、「その場に応じてうまく『話す』『聞く』『読み取る』『書く』ことをできるようにしたい、できるようになりたい」ということがゴールとなります。
今日の授業は、まさに単元の最後にあたる部分で、まとまりとしていろいろ学んだことを生かし、夏休みの過ごし方について交流する内容でした。教科書を使って文字や音声からの読み取り・聞き取りをするだけでなく、クイズやカードを使ってゲーム性を楽しむ中、聞いたり話したりする必然性を自然とつくっているのです。タイミングを見計らって活動内容を変えていき、楽しくも目的意識のある学びの1時間となっていました。