ホテルを出発後、まず金閣寺に向かいました。
室町時代の足利氏の栄華を誇る全面金箔張りのつくりは、きらびやかであるとともに荘厳でした。

続いて清水寺です。「清水の舞台から飛び降りる」という慣用句のとおり、舞台の欄干からの眺めは京都を一望することができる高さがあることを実感しました。また、本堂や舞台を支える柱の麓から見上げると、逆の視点からその高さを改めて実感しました。さらにこれだけの建造物に釘が1本も使われていないのは驚きでした。




続いて参道の途中にある工房で、湯飲み茶碗の絵付け体験をしました。



素焼きの湯飲み茶碗に鉛筆で下書きし、用意された2色の粉絵の具(赤と青)で絵付けしていきます。本焼きの際には、鉛筆の下書きが焼け落ちるのはよいとして、絵付けの部分については、普段使っている水彩絵の具やアクリルガッシュとは勝手が違い、色合いや濃淡が変わるようです。出来上がりが楽しみですね。
湯飲み茶碗という小さな円筒形に絵をデザインする難しさ、普段使わない小筆を用いて2色の絵の具で表現する難しさもあってか、みんな終始真剣な態度で取り組んでいました。






見学地の最後は三十三間堂でした。撮影禁止区域であるため、全長約120mの本堂の長さと1,001体の千手観音立像をビジュアルにお伝えできないのが残念ですが、長い回廊伝いにひたすら並ぶ観音像をゆっくりと歩きながら眺めていると、なんだか無心になれる気がしました。といっても私が悟りの境地に至るには程遠いでしょう。
この3日間、現地では天候に恵まれ、まさに旅行日和でした。普段は資料として見るしかなかった名所旧跡、友達と食べるすき焼きやビュッフェ形式の食事、遅くまで語り合おうとするうちにいつの間にか寝付いてしまったホテルの夜、事前学習をしながらも現地の状況によって行動判断を迫られたタクシー利用の班別行動など数え切れないほどの経験一つ一つが、この修学旅行での思い出となり学びとなりました。
その一つ一つの具体は一人一人とらえが違うことと思いますが、このような経験を得るにあたり、関係業者の皆様のご尽力をはじめ、子どもたちを送り出してくださった保護者の皆様に感謝申し上げます。