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第78回卒業式

校庭の桜のつぼみが膨らみ、春の息吹が感じられる311日(水)、78回目の卒業式が行われました。3年生にとって、二宮中学校で学ぶ最後の日となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緊張した面持ちで入場してきた生徒たちは、証書授与に臨む際、様々な思いで順番を待ち、証書を手にしたことと思います。「あぁ、いよいよ中学校生活が終わるんだ」という感無量な気持ち、「最後までしっかりキメるぞ」という意気込み、ほかにもいろいろな思いが渦巻いていたことでしょう。

 

 

 

 

 

 

在校生代表からの「お送りのことば」、卒業生代表からの「お別れのことば」。ともにそれぞれの立場から互いに関わり合った思い出とこれからの抱負を、自分の言葉で力強く語っていました。

私からは、これから高校へ進み、その後予測困難な変化が続く社会を生きていく卒業生へのはなむけの言葉として、数学者の森 毅さんのことばを送りました。

 

「心の座標軸を動かしてみよう。そしたらもっと自由に柔軟な発想で考えることができ、楽しく心豊かに過ごせるかもしれない。」

 

(以下、「学校長のことば」の続きです。)

 数学の授業で皆さんは「座標」を学びました。横軸のX、縦軸のY。これによって、点(ポイント)がどこにあるかが決まります。森さんは、私たちの心にも、物事を見るための「座標軸」があると言っています。

 人は生きていく中で、知らず知らずのうちに自分だけの座標軸を作り上げます。「自分はこういう人間だ」「勉強とはこうあるべきだ」「普通はこうするものだ」という、目に見えない固定観念です。しかし、その軸が固定されすぎてしまうと、そこから外れた時に苦しくなったり、他人の考えを認められなくなったりします。

 森毅さんは、「その軸を動かしてもいいんだよ」と教えてくれています。

 例えば、何かに失敗したとき。それを「マイナス」という軸だけで見るのではなく、座標軸をくるりと動かして、「成長のためのデータ」という新しい軸で見てみる。

 あるいは、意見の合わない友人と出会ったとき。「自分と違う=敵」という軸ではなく、「自分にはない視点を持つ=発見」という軸に置き換えてみる。

 これから皆さんが進む高校生活、そしてその先の社会は、予測困難な変化が続く時代です。一つの価値観に縛られ、正解を一つに絞り込もうとすると、壁にぶつかることもあるでしょう。そんな時こそ、この言葉を思い出してください。

 「心の座標軸を動かしてみよう」。

 視点を変える勇気を持つことで、世界は一気に広がりを見せます。柔軟な発想は、皆さんを自由にし、困難さえも「楽しさ」に変えていく力になるのです。

 皆さんの前には、まだ誰も描いていない、真っ白な座標平面が広がっています。どうか、自分を決めつけず、しなやかに、そして軽やかに、自分だけの豊かな人生を描いていってください。

 皆さんが、自分自身の「心の座標軸」を大切にしながら、よりよい社会を築く一員として活躍することを心から期待しています。(以上、「学校長のことば」の引用終わり。)

 

卒業式の日を無事に迎えられたのも、保護者の皆様の、子どもたちへの深い愛情とご支援、学校へのご理解・ご協力があってのことです。併せて、地域をはじめとする関係の皆様にも、日頃から温かく見守っていただくともに、様々なご指導・ご支援をいただいてきたおかげでもあります。今後も家庭・地域・学校が互いにつながり合い、子どもたちが健やかに成長していけますよう、ご理解・ご協力、ご指導・ご支援のほど、よろしくお願いします。

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