「花の和」の方々が活けてくださいました。
本校では、他の中学校で「体育祭」「文化祭」と別々に呼んでいる行事を、「汐鳴祭」という「学校として育てたい生徒集団と個の姿」という大きなくくりの中で「体育の部」「文化の部」として位置付けています。
汐鳴祭は、
・学級を母体とした取り組みを通して、一人ひとりの力を結集する
・さまざまな活動を通して、互いに認め合い、支えながら高め合える集団をつくる
ことをねらいとしており、生徒会の決定により、今年度のスローガンを
「 挑戦無限~夢中で駆けろ汐鳴の舞台~ 」
としました。
さて、「体育の部」はいよいよ来週の22日(木)に迫ってきています。これまで、体育の授業や昼休みの一部を利用してコツコツ練習してきましたが、今日から午後2時間の授業と放課後の時間を使って本格練習に取り組んでいます。
大縄跳び(ジャンプ)とリレーは各学年ともに共通して全員が参加するのですが、生徒たちと担任の先生の間で交わされる作戦会議、タイミングよく縄を回して跳び続けるための掛け声、流れるように受け渡したいバトンパスなど、どのクラスの熱がこもっています。
「花の和」の方々が活けてくださいました。
4/15、4/17の2日間にわたり、全国学力・学習状況調査を行いました。
この調査の目的は
- 全国規模で生徒の学力や学習に取り組む様子について把握し、学校での今後の指導の方向性を検討すること、
- 生徒自身が自らの状況をよりよくしていこうと自覚するきっかけとすること
と考えています。
1日目は、質問紙と理科に取り組みました。
質問紙は、日頃取り組んでいる学習の様子に関して様々な設問に回答するものです。インターネット経由で設問のサイトにアクセスしたタブレット端末で回答していくものですが(CBT:Computer Based Testingといいます)、最近アンケートの回答がこのような方式で行うものが増えており、生徒たちは何の苦もなく回答していました。
理科は3年おきに調査しており、今年はその調査年度に当たります。これまで教科の学力調査は、紙面の問題を読み解き、紙面に解答する方式でしたが、2年前に英語のスピーキングの解答でCBTが導入されて以来、今年度は理科でもCBTによる出題・解答となりました。
画像や動画によるリアルな表現による主題は、主題の背景をよりよくイメージし、学習したことの想起や学習意欲などの向上に役立っていくのでしょうか?それとも、機器操作に気を取られすぎて、本来の思考や解答(回答)の表現に力を注ぐことがしにくくなってしまうのでしょうか?
生徒の率直なとらえを知りたいと思う一方で、今後、国語や数学でもCBTが導入されることが国の方針として予定されているため、CBTなりのメリットを学校としても見出していきたいと思います。
2日目は、国語と数学に取り組みました。
これまでどおり、紙面による主題、紙面への解答です。慣れた形式による受検ではありますが、教科の特性もあり、知識そのものを問うよりは、問題を読み解く中で考えたことを適切に表現することを求められるかたちとなっています。
また、理科の出題のときとは異なり、動画や画像などビジュアルな支援がないためか、後半になるとかなり疲れてしまい、やり抜く集中力を保つのが厳しそうな生徒もいました。
いずれにしても、これで今年度の全国学力・学習状況調査は終わりました。3年生の皆さん、お疲れさまでした!
