学校からのお知らせ

卒業式を彩ってくれた花を学校作業員さんが大事に活け直してくれているおかげで、ボリュームは小さくなりましたが相変わらず春の華やかさを演出してくれています。

 

 

 

 

 

入学式の式場となる体育館の前に生えるソメイヨシノの木も満開の状態で、新入生の登校を待っています。

 

今日一日雨予報だったのが、薄曇りながらもさわやかな朝です。

いよいよ令和8年度の始まりです。

 

昨日までに新聞等で発表があったように、この3/314/1付けで教職員の人事異動がありました。子どもたちが4/6()の始業式を皮切りに新しい学年・学級で学校生活を始めるように、私たち教職員も、今日の4/1(水)を皮切りに新しい学校で、新しい学年で、職員室の新しい席で仕事を始めます。

異動があった教職員が町役場で行われる辞令交付式から戻った後、いよいよ新しいメンバーが勢ぞろいとなります。それまでの間、職員室は「席替え」の準備です。

 

三寒四温もいよいよ終わりでしょうか。年末に植えたチューリップも満開です。

昨日まで小学校6年生だった新中学1年生の皆さん、そして同じように中学校3年生だった新高校1年生の皆さん、進学おめでとうございます。環境が大きく変わることを前向きにとらえて一歩踏み出してください。

新中学2・3年生の皆さんは、二宮中学校という器は変わりませんが、進級・クラス替えなど、関係性・つながりが大きく変わる中、心機一転して、新しい気持ちで4/6()にお会いしましょう。

卒業生入退場口の両サイドを彩ってくれた花は、PTAからお祝いとしていただいたものです。

これを、学校作業員さんに活け直していただきました。

校庭の桜のつぼみが膨らみ、春の息吹が感じられる311日(水)、78回目の卒業式が行われました。3年生にとって、二宮中学校で学ぶ最後の日となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緊張した面持ちで入場してきた生徒たちは、証書授与に臨む際、様々な思いで順番を待ち、証書を手にしたことと思います。「あぁ、いよいよ中学校生活が終わるんだ」という感無量な気持ち、「最後までしっかりキメるぞ」という意気込み、ほかにもいろいろな思いが渦巻いていたことでしょう。

 

 

 

 

 

 

在校生代表からの「お送りのことば」、卒業生代表からの「お別れのことば」。ともにそれぞれの立場から互いに関わり合った思い出とこれからの抱負を、自分の言葉で力強く語っていました。

私からは、これから高校へ進み、その後予測困難な変化が続く社会を生きていく卒業生へのはなむけの言葉として、数学者の森 毅さんのことばを送りました。

 

「心の座標軸を動かしてみよう。そしたらもっと自由に柔軟な発想で考えることができ、楽しく心豊かに過ごせるかもしれない。」

 

(以下、「学校長のことば」の続きです。)

 数学の授業で皆さんは「座標」を学びました。横軸のX、縦軸のY。これによって、点(ポイント)がどこにあるかが決まります。森さんは、私たちの心にも、物事を見るための「座標軸」があると言っています。

 人は生きていく中で、知らず知らずのうちに自分だけの座標軸を作り上げます。「自分はこういう人間だ」「勉強とはこうあるべきだ」「普通はこうするものだ」という、目に見えない固定観念です。しかし、その軸が固定されすぎてしまうと、そこから外れた時に苦しくなったり、他人の考えを認められなくなったりします。

 森毅さんは、「その軸を動かしてもいいんだよ」と教えてくれています。

 例えば、何かに失敗したとき。それを「マイナス」という軸だけで見るのではなく、座標軸をくるりと動かして、「成長のためのデータ」という新しい軸で見てみる。

 あるいは、意見の合わない友人と出会ったとき。「自分と違う=敵」という軸ではなく、「自分にはない視点を持つ=発見」という軸に置き換えてみる。

 これから皆さんが進む高校生活、そしてその先の社会は、予測困難な変化が続く時代です。一つの価値観に縛られ、正解を一つに絞り込もうとすると、壁にぶつかることもあるでしょう。そんな時こそ、この言葉を思い出してください。

 「心の座標軸を動かしてみよう」。

 視点を変える勇気を持つことで、世界は一気に広がりを見せます。柔軟な発想は、皆さんを自由にし、困難さえも「楽しさ」に変えていく力になるのです。

 皆さんの前には、まだ誰も描いていない、真っ白な座標平面が広がっています。どうか、自分を決めつけず、しなやかに、そして軽やかに、自分だけの豊かな人生を描いていってください。

 皆さんが、自分自身の「心の座標軸」を大切にしながら、よりよい社会を築く一員として活躍することを心から期待しています。(以上、「学校長のことば」の引用終わり。)

 

卒業式の日を無事に迎えられたのも、保護者の皆様の、子どもたちへの深い愛情とご支援、学校へのご理解・ご協力があってのことです。併せて、地域をはじめとする関係の皆様にも、日頃から温かく見守っていただくともに、様々なご指導・ご支援をいただいてきたおかげでもあります。今後も家庭・地域・学校が互いにつながり合い、子どもたちが健やかに成長していけますよう、ご理解・ご協力、ご指導・ご支援のほど、よろしくお願いします。

「花の和」の方々が活けてくださいました。

2007年、カナダ・ノバスコシア州の高校で、ピンクのポロシャツを着て登校した男子生徒がいじめを受けました。それを見た上級生2人が75枚のピンクのシャツを購入し、翌日クラスメートに配布。多くの生徒がこれに応えてピンクのアイテムを身に着け、学校中がピンク色に染まったことでいじめが自然消滅したという実話に基づきます。(Googleによる検索。)