3年生の修学旅行は、5/31(土)~6/2(月)にかけて、奈良・京都方面に出かける予定です。
この日、2月に現地へ下見に行かれた先生方の報告会がありました。
中学生の修学旅行は小学生とは異なり、調べる力や判断力・行動力が格段に上がり、また日程も1日分長いので、行程の自由度が大きくなります。そのような中、まずは全体で行動する部分のみ、旅行の準備学習のイントロとして説明していただきました。
グループのメンバーで地図を見て、二条城や清水寺など名所旧跡を探しながら、すでに旅行している気分になっている生徒もいたかもしれません。
このレクチャーの後、班別行動で巡りたいところをいろいろと調べ、検討することになります。行程の自由度が高くなる分、各自が主体的に調べ、意見表明し、友達との折り合いをつけていくことによってはじめて意義深く楽しい修学旅行となります。これからひと月半余り、中身の濃い準備ができるよう期待しています。
1学期が始まって4日目です。
各学級・学年では、「ニノナビ」を使って学習の仕方を確認したり、学級目標を話し合って決めたり、プロフィールを書いたりするなど、よい学級・学年のための基盤づくりに励んでいます。
また、生徒と担任、あるいは生徒同士が和やかな雰囲気で早く打ち解けることができるよう、クイズなどをしているクラスもありました。
「花の和」の方々が活けてくださいました。
4月7日(月)午後、123名の生徒が全員出席し、入学式を執り行うことができました。
当日、朝は柔らかい日差しでしたが、午後から天候が変わって時折雷が鳴る中、儀式の厳粛さも相まって身の引き締まる思いでした。
式辞として、こんな主旨のことを話しました。
- 新しい生活が始まるにあたり、期待も不安もあると思いますが、どちらもこれからの人生に必要な過程であり、そのバランスをとれるようにしようとするのが中学校生活です。
- 貴重な3年間で考えてほしい3点の1つ目は、「どうしたら『誰もが』『安心して』『豊かに』生活できるか?」
- 2つ目は、「自分の考えたことを世の中にどう働きかけたらよいか?」
- 3つ目は、「多くの人とのかかわりの中で考える」ということです。
- 困ったり悩んだりしたときは、身近にいる多くの先生や先輩に相談しながら解決していきましょう。
- ちょっとの失敗は経験としてその後の人生に生かし、大人への階段を一歩一歩上っていきましょう。
PTA会長さんからは、「自己否定や大人への反抗心も生じるこの年頃に、挑戦や失敗は自らの成長に一つ一つ意味がある」という主旨の激励の言葉をいただきました。
「二宮中での一番の思い出にしたい祝祭」という意味が込められているN-1 FIESTA。
例年10月の汐鳴祭文化の部当日の「後夜祭」が、名前を変えて本日予定通り行われました。
ノリノリの生徒会長の挨拶から始まり、元気のよい司会者に紹介されて、歌、ダンス、バンド、ミュージカル、楽器の演奏、お囃子、漫才などなど、その多才ぶりがステージ上で発揮されました。照明も効果的に加わって、体育館は大盛り上がり。
最後のダンスグループには、なんと3年学年主任が登場。会場一体が熱狂に包まれて無事終了。と思いきや、突然1・2年生から感謝の気持ちを込めて3年生に合唱のプレゼント。何とも温かい歌声が体育館に響き渡りました。
生徒会が中心となり作り上げてきたこの企画。全校生徒の力が結集されて大成功でした。生徒たちの持つパワーに圧倒された、たいへん心に残る幸せな時間となりました。
今回の企画を振り返り「職員の仲の良さが大きいです。」と生徒たちの活躍に添えた生徒会担当職員のコメントも
嬉しい限り。
2月25日(火)二宮町防災安全課、二宮町消防、秦野市QQ防災クラブの皆様のご協力のもと、PTA主催の「3年生防災教室」が行われました。
能登半島地震被災地応援職員による報告、二宮町の風水害についてのお話の後、心肺蘇生法・AED、煙体験、防災備蓄品の豆知識等に加えて、今年度は新たに建物等の下敷きになってしまった人の救助法について学びました。
「人形を使うより人間の方が、生徒の目つきが違いますから」と準備された人形を傍らに追いやり、なんと自ら木材の下敷きになっては生徒たちに救助されるということを繰り返してくださった防災安全課の職員。生徒も「てこの原理を使えばいいんだ!」とひらめいたり、「痛くありませんか?」と声をかけたりするなど、真剣な表情で救助活動の訓練に臨んでいました。
災害時も地域の大きなマンパワーになる中学生への期待は高まります。
地域の皆様、本日はこのような機会を設けていただきまして、ありがとうございました。
二宮中学校マスコットキャラクター
「ニノバード」です!