 

 さて、本校では、学校全体でいじめに対する意識を高め、いじめを防止することを目的として、昨年度から取り組んでいます。今年は2月26日(木)に実施し、当日に向けて各委員会でいじめを減らすための企画を計画し、生徒評議員会で共有、全校で取り組みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、全校生徒に周知するため、3学期に生徒会本部役員のメンバーで寸劇を行い、各委員会の取り組みを各委員長が発表しました。学年単位でもいじめについての意識を記した寄せ書き等のポスターを作成するなど、当日に向けて生徒たちの意識が高まっていくのを感じました。

本番当日のみ校内でピンクのものを着用してよいこととしましたが、生徒たちの様子を見ていると、みんなそれぞれ表現の仕方がありました。全身ピンクに包まれている子、こぢんまりとリボンをつけている子など、実に様々でしたが、互いにその主張を受け入れ、自然な形で一日の空気が流れていきました。

この日、3年生は、本校PTA主催による防災体験の機会をいただきました。

日頃の学校生活では、「防災」といえば避難訓練。火災や地震、津波などの天災が起きたときの避難行動を毎年訓練しています。この避難は、「指示に従い乱れず速やかに行動する」ととらえれば「受け身」と考えられますが、「情報を待ってから逃げる」という態度が遅れを生むため、いかに自ら考え動くかが重要視されています。そのような中、この日の体験は、更にもう少し踏み込んだ能動性や判断力を必要とする実践的なものでした。

 

当日の企画運営に際し、二宮町防災安全課をはじめとする関係の皆さんにご協力いただきました。

●水消火器体験:身近なところで発火した際の初期消火行動を体験しました。大声で周囲の人たちに協力を呼びかけることと、消火器の扱い方や基本姿勢を学びました。

 

 

 

 

●がれき撤去:がれきの下敷きになった人を救出することを想定し、ドローンにより被災地内部を安全に偵察すること、ジャッキアップによりがれきを持ち上げ被災者を救出することなどの体験をしました。

 

 

 

●簡易トイレ設営体験:段ボール製の組み立て式のトイレを組み立て、内部に袋をセットして座ってみたり、野外で使用することを想定して着替え用のテントを個室に見立てて入ってみたりしました。

 

 

 

●応急手当体験:心肺停止状態の人に対し、AEDを用いた応急処置として心臓マッサージを行う体験をしました。

 

 

 

 

 

●煙体験:煙を充満させた大きなテントの中に、ハンカチで口をおさえながら、低い姿勢で入っていきました。白い煙とはいえ、周囲がほとんど見えない状態で、生徒たちは怖かったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもたちは、成人するまでは親御さんに保護される立場といえるかもしれません。体力や判断力など未熟な状況では、完全に自力で生き残ることは難しいかもしれません。しかし、もうすぐ中学校を卒業し、ますます大人に近づいていく15歳の生徒たちにとって、この日の体験は強烈な印象であり、判断力のもととなる原体験となるでしょう。

「花の和」の方々が活けてくださいました。

学校でもチューリップの栽培をしています。(一番下のプランターの写真です。)

 

小学校では「おはなし会」という読み聞かせをしてくださる機会が年間で何度もありました(学年により回数の差はあります)が、中学校でも1年に1回、そのような機会があります。

この日、小学校でおなじみの「にのみやおはなし会」の皆さんがお越しくださり、中学生なりの新しい本の読み方、いわゆる「お話」以外のジャンルも含めた本の紹介など、中学校ならではの「おはなし会」が展開されました。

 

 

 

 

 

 

 

忙しい日常生活のうえ、子どもでもデジタル端末を扱うことが当たり前の状況で「読書離れ」が叫ばれている中、子どもたちは新鮮な気持ちで読み聞かせを聞いていました。本校では毎朝830前後に、短時間ではありますが読書の時間を設けています。朝練後や登校後にひと息ついた後、心を落ち着けて1校時に臨むことにもひと役買っていますが、その大切なひとときに読む「次の本」のヒントになったでしょうか。

この日、3年生は、かながわ中央消費生活センターの方々をお招きし、昨今の消費者トラブルを事例に、賢く安全な消費生活を送るためのお話をいただきました。

現在、かなり多くの中学生がインターネットにアクセスできる自分自身の端末を持っている中、ネット通販やゲーム等の課金にまつわるトラブルが非常に多くなっているとのことです。悪徳な通販等のサイトに仕掛けられた巧妙な罠にかかって高額な金銭を振り込むようなことがないよう、「あなただけ」「今だけ」「特別」という言葉に注意すること、「楽して儲かる話はない」ことを教わりました。

また、18歳になればクレジットカードの契約をして使用することができますが(高校生は原則不可)、現金を持ち歩く必要がなくなる便利さはあるものの、リアルな買い物をしている感覚が薄くなること、クレジットカードの使用は本人限りであって家族でも貸し借りは厳禁であることを教わりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒によっては、進学先の学校の許可を得てアルバイトをしようという子が出てくるかもしれません。自ら働いて賃金を得ることの喜びと大変さを味わうとともに、保護者の方々の日常に思いを馳せることができるようになるでしょう。

卒業・進学は、そんなひと回り大人になる節目となりますが、生活様式や行動範囲が変わるに伴い、「消費~お金を使う~」ことについても様子が変わってくると思います。しかし、この「消費」というものは、生徒たちの日常生活の安全・安心や信用問題にも関わってくる大きなテーマです。ぜひ、ご家庭でも話題にしてください。

